2023年4月22日土曜日

Kindleの電子書籍をスマホで読んでみよう!

皆さま、こんにちは。ねこです。電子書籍が普及して随分経ちますが、「Kindleとか、使ったことないです」という人も、まだまだいらっしゃいますよね。Kindleの電子書籍は、スマホやタブレット、パソコンのKindleアプリで読めるんです。

ただ、買い方にちょっとコツがあります。AmazonのアプリやKindleのアプリから購入するのではなく、ChromeやSafariのブラウザ上でAmazonのホームページを開いて、そこで購入したものを、Kindleのアプリで開いて読むという形になります。

なぜ、そんな面倒なことになっているかと言うと、アプリ経由でコンテンツを販売すると、Amazonは、GoogleやAppleに30%の手数料を払わなくてはいけないので、それを避けるためにアプリ上で購入できなくしているという「大人の事情」があるそうな。

さて、スマホのKindleアプリで電子書籍が読めるというのを初めて知った方も、前から利用している方も、この機会に、新刊「英語のプロは何をしてきたのか 2003」を読んでみませんか。


2015年に出版した「英語のプロは何をしてきたのか」に最新のアプリ情報などを加え、大幅アップデートしたもので、ChatGPTの活用についても、少しページを割きました。先日のブログに掲載した記事も載せています。

「ChatGPTを翻訳支援に使ってみた」

元々、英語をスラスラ話せたわけではなく、コミュニケーションでさんざん苦労をして、いっぱい悔しい思いをしてきたからこそ伝えられることがある。そう思って、心を込めて書きました。ちょっとトライしてみようかなと思うきっかけになったら嬉しいです。


~目次~
はじめに

第1章 英語上達に向けて何をするか
 目標を決める
 英語環境を作る
 オーバーラッピング
 シャドーイング
 コピーイング
 単語を覚える
 NHKの語学講座を活用する
 ニュースを活用する
 海外ドラマや映画を活用する
 発音の基本を押さえる
 辞書を活用する
 英語学習用アプリを活用する
 ChatGPTを活用する

第2章 TOEIC対策
 準備編
 本番編

第3章 字幕翻訳者としての英語人生
 紆余曲折の英語人生
 日本映像翻訳アカデミーへ
 デビューから今まで
 ChatGPTを翻訳支援に活用する

第4章 通訳案内士としての英語人生
 英語を話すのは大の苦手
 通訳案内士試験に再挑戦
 ガイド試験の受験対策
 合格してからのこと今やっていること

おわりに
巻末付録<こんなふうに聞こえるリスト>

<本日のおまけ>
ChatGPTは思いのほか保守的でした(笑)。拡大して楽しんでくださいね。

2023年4月19日水曜日

「ルクスを感じる」という表現

皆さま、こんにちは。ねこです。Time Out Tokyoことりっぷのメルマガで、観光の最新情報をチェックしているのですが、今朝、Time Out Tokyoから届いたメールの表現がものすごく引っかかりました。

ルクスを感じてゆったりくつろげる店

へっ?? 「ルクス」が光に関係する表現なのはわかるので、窓が大きかったり、テラス席だったりと、太陽の光があたる明るい店というのは簡単に想像できたのですが、でも、「ルクスを感じる」って、普通言うかぁ???

そう思って検索してみたところ、2023年3月29日に、日本テレビ系「上田と女が吠える夜」で藤原紀香さんが、基礎体温を上げる温活の話の中で、「ルクス」という言葉を連発していたのだとか。ううむ、なるほど。Time Out Tokyoは、あえて、その話題の表現を使ったんでしょうね。

字幕翻訳の場合、数年後にも視聴されることを意識する必要があるので、基本的に流行りの表現は使えません。でも、今はどんどん即時性が求められる時代。SNSの動画に字幕を付けるとしたら、話題の表現を使いまくるのもアリなのかもしれませんね。


写真は先日行ったソラマチのイザーレ・シュウ・チエロルクスを感じる空間で、お料理もすごく美味しかったです♪

#ルクスを感じる #日本語表現 #翻訳 #字幕翻訳

2023年4月14日金曜日

ChatGPTを翻訳支援に使ってみた

【重要な注意事項】ChatGPTに入力した文字列は、検索結果として利用される可能性があるため、公開前の映画やドラマの台本などの文字列を入力することは情報漏洩につながります。ご注意ください!

皆さま、こんにちは。ねこです。今、話題のChatGPT、どんな風に翻訳に役立てることができるのか少し試してみました。現段階で言えることは、アウトプットされたものが、どの程度正しいかを判断する力が必要ということです。

例えば、日英翻訳の場合、こんな風に使ってみました。まず、訳したい文章をChatGPTで英語に訳します。訳文を見ると、直訳的な部分や、英語で言うならこの表現はない方が自然かもといった部分があるので、それを自分なりに適切な英語に書き換えます。その後、その文章をChatGPTに"Edit the following sentence"とお願いして校正してもらいます。

これで、わりといい感じの英文にはなるのですが、完成度が高いと思っていたその文章をネイティブにチェックしてもらうと、単語のニュアンスなどで、さらに修正が必要なところがありました。例えば、温泉についての文章で「癒やしの」という日本語に引っ張られて、ChatGPTは"healing"という単語を使っていました。しかし、"healing"は宗教的なものやスピリチュアルなニュアンスが強いので“therapeutic”や“nutrient-rich”という単語を使った方が適切とのことです。

つまり、サイト翻訳にChatGPTを使って、出てきた英文を貼り付けて終了!という使い方は、現時点ではできません。「おおよその意味を把握できればいい」ということなら、Google翻訳同様、使える場面はたくさんあるかと思いますが、宣伝や広告に使ってしまうと、かなりイタイことになる可能性があることを認識しておいた方がよさそうです。

次に英日の字幕翻訳に使ったらどうなるかを試してみました。"To know and not to do is to not know"というセリフを日本語字幕にする試みです。こちらのスクリーンショット、拡大して見られるでしょうか?


日本語に訳すところまでは、なかなかの出来です。ただ、「18文字以内」という指示を出したら「知るだけ無知」というおかしな文字列を出してきました。そこで「16字から20字の日本語字幕に」という指示を出し直したところ「知るだけで行動せず、無知と同じ。」という回答が出てきました(句読点まで入れると16文字)。ちなみに、私が作った字幕は以下のとおりです。

知っていてやらないのは
知らないのと同じ(19文字)

字幕翻訳の場合、ChatGPTが役に立つのは、むしろリサーチ作業の方かもしれません。先日、3人のネイティブに相談しても、適切な回答が得られないフレーズがありました。"get new logos"という表現です。ネット検索でも納得できる解釈が見つからず、結局、その時は、翻訳エージェントの担当者さんが「これは新規顧客を獲得するという意味じゃないですか?」という情報をくださり、無事、適切な字幕を納品できました。しかし後日、その質問をChatGPTにしてみたら、わずか数秒で正しい解釈を提示してくれたのです。

ただ、驚くべき神回答をしてくれる時もあれば、お腹を抱えて笑ってしまうようなトンチンカンな回答をしてくる時もあります。「金色夜叉の要約を教えて」と質問したら、こんな回答が出てきました。


「尾崎紅葉が書いた小説の」という情報を補足しても、このとおり。


これならGoogle検索の方がよっぽど正確な情報にたどり着けますよね。というわけで、現時点では、使う人の判断力が重要です。ChatGPTは「すごく物知りだけど、ちょっと天然な友達」というぐらいに思って、全面的には信頼せず、うまく付き合っていくのがよさそうです。

それと、自分がネット上に置いている情報で、パスワードなどがかかっていないものは、ChatGPTの回答として利用されてしまう可能性があるので、文書ファイルのやり取りなどは、これまで以上に慎重に行う必要がありそうだということも付け加えておきますね。

・・・・・

今回のブログは、これから映像翻訳を学ぶ方たちや、駆け出しの翻訳者さんたちへの応援の気持ちを込めて書きました。JVTAのメールマガジン1000号特別企画から、That's Interesting!を読みに来てくださった方、はじめまして! このブログでは、翻訳についてのことや、英語の学び方、海外でのお話などを中心に、さまざまな情報を発信しています。

2021年12月のブログに、字幕翻訳のお仕事に役に立ちそうな記事のリンクをたくさん載せてあるので、よかったら参考にしてくださいね。かなり古い記事もありますので、リンク切れなどはご容赦くださいませ。

翻訳関連記事のまとめ
https://interesting-languages.blogspot.com/2021/12/blog-post.html

また、近日中に「英語のプロは何をしてきたのか 2023」という電子書籍を出版します。その第3章「字幕翻訳者としての英語人生」で、字幕翻訳力を上げるために、どんなトレーニングをしてきたのかを紹介していますので、これは要チェックです♪

今、出版準備の最終段階なのですが、急遽、ChatGPTの情報なども追加することにしたので、4月18日頃に発売のご案内をしようと思っています。お楽しみに!

「英語のプロは何をしてきたのか 2023」

目次

はじめに

第1章 英語上達に向けて何をするか
 目標を決める
 英語環境を作る
 オーバーラッピング
 シャドーイング
 コピーイング
 単語を覚える
 NHKの語学講座を活用する
 ニュースを活用する
 海外ドラマや映画を活用する
 発音の基本を押さえる
 辞書を活用する
 英語学習用アプリを活用する
 ChatGPTを活用する

第2章 TOEIC対策
 準備編
 本番編

第3章 字幕翻訳者としての英語人生
 紆余曲折の英語人生
 日本映像翻訳アカデミーへ
 デビューから今まで

第4章 通訳案内士としての英語人生
 英語を話すのは大の苦手
 通訳案内士試験に再挑戦
 ガイド試験の受験対策
 合格してからのこと今やっていること

おわりに
巻末付録<こんなふうに聞こえるリスト>


※現在、Amazonでは、2015年に出版した「英語のプロは何をしてきたのか」と、これから出版する予定の「英語のプロは何をしてきたのか 2023」が表示されます。2023年版は予約注文ができる状態ですが、ChatGPTの情報を追加後、4月18日に正式にリリースのご案内をする予定です。予約注文をされる場合は、4月18日以降に再度、最新版のダウンロードをしていただくようお願いいたします。

2023年4月13日木曜日

骨折生活のまとめ vol.2

皆さま、こんにちは。ねこです。転倒から3週間が経ち、3月24日にレントゲンを撮ったところ、膝のお皿は、まだシマシマ状態でしたが、「膝を90度まで曲げてもOK」「体重をかけてもOK」ということになったので、かなり生活が楽になりました。松葉杖も自分の好きなタイミングで返却して構わないとのことだったので、数日のうちに返却しました。

松葉杖のあとに使い始めたのは、富士山にも一緒に行ったトレッキングポールです。まさか、こんなところで役に立つとは!(笑)

トレラン気分で今にも山を走れそうな気がしてきますが、歩行速度は時速1.5km前後。膝の固定具を外したらペースが上がり、4月9日には時速2kmぐらいになりました。ただ、500mぐらい歩くと疲れてしまうので、休み休みリハビリウォーキングをしています。

それから、YouTubeのリハビリ動画も参考にしています。

安定した歩きを目指す ~5種類のリハビリメニュー~
https://youtu.be/M1G_d5wHUVI


電車でドア付近の手すりにつかまって立っていられるようになったし、後ろに人がいない状態なら、じっくりタイミングを計ってエスカレーターにも乗れるようにもなりました。靴下も簡単に履けるようになったし、家の中では、杖を使わずに歩く練習もしています。

ただ、膝の痛みや違和感がなかなか消えないので、焦りや不安を感じることもあります。でも、できないことを考えるのではなく、できることを1つ1つ楽しみながら、焦らず復活していこうと思っています。

Everything happens for a reason.
(すべての出来事には理由がある)

今回、ケガでさまざまな苦労をしましたが、ケガをしなければ見えなかった世界が見えてきました。バリアフリーの観光についても調べ始めました。今、経験しているすべてのことが役に立つ日がきっとあるはずです。

東京観光バリアフリー情報ガイド


(4月14日追記)
ケガから6週間が経ってレントゲンを撮ったところ、驚きの早さで回復していて、前回のレントゲンと大きな変化がありました。ここからは、どんどん普通の生活に戻していく方向でリハビリを進めていいとのことです。やったぁ!!

骨折生活のまとめ vol.1

皆さま、こんにちは。ねこです。実は3月2日に自転車に乗っていて、交差点で止まりかけたところで、突風で煽られて転倒しました。翌日、整形外科でレントゲンを撮ったところ、膝蓋骨(しつがいこつ)骨折とのこと。膝のお皿に4箇所ほどヒビが入って、シマシマになっていました。医師の指示は「絶対に膝を曲げてはいけない」「体重をかけてはいけない」とのこと。

訪日観光の繁忙期だったので、慌てて各方面のガイド関係者に連絡を取り、すべてのガイド案件の代行を探しました。新人研修や交流会などでガイド仲間を増やし、いざという時に助けを求められるようにしておくことの大切さを痛感しました。当然ながら、数ヶ月間、ガイドとしての収入はゼロになってしまうので、字幕翻訳という、もう1つの仕事があって、本当にホッとしています。

さて、今回のブログでは「骨折で膝を曲げられない」という状態で、どんなことに困って、どんなことが役に立ったのかというお話を書こうと思います。こうした情報は使わずに済むのが理想ですが、同じ状況で困っている方のお役に立てればと思い、書くことにしました。

<松葉杖のこと>
松葉杖の使い方は整形外科でざっと教えてはもらえますが、歩き方のコツや、椅子に座る方法、階段の昇り方などをYouTubeで調べたら、かなり参考になりました。ケガの部位や状態によって、どれくらい体重をかけていいか変わってくるので、自分に合った情報を探すのが大切です。

「松葉杖の使い方」IMSグループ医療・介護のお役立ちサイトチャンネル
https://youtube.com/playlist?list=PLCi-9vnJjkXeJ_WxzTH87pXjC9ZKkptlD

家の中で松葉杖を使うと、意外なトラブルが多発しました。松葉杖って、すごく倒れやすいのです。キッチンのシンクに立てかけたらガス台の方に倒れてしまい、鍋の柄に当たって大惨事に…。壁に立てかけたら、プッシュピンで留めてあったカードなどをすべてなぎ倒してしまう…。運よくどこにも当たらなかったとしても、松葉杖が倒れるとすごい音がします。なので、家の中で、どこに置けば倒れないのかを早い段階でしっかり検討しておくことをオススメします。

<椅子のこと>
私の場合、リビングやトイレが1階で、自分の仕事部屋が2階なので、1日に6~8回ぐらい階段を往復する必要がありました。自宅の階段では松葉杖を使いにくかったので、階段ではT字の杖1本を使い、仕事部屋では、丸椅子に両手をついて、椅子をずらしながら移動しました。こういう丸椅子、案外便利です。


そして、ちょうど、仕事用のデスクチェアを買おうと思っていたタイミングだったので、こちらの椅子を購入。肘掛けがないので、座ったままラジオ体操ができます。腰痛対策にもオススメです。


椅子の話ばかりで笑ってしまいますが、もう1つ、すごく役に立ったのがシャワー用のスツールです。浴室でも使いますが、ざっと水気を拭いて着替えの時にも使います。


<靴下のこと>
日常生活で一番苦労したのは、靴下を履くことでした。片足の膝を一切曲げずに靴下を脱いだり履いたりするのは、バレリーナ並みに体が柔らかくないと、かなり大変なのです。世界で一番遠い場所が自分のつま先でした。靴下に杖を突っ込んで脱いでみたり、洗濯ばさみに紐を付けて引っ張ったり、トングで引っ張ったり、いろいろ悪戦苦闘をしましたが、実は靴下を履く補助具というのが、いろいろあるようです。


<モノを運ぶこと>
松葉杖を使っていると、両手がふさがってしまうので、ウエストポーチやリュックが大活躍しました。家の中でも、洗濯物をリュックに入れて洗濯機まで運び、洗ったものをまたリュックで運んで干しました。スマホや文庫本などを運ぶには、ウエストポーチが便利です。コーヒーを運ぶ時は、少し移動しては置き場所をずらして…という感じで、時間をかけて運びました。階段で3段上に置いては、自分が3段上って、また3段上に置いて…といった具合です。

外出時は、リュックを降ろすのが一苦労なので、小銭入れやスマホや鍵はウエストポーチに入れました。コンビニのビニール袋やエコバッグなども持てないことはないですが、歩くたびに前後に揺れるので、長い距離を移動するなら、ちょっと時間がかかってもリュックに入れた方がいいですね。コンビニやスタバのコーヒーは、買うことができませんでした。紙コップを受け取ったら、行動不能になっちゃいますからね(苦笑)。治るまでは、自販機のペットボトルで我慢です。

<駅と電車のこと>
公共交通の利用は、バリアフリー化が進んだことで、数十年前と比べたら格段に良くなっていますが、松葉杖で行動してみたら、いくつか意外な盲点がありました。それは、水平移動に驚くほど時間がかかることです。移動速度は人によって違いますが、私の場合は時速1km以下でした。(※Googleマップや物件情報の徒歩の速度は時速4.8km[1分=80m]です)

そのため、エレベーターやタクシーを利用できても、エレベーターまで移動する時間や、タクシー乗り場まで行く時間がすごくかかり、体力的にも負担になります。駅ビルでデパートの入り口まで行ったものの、エレベーターまでの距離や、エレベーターから売り場までの距離を考えて気が滅入ってしまい、買い物を諦めて帰宅したこともありました。

ケガなので、私が松葉杖を使うのは一時的なことです。しかし、年配者など杖を使って歩く方たちにとっては、バリアフリー化が進んでも、長い距離を移動することの負担が常につきまとうということです。これは、今後、介護などに携わる際に配慮すべき点だと感じました。時間がかかっても、本人が「運動になる」と考えるなら歩くのはいいことです。しかし、負担や苦痛になるようなら、気軽に車椅子を借りられるような世の中になると暮らしやすい気がしました。(※貸し出し制度はあっても、あまり知られていなかったり、お願いしにくかったりというハードルがありそうな気がします)

もう1つ、これまで考えたことがなかったのは、エスカレーターのことです。エスカレーターは松葉杖でも乗れそうな気がしますよね。しかし患部に痛みがある状態で、松葉杖でエスカレーターに乗るのは、かなり困難です。一度だけ昇りのエスカレーターで、人に松葉杖を持ってもらった状態で体を支えてもらい、タイミングを計って飛び乗るというのをやりましたが、かなり勇気が要りました。

ケガの部位や症状にもよりますが、私の場合、エレベーターがすごく遠い場合は、階段を利用する方が楽でした。ただし、松葉杖を1本、誰かに持ってもらい、片手で手すりをつかみ、片手で松葉杖を使うという形なので、単独で行動している時の階段利用はかなり難しかったです。

電車の優先席は、スマホを利用したいので座らないようにしていたのですが、2015年以降、「混雑時のみ電源」というルールに変わっていたんですね。なーんだ、そうだったのか。

どの席にいるとしても、膝をまったく曲げない状態で座席に座っているのは、なかなか不安です。足を投げ出している状態なので、うっかり蹴られたりしないようにケガした脚の両側に松葉杖を置いていました。これができるのは、早朝やお昼の車内がガラガラな時間帯だけ。混んだ時間帯に電車を利用するのは厳しそうです。

鉄道各社の構内図は、とても役に立ちました。事前にエレベーターの場所を確認しておくと行動しやすくなります。

<タクシーのこと>
タクシーが呼べるアプリ「GO≪ゴー≫」には大変お世話になりました。事前にクレジットカードの情報を登録しているので、あとは地図上で迎えに来てほしい場所、行き先を指定するだけ。到着後も、お金を出したり、レシートを受け取ったりせずに、ただ車から降りるだけなので本当に便利です。お友達紹介のプロモーションコードがあるので、まだ登録をしていない方は、ぜひご利用くださいね。

友達紹介コード
mf-uz75ha

かなり長い記事になってしまったので、一旦、ここで終わりにしましょう。続きはケガから3週間経ってレントゲンを撮ってからのお話です。