2013年12月16日月曜日

意欲を高めてくれる英語の言葉

皆さま、こんにちは。ねこです。
一人旅に出かける日が近づいてきました。
ワクワクしている反面、
ふと、こんなことを思うときがあります。

家で猫を抱えながらこたつに入り、
のんびりとテレビでも見ながら、穏やかにお正月を迎えたほうが、
お金もかからないし、疲れないし、幸せなんじゃないかしら…と。

そう思っていた矢先、素敵な言葉に出会いました。
以前、インタビューのテープ起こしをした
アメリカ人作曲家、マリア・シュナイダーさんの言葉です。
正確に言うなら、彼女に影響を与えた本、
「Finding Serenity in the Age of Anxiety」
書かれていることです。

マリアさんが語った言葉は、こんな感じです:

"In that book, the author talks about three zones, the rest zone, the comfort zone, and the growth zone.  And he talks about fear.  He said that we become so scared to face things we don't know how to do.  But you can't grow unless you face the fear and do something.  Then all of a sudden, it's like "Oh!  I can do that!"  Then you can get that high.  But a lot of people just hang out in a comfort zone, and they get more and more scared, and they hang out even more and more to the comfort zone, and they get depressed.  Because, without the feeling of growing, you get depressed.  And unless you face your fear, you can't grow.  And the more scared you get, the less able you are to face your fear, and it's just kind of a loop."

日本語で簡単にまとめると、こういうことです。

「著者は、休息のゾーン、快適なゾーン、成長のゾーンという3つのゾーンがあると言っている。やり方がわからないことに出会った時、私たちは恐怖を感じる。恐怖に立ち向かわなくては、私たちは成長できない。だけど、多くの人は、快適なゾーン留まろうとするので、そこから出て行くことが余計に怖くなる。しかし、快適なゾーンに留まっていると、どんどん気分は沈んでいく。なぜなら、人は成長しているという実感がないと、気分が沈むものだから…」

テープ起こしをしたのは、今年の春ごろでしたが、
あらためて、録音を聴いて、英文をまとめる機会があり、
再び彼女の力強い語り口に痺れました。

そうだ! 挑戦することを恐れてちゃいけない!
(まあ、恐れちゃいないけど、面倒くさがるのもいけない!)
というわけで、こたつでぬくぬくもいいけれど、
やっぱり、頑張って旅をして、
いっぱいいい写真を撮ってこようと思ったねこなのでした。

・・・・・

マリア・シュナイダーさんの来日公演が、
いよいよ明日からスタートします。
場所はブルーノート東京。
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/maria-schneider/

マリア・シュナイダー・ワールドに、
どっぷり浸ってきます♪

※インタビュー(挟間美帆さんとマリア・シュナイダーさんの対談)は、
今年の「Jazz Life」7月号と8月号に、掲載されています。
ジャズ喫茶などに行けば、バックナンバーが見つかるかしら。^^