2019年7月31日水曜日

スクラッチマップで訪れた国をチェック

皆さま、こんにちは。ねこです。
以前、インスタで訪れた場所を削る地図
というのを見て気になっていたんですが、
なんとシドニーの空港で売っていました。

35ドル(約2,800円)もしたので
ちょっと悩みましたが、
一生に一度買えばいいものなので
多少の奮発はアリでしょう。

さて、中身はというと
白い薄紙に包まれて、
筒の中に入っています。
くるくるっとなっているので
カレンダーの要領で
逆にくるくるすると、
まっすぐになります。


このレターオープナーで
削っていくことにしましょう。


ニャンコと同居している方は
スクラッチされないように
お気を付けください。


では、始めて訪れた国、
イギリスからカリカリカリ。


その後、フランスとイタリアへ。


カリカリ、カリカリ…。


2000年には、35日間かけて
ユーレイルパスで
欧州をぐるっと巡りました。
懐かしいなぁ…。


アメリカは州ごとに分かれていますね。
州別の地図を見て場所を確認。


最初に訪れたのはロサンゼルスでした。
その後、フロリダに行きましたが、
ディズニーではなく
ケネディ・スペース・センターと
キーウェスト。
個人的嗜好が色濃く出ています(笑)。


2007年には、シカゴからロサンゼルスまで
ルート66を走破。
グランドキャニオンの
寄り道を入れると、
総走行距離は4,500キロ!


う~ん、アメリカ横断をしたわりには
結構、残ってますな。


カナダは、モントリオールと
トロントのみ。
でも、なんかかなり広い範囲を
削れちゃった。


最初は訪れた順番に
削ってたものの、
このへんで、すっかり順番は
どうでもよくなってます。

アジアは全然ですねぇ。
タイと香港と韓国。
あれ? 本当にこれだけ?
あっ、そうだ。
この間、シンガポールに寄ったけど
シンガポール、ちっちゃすぎる(笑)


グアムとサイパンは、
どれがどれだか見つけるのが
ちょっと大変でした。
しかも、削っても見えないし。


訪問国を数える時、
グアムとサイパンを
アメリカに含めることは
納得がいくものの、
ニューカレドニアは、
数えたくなっちゃいますねぇ。
フランスからは
あまりにも遠いし。


オーストラリアも
州で分かれています。
とりあえず東側だけ制覇。


そうそう、メキシコを
忘れてました。


トルコも、イスタンブールだけだけど
ニャンコたちに会いに行ったんだった。


南スペインから日帰りで行った
モロッコも忘れずにカリカリ…。



さて、強豪ロシアの登場です。


広すぎる…。


レターオープナーを
横に倒して、
広い面積を一気にカリカリ…。


よっこらしょと
逆さまにして…。


あっ、海岸線のところ
全部一気に削っちゃえば
よかったのか。
今まで丁寧に、
海岸線に沿って削ってましたよ。


はい、ロシア終了。


あっ、樺太と北方領土のあたりが
削りかけになってる(汗)。
とりあえず、日本と併せて
一気に削っちゃえ。


はい、完成!


左下にヨーロッパの
詳細地図があるけど、
これは、時間がある時に
じっくり楽しむことにしましょう。

で、シドニーの空港で買って
わりと苦労して持って帰ってきた
この地図なんですが、
Amazonで売ってました。
しかも、値段は同じ…。




今度、旅先で何か買う時は
先にネットでチェックしよっと(苦笑)。

2019年7月28日日曜日

旅の費用徹底解剖! 老後2000万円が必要でも旅を諦めない

皆さま、こんにちは。ねこです。
26日間の長旅に出ておりました。
行き先はオーストラリア。


そんなことを言うと、
「わあ、ねこさん、お金持ちね」
って思う人も多いかもしれません。

でも、実際はびっくりするほど
低予算のバックパッカー旅行。
今回は、旅の予算を
徹底解剖したいと思います。

※手っ取り早く金額だけ見たい人は
赤の文字を拾い読みしてください。

まず、フライトはシンガポール航空。
トラベルコや、スカイスキャナーなどの
格安航空券比較サイトで検索した結果、
Expediaでシンガポール航空の
チケットを買うのがベストと判明。


SQ637、SQ227、SQ6582で
シンガポールとメルボルン経由で
タスマニアへ。
帰路はSQ232、SQ638で
シドニーからシンガポール経由の成田。
5便乗って、税込み84,860円!!

このあたりは、もう、運とタイミングです。
シンガポール単純往復が
10万円を超えてたりするのに
こういう変な価格がたまに出るんです。
よく神社に通ってお参りしていると
こういうチケットに出会えます(笑)。

しかも、シドニーからの帰国便は
なんと、隣の2席が空席だったので
フルフラット状態でした!
バチが当たるといけないので
お賽銭は多めに入れておかなければ。


シンガポール航空のフライトについては
後日、詳細にレポートしますね♪

今回、通信はメルボルンの空港で
OPTUSのプリペイドSIMを購入。
15ドル(1,130円)で35GB
28日間有効。安っ!!!


さて、タスマニアのホバートに到着し
まず、食べ物の値段にビビりました。
このジャガイモさんのお料理が15ドル
(28日間のプリペイドSIMと同じ!?)
外食を続けたら、
財政破綻への道、まっしぐらです。
これから、いろいろ工夫していきましょう。


ところで、旅の途中で
いきなりスーツケースに
トラブルが発生しまして、
取っ手の部分が収納できなくなりました。


というわけで、到着するなり
カバン屋さんを探し、
スーツケースの買い替え
(青が元々持っていたもの)
デザイン的には赤いのが
すごくよかったものの
容量の問題でピンクを選択。
59ドル(4,446円)
あと1ドル足したら
SIMカード4枚買えるぞ…。

さて、宿泊は「ベッドがあって
寝られればいい」という基準。
初日のホバート(タスマニア)では、
Montacute Boutique Bunkhouseという
バックパッカー向けの宿に宿泊しました。
2泊で5,293円(笑)。
agodaで予約しました。

女性8人部屋で、二段ベッドが4つ。
下の段が取れると、いろいろ楽です。


旅好きの皆さんが集う宿のようで
キッチンを使って自炊しながら
長期滞在をしている人も。


ねこは、とりあえず、スーパーで
ほうれん草のパイ(6.50ドル)
オリーブの瓶詰め(2.25ドル)
ビール(4.80ドル)と空腹時の備えの
クッキー(3.70ドル)を購入。
日本円で1,300円です。


さて、バックパッカー旅行といえども
体験には惜しまず投資する
というポリシーなので、
翌日は、ホバート発の1日観光に参加。
Wineglass Bay and Freycinet National Park Tour
https://www.wineglassbay.tours/
115ドル(8,769円)

ガイドさんの説明と
タスマニアの絶景を堪能しました。


極点に近いせいなのか
なんだか空気の感じが違います。


さて、翌日、いよいよ別の町へ。
タスマニアには、鉄道がないので
(観光用と貨物用のものはある)
移動はレンタカーかバスになります。


ねこはREDLINEという会社の
バスを利用しました。
http://www.tasredline.com/

ホバートからローンセストンまで
約2時間半から3時間、
41.50ドル(3,127円)
便数は曜日によって
1日2便か3便といったところです。

ローンセストンでの宿は、
Airbnbで見つけたこちらのカプセルホテル。
https://www.airbnb.co.uk/rooms/29041661
1泊3,460円
スター・ウォーズっぽくて
カッコいいでしょー。



さて、いよいよ待望の
ペンギンツアーです!
https://www.penguintourstasmania.com.au/

ロー・ヘッドという場所で
開催されるツアーで
現地で参加するなら22ドル。
ただ、旅程の都合上、
ロー・ヘッドに泊まるのは
タイムロスになるので、
ローンセストンから出発する
ツアーに参加します。80ドル。

ところが、前日に、
ショッキングな連絡が…。

ツアーの最少催行人数は2人で
今、1人しか予約が入っていない。
選択肢は
1)別の日に変更
2)キャンセルして全額返金
3)交通費として60ドルを追加支払い

くぅーーーーーー(泣)。

別の日に変更というのは
旅程的に不可能なので
キャンセルか60ドル追加か。
一度はキャンセルしようかと思ったものの
もう一度、タスマニアを訪れるのは
そんなに簡単なことではないので
ここの追加支払いはマストと判断。

140ドル分、ペンギンさんを
堪能してきました!
(ペンギンツアーも、後日、
詳細レポートをアップします)


そんなわけで、翌日の朝食は
これで我慢。
クッキー買っておいてよかったぁ。


ここから再びREDLINEのバスで
デボンポートという港町へ
所要時間は約1時間20分。
18.30ドル(1,379円)


本日のお宿は、Airbnbで見つけた
Johnさんのおうち。絶景!


Spirit of Tasmaniaという
フェリーの乗り場との送迎付きで
観光のお手伝いもしますよ
ということが書いてあったので
ねこにしては、わりと奮発して
1泊6,094円

うはぁ、お城ですか、ここ?


しかも、「よかったら、
簡単なものだけど
夕飯を一緒にどう?」
と奥様にお声がけいただき、
なんと夕飯代まで
浮いちゃいました!!

翌日も、デボンポートの
Don River Railwayという
鉄道博物館まで送っていただくなど
至れり尽くせり。


そして、荷造りを終えたあとは
港まで送っていただきました。
Johnさん、本当にありがとう!

さて、いよいよタスマニアを離れます。


このSpirit of Tasmania号は、
タスマニアのデボンポートと
メルボルンを結ぶ定期航路です。
詳細は後日レポートします。

今回予約したのは、4人のキャビン。
196.29ドル(15,225円)
お部屋にシャワーもあります。



でも、正直、キャビンに
泊まる必要はなかったかなぁ。
こちらがリクライニングの席。
立派なフットレストもあって、
飛行機のエコノミーより豪華。


それと、夜は景色を楽しめないので
次回、乗る機会があったら、
今度はお昼の便を利用したいと思います。
今見たら、お昼の便は
89ドル(6,707円)でした。
(※価格は季節で変動)

さて、メルボルンに到着しまして、
久しぶりに普通のホテルに宿泊。
City Square Motel
Expediaでの予約で4,856円

早朝に到着して、
荷物だけ預けようと思ったら
8時半には、追加料金なしで
アーリーチェックインを
させていただき大感激!


コンパクトながらも、
必要なものがすべて揃っている
居心地のいいホテルでした。


この日は、メルボルン在住の
元同僚と再会。
一緒にリバークルーズを楽しんだりと
素敵な時間を過ごしました。
メルボルンは、1日だけじゃなくて
数日滞在すべきでしたねぇ…。
魅力的な街の様子は、後日、レポートします。

で、旅の食事は、
相変わらずこんな感じ(笑)。
クロワッサン2.50ドル。
オリーブ3.00ドル。
ビール4ドル。


さて、翌日はメルボルンから
モス・ヴェールまで、
約10時間の列車の旅。
103.75ドル(7,871円)
※シドニーまで乗っていくと、
117.23ドル(9,093円)です。


車内はこんな感じ。


食堂車というのはなく、
飲食物の売店があります。


タイ・チキン・サラダと紅茶で、
10.50ドル(791円)


モス・ヴェールでバスに乗り換え、
さらに1時間20分で
ウロンゴンという町へ。
(なんと、このバス代が
諸事情で無料になっちゃった!)

ウロンゴンに寄ったのは、
シドニーに到着する日を
1日遅らせる必要に迫られ、
やむを得ずという感じだったんですが、
いやはや、メルボルンを
2泊にするべきでしたね。

ウロンゴンの安宿。
女性4人部屋、1泊2,783円
部屋自体はきれいだったんですが…


宿泊している人たちの雰囲気が
なんていうか…、う~ん…。
ずっと何時間も何もせずに
庭のベンチに座っているような
謎の人がいたりなんかして、
なんとな~く不気味。。


営業妨害になるといけないので
宿泊施設の名前は出しませんが、
やっぱりレビューなどを
きちんとチェックして
場所を選ばないといけませんね。

この日は、ふらっと海辺へ散歩し、
カフェで蟹のサラダを買いました。
11ドル(829円)


そして、いよいよシドニーへ。
ここでは、友達の家に1泊したあと
Airbnbで15泊。計36,151円。
1泊あたり2,410円です。

ワーキングホリデーで来ている
中国人の女の子と一緒の部屋で、
とても気が合って、
毎晩のおしゃべりが楽しみでした。


大きな古い家で部屋が全部で7つ。
いくつかの部屋は
バスルーム付きです。



共有キッチンで、せっせと
自炊をしながらの生活。


 …の予定でしたが、
シドニーには友達が多いので、
友人宅に招かれたり、
一緒に遊びに行ったりと
結局、あまり自炊しなかったなぁ。

…と、まあ、ここまで、
旅の基本予算を紹介してきました。
航空券代とホテル代、
列車、バス、フェリー代の
総額は166,593円
うん、上出来!

そして、現地で使うお金は
Sony Bank Walletで用意しました。
https://moneykit.net/visitor/sbw/

6月26日に10万円を1ドル75.37円で
オーストラリアドルの外貨預金に。
到着後、現地のATMで300ドルの
キャッシュを引き出し。
(手数料総額は600円ほど)

でも、現地では、基本的にほとんど
現金を使う必要がないので、
ほぼすべての支払いを
Sony Bank Walletで
外貨預金口座から直接
デビットで同時引き落とし。

つまり、11ドルの蟹のサラダを
買った場合、日本のソニー銀行の
外貨預金口座(豪ドル)から
11ドルが引き落とされるので
余計な手数料はゼロ。

というわけで、6月26日に
1,326.78ドル(10万円)あった
豪ドルの残高は、現在、
194.87ドル(14,550円)ありまして、
つまり、85,450円分の豪ドルを
使ったということになります。

結局、シドニーに到着するまでの
いわゆる「旅」の部分は大いに節約し、
シドニーに着いてからは、
普通に交際費にお金を使っていたかな
という感じです。

でも、友達に「どこ泊まってるの?」
「Airbnb? えっ、バスルーム共用?」
なんてことを聞かれると、
切なかったですねぇ…。

だって、友達はみんな
ポルシェやメルセデスで
迎えに来てくれるんだもの(汗)。


でも、例えば、1泊12,000円の
ホテルに泊まったとしたら、
36,000円では3泊しかできません。
18,000円だったら、たったの2泊。
でも、今回、格安のAirbnbのおかげで
15泊で36,000円!
その間に、数え切れないほどの
貴重な体験ができました。

数々のフォトセッション。


絶景、絶景、絶景!


憧れの天の川撮影も!


うん、これで良し。

実は、旅に出る数週間前、
「老後2,000万円が必要」
というニュースが大きな話題になり
将来への不安から、
旅を中止しようかと考えました。

でも、ここで20~30万円を
使わずに確保したところで
なんとなく、お付き合いその他で
そのお金はいつの間にか
消えてしまったことでしょう。

大事なのは、本当に意味のある
お金の使い方をすること。
ねこは、これからもっと
資産運用の勉強をして、
それから寄付もして、
生きたお金の使い方を
していこうと思います。

お金を抱え込まずに
きちんと回していくこと。
老後の必要資金をきちんと計算して
必要なお金をしっかり稼いで
そして、旅を続けていきます。
ちょっとずつ、旅の質を
格上げしていくのが当面の目標…かな(笑)