2017年12月23日土曜日

「モデルコース」

皆さま、こんにちは。ねこです。
観光プランを練っていると、
つい「モデルコース」という言葉を
使いたくなるのですが、
ふと、嫌な予感がしました。

これって、ひょっとしたら
ヘンな英語かも。

ネイティブの友人に聞いてみたら、
やっぱり「ちょっとヘン」との回答。

recommended courseかなと思ったら、
courseという単語の方も
何だか違和感があるとのこと。

最もしっくりくる表現は
recommended route
だそうです。

発音としては
/リコメンディッ ゥルゥト/
に近いかなぁ。

こういう和製英語、
書く時は、「ん?」と思って調べるけれど、
話す時は、何も考えずに、
いっぱい言ってそうな気がします(汗)。

まあ、でも、仕事で英語を使う人でなければ
「通じればいっか」というのを最優先に、
とにかく声を出していきましょ♪

英語を使うことを主な仕事にしている人は、
使う文法や表現で印象が変わるので、
日々、語感を磨き続けていきたいものですね。


<今日のおまけ>
六本木のイルミネーションです。


そうそう、「ライトアップ」も和製英語です。
light upというと、「点灯する」「点火する」「明るくする」
という意味になるので、
ちょっと印象が変わっちゃいます。

この場面を英語で表すなら、
The trees are illuminated.
という感じでしょうか。

まあ、でも、写真を見せながら話すなら
「ライトアップ」でも、十分通じますよね。
そう、要は通じりゃいいんです!

2017年12月21日木曜日

「インスタ映え」

皆さま、こんにちは。ねこです。
前回のブログでクイズを出して
「正解は明日」と書きましたが
何日か経っちゃいました(汗)。

ロシア語のこちらの言葉

Вкусно /フクースナ/

これは、「美味しい」という意味です。
これを言う場面がたくさんあることを
心から願っています♪


さて、今日のお話は「インスタ映え」。
実は最近まで、この言葉に
違和感というか、嫌悪感に近いものを
感じていました。

SNS上で「他人に見せる」
ということが主目的になり、
目の前にある現実を
楽しんでいないという傾向が
強まっているように思ったからです。

しかし、最近、この「インスタ映え」について
プッと吹き出してしまうようなことがあり、
あっさり嫌悪感が消えました。

父とテレビの情報番組を見ていた時のこと、
ビュッフェスタイルのレストランが映り
そこで「インスタ映え」が話題に。

すると、釣り好きの父が突然、
「そっか。お父さんも
インスタ映えするような魚を釣らないとなぁ」と。

えっ???

あっ、えっと…、お父さん、
インスタのアカウントどころか
スマホも持ってないし、
そもそも、あのグレーっぽいヘラブナしか
釣る気ないでしょうが。(^^;

こんなしょうもないやり取りをしていたら、
「インスタ映え」という言葉が
何とも愉快な言葉に思えてきて
最近では、「あっ、このサツマイモ、
インスタ映えするね」とか
「この野菜炒めは、インスタ映えしないなぁ」
などと言って大笑いするようになりました。

ところで、「インスタ映え」って
英語で何て言うんだろうと思ったら
instagenicという表現を使っている
英文記事を発見。

"Insta-bae," or "Instagenic," wins 2017 Japan buzzword award
https://english.kyodonews.net/news/2017/12/1ce8e322ecdb-insta-bae-or-looking-good-on-instagram-wins-2017-buzzword-award.html

photogenic /フォトジェニック/
「写真写りの良い」「写真映えのする」
という形容詞のphotoの部分を
instaに変えたんですね。
なるほど、という感じです。

ん? 本題が短すぎ?(笑)


<本日のおまけ>
先日、「笑点」の公開録画に行きました。
すると、なんとそこで、
私の大好きな木久扇師匠が、
一生懸命「インスタ映え」という言葉を
使おうとしているではないですか。


結局、うまく言えずに何て言ってしまうかは
次回の放送(かな)?をお楽しみに。

2017年12月17日日曜日

まだ「おはよう」すら言えないけれど

皆さま、こんにちは。ねこです。
「旅のためにロシア語を学ぼう」と
決意してから、
約2週間が過ぎました。
ただ今、大苦戦中です(笑)

ロシア語については、
まったく基礎知識がないので、
純粋に耳から学んでみようと思って、
こんな教材を使い始めました。

Russian by Nemo
https://itunes.apple.com/us/app/russian-by-nemo/id487071813?mt=8
(英語を使ってロシア語の単語を学ぶアプリ)

「ロシア語が面白いほど身につく本」



ところが…

何しろ、「スパシーバ(ありがとう)」しか
知らなかったので、
それ以外は、すべて、
初めて聞く謎の呪文という感じ。

「おはよう」は
/ドーブラェ ウートラ/に
近い音なのですが、
思い出して言おうとするたびに
/ウートライェ ドーブラ/になったり
/ウーブラェ ドゥーブラ/になったり、
もう、しっちゃかめっちゃか(汗)

なんか、これ以上、
覚えられる気がしないなぁ…と
弱気になりかけていたころ、
ブルーノート東京で、
すごいものを目にしました!

BANDA MAGDAという
ニューヨークを拠点に世界で活躍している
多国籍バンドのライヴでのこと。
なんと、ギリシャ出身の
ヴォーカルのマグダが、
日本語をほとんど知らないにも関わらず
物語を日本語で覚えて、
数分間、日本語で語ったのです!(驚)
いったい、どうやって覚えたの!!??

例えば、長期間の日本公演があって、
そのために、いくつかのフレーズを
覚えるというならわかります。
でも、マグダはたった2晩のために、
長いセリフをいくつも覚えて
観客を大感激させてくれたのです。

う~ん、何だか、
ものすごくパワーをもらいましたね。

今のやり方で覚えられないなら
覚えられる方法を考えなくちゃ!と反省し、
最近はカタカナやアルファベットも頼りに、
似た音で語呂合わせをしたりと
何らかの手がかりを見つけながら
覚え方を模索しています。

アプリのおかげで、キリル文字にも、
ほんの少し慣れてきました。

現地でたくさん使いたい言葉がこちら:

Вкусно

音は/フクースナ/に似ています。
どんな意味だと思いますか?

正解は明日♪


<参考情報>
BANDA MAGDA
https://www.bandamagda.com/
https://www.facebook.com/BandaMagda/
↑FBをフォローすると、かなり面白いです。

2017年12月6日水曜日

旅の計画を立てる

皆さま、こんにちは。ねこです。
何やら「2019年のGWは
10連休になるかもしれない」
ということが話題になっていますが、
翻訳業にもガイド業にも
関係がありません。
ボーナスも関係ありません。
フリーランスの皆さま、
頑張りましょう!

さて、フリーランスのステキなところは
基本的に自分のスケジュールを
コントロールできるところ。
(もちろん、そうじゃない時もありますが)

ねこの場合は、観光案内の
予約さえ入っていなければ、
自由に旅に出られます。

が、なんと!!
今年は日本から一歩も
出ないで終わりそうなのです(驚)

なぜ、そんなに
驚いているかと言うと、
1994年から2017年の間で
日本から出なかったのは
なんと1999年と今年だけ。

ねこが海外に出かけた全記録
http://matatabisp.exblog.jp/

「ひゃー、どうしよう!
急いで台湾かウラジオストクにでも
行ってこようかしら」なんて
おバカなことも考えましたが、
(そういうのも面白そうだけど)
記録には、こだわらず、
じっくり旅の計画を
練ってみることにしました。

2018年は、2つ、大きな旅をします。
1つは国内旅行。
青春18きっぷを使って、
ぐるっと西の方を巡ってきます。


体力的に大丈夫だろうか?
という懸念がないわけでは
ないのですが、
まあ、大人なんだから、
どうしても無理だったら、
飛行機で帰ってきちゃえば
いいんだしー(笑)

「残りの人生の中で、
今の自分が一番若い」という言葉を
どこかで聞いたことがあり、
それを考えたら、
ちょっとでも早い方が…と
思いましてね。

そして、海外にも行きます。
行ったことのない国に行きます。
ツアーではなく、個人旅行。
しかも、相変わらず一人旅。

そんなわけで、これまで
勉強したことのない言語を
学び始めました。

Сколько?

うひっ、読めない…。

でも、どうしても必要なので
必死で頑張っています。

結局のところ、語学上達の
一番の近道は、
「必要に迫られる」ことだと思います。

何となく英会話を勉強し続けてるけど
ただのルーティーンになっている人、
「必要に迫られる状況」を
作り出してみませんか?

旅の計画をするのもよし、
外国人との交流イベントに
参加してみるのもよし。

やっぱり言葉は
使うためにあるんだから、ねっ♪


<本日のおまけ>
先日、飛行機仲間と
羽田空港に行ってきました。
やっぱりいいですよね、飛行機って。



京都出張

皆さま、こんにちは。ねこです。
ふと気づけば、11月は
一度もブログを書かずに
終わってしまいました。

11月前半は、京都に行っていました。
イベントのサポートをするお仕事です。
(観光地のご案内ではありません)

業務開始時間が日によって、
11時だったり、正午だったりしたので
少し寺社仏閣めぐりができました。


京都滞在について
英語のブログをアップしたので
リンクをお知らせしますね。
(※紅葉写真が満載なので、
英語を読むつもりはなくても、
ぜひ、写真だけ楽しんでみてください)

Autumn in Kyoto Nov. 6 - 11
https://pict-japan.blogspot.jp/2017/11/kyoto-vol1.html

Autumn in Kyoto Nov. 12 - 14
https://pict-japan.blogspot.jp/2017/11/kyoto-vol1_14.html

今回、「ガイドとして見ておかなくちゃ!」
という思いが強すぎて
とにかく駆けずり回って、
あちこちに足を運び、
結果、「行き方」を調べるのに精いっぱいで
内容の勉強が後回しに…。

ガイド用語(?)で、
「寺社仏閣ばかり訪れているうちに
どれも同じに見えて
お客様が飽きてしまう」ことを
ちょっと冗談めかして
"templed out"と言うんですが、
まさに、自分自身がそんな状態に
なってしまいました。

でも、「旅」「観光」というものを
じっくり考えるきっかけになりましたね。

結局、「有名な観光地だから行く」
という理由ではなく、
「○○で△△をしたいから行く」
という理由があった方が
本当の意味で楽しい時間を
過ごせると思います。

そういう意味では、
ニャンコに会うために訪れた
梅宮大社での時間は
至福の時でした。
確固たる目的がありましたからね(笑)


訪日外国人観光客を
ご案内する場合はどうでしょう。
お客様が、「一応、大都市だし、
とりあえず東京も見ておくか」
という気持ちで来ている場合
何を見せて、何を話したら、
「東京サイコー!」と
思ってもらえるのでしょうか。

当然ながら、楽しいと感じるツボは
皆さんそれぞれ違います。
会話の中でそれを探りながら
その人その人に合ったガイディングを
できるようなガイドを目指したいですね。
もっともっと街歩きをして、
引き出し増やさないとなぁ…。

ま、何にしても、まずは笑顔!
「和顔施(わがんせ)」って言葉が
あるのを知っていますか。
お金がなくてもできるお布施が
7つあるらしいのですが(無財の七施)
その1つが「微笑むこと」。
とりあえず、12月のテーマは
「和顔施」でいこうと思います♪

2017年10月30日月曜日

これはカボチャです

皆さま、こんにちは。ねこです。
最近、イギリス人の方たちと一緒に
スーパーの野菜売り場を歩いたら、
こんな質問を受けました。

「これは何ですか?」


(えーっ! これって、どっからどう見ても
ただのカボチャじゃん!)
と思うわけですが、とりあえず回答。

They are pumpkins.

すると、「へぇ~、そうなのぉ…」と
ちょっと驚いたようなリアクション。

そう、どうやら彼女たちにとって
pumpkinというのは、
ハロウィーンで飾られるような
皮がオレンジのやつなんですよね。


実際、pumpkinという言葉を
Googleで画像検索すると、
オレンジ色のカボチャばかりが
出てきます。

調べてみたところ、
pumpkinという単語が指すのは、
皮がオレンジ色のものだけで、
その他のカボチャ類は、
squash /スクウォッシュ/ と
呼ばれるのだとか。

レシピサイトなどでは、
日本のカボチャは、
kabocha squashと呼ばれています。
http://www.nutritiouseats.com/how-to-roast-kabocha-squash/

なので、次に聞かれた時は、
They are kabocha squashes,
or I could call them Japanese pumpkins
って答えよっと。


<本日のおまけ>
ニューヨーク州の田舎の
大きなカボチャが見たい方は、
2年前のこちらの記事をどうぞ。
http://interesting-languages.blogspot.jp/2015/11/blog-post.html

2017年10月25日水曜日

ニューヨーク観光ハイライト

皆さま、こんにちは。ねこです。
「今月末にニューヨークに行くので、
見どころなどを教えてほしい」
というリクエストを数人からいただいたので、
1日観光のモデルプランを
ご紹介したいと思います。

Midtownに宿泊という想定で
ツアーをスタートするので、
他の地域にご宿泊の場合は、
Googleマップなどで、
ルート検索をしてください。

また、英語で検索をしやすいように、
地名はすべてアルファベット表記で書いています。

各観光地についての情報収集は、
ニューヨーク市の観光サイト(英語)や
https://www.nycgo.com/
ウォーキングツアーのサイト(英語)が便利です。
http://www.freetoursbyfoot.com/things-to-do-in-new-york-city/

日本語で情報を探したい方は、
NEWYORK naviというサイトが
なかなか親切な解説を書いてくれています。
http://newyork.navi.com/area/

さて、本日前半の
欲張りウォーキングコースです。



必ずしもこのとおりに歩く必要はないので
興味のないところを飛ばしたり、
地下鉄を使ったりしながら、
自由にカスタマイズしてくださいね。

さて、最初のスポットは、Times Square
新年のカウントダウンなどで有名な場所です。
https://www.nycgo.com/articles/times-square-guide


裸のカウボーイとか、本当にいます!


ただ、気をつけてほしいのは、
クッキーモンスターや、
ディズニーキャラクターなどの
着ぐるみを着た人たち。
「一緒に写真を撮ろう」と誘われ
うっかり一緒に写真を撮ると、
料金を請求されたりすることがあるそうです。

さて、Times Squareから、てくてくと北上すると、
Carnegie Hall(カーネギーホール)があります。
42丁目(42nd Street)と7番街(7th Avenue)の
角から歩くと、約15分程度です。


ちなみに、マンハッタンの中心部は
碁盤の目のようになっているので、
地図を見ただけで、
おおよそ所要時間がわかります。
南北の1ブロック間は約1分、
東西の1ブロック間は約4分です。
(東西は、距離が短いところもあるので、
5th、6th、7thあたりの距離を参考に
計算してくださいね)

カーネギーは別にいいや…という人は、
49Stから黄色のラインの地下鉄(NかRかW)に乗って、
5Avまで行っちゃいましょう。

ここでぜひ見学してほしいのがThe Plaza
超高級ホテルでございます!

どーんっ!


かなり荘厳な雰囲気ですが、
ひるまずに涼しい顔して
中に入りましょう。
宿泊者以外も出入り自由です。

ロビーを抜け、
こんなゴージャスなカフェの横を通りすぎ…
(このカフェに突き当たったら左)


さらに建物の奥へ。
そして、エスカレーターを降りると、
こんなショッピングモールのような空間が
地下にあります。
コーヒーや紅茶も、庶民的なお値段なので
安心して注文してください♪


さて、今、ちょうどCentral Park
右下(南東)にいるので、
ちょこっとだけ公園の中に入ってみましょう。


池のほとりを少し歩くだけでも、
新宿御苑のようは雰囲気が味わえます。
(えっ、たとえがヘン? 笑)


5th Avと59th Stの角に
Apple Fifth Avenue店があるので、
Apple好きの人は、ぜひ、地下へ。

さて、Apple Storeが終わったら、
ブランドのお店がずらりと並ぶ
5番街を南下しましょう。


Tiffanyにだって、堂々と入ります。
このエリアでは、お店の人も
観光客がたくさん来るのを了解済み。
ただ店内を見に来ただけの観光客にも
とても感じよく接してくれます。

超富裕層が高額商品を
どどーんっ!と買ってくれるので、
目くじら立てて売り上げの心配を
する必要がないのかもしれませんね。
ぜひ、奥のエレベーターに乗って
上の階もくまなく見学してきましょう。

ちなみに、隣はTrump Towerです。
選挙のころは、周辺の警備がすごかったけど
今はどんな感じかしらね。


さあ、ブランド街を南下しますよぉ。
右手にユニクロが見えてきたら、もうすぐ。
Tiffanyから徒歩6分ほどで
St. Patrick Cathedralに到着します。
https://www.nycgo.com/articles/guide-to-st-patricks-cathedral

ちなみに、フォトスポットは、
大聖堂よりちょっと南西にある
横断歩道の横。


6:30から20:45まで開いているので、
ぜひ、中にも入ってみてください。
一瞬、敬虔な気持ちになります。
(出ると再び物欲の5番街ですが…)


大聖堂のすぐ左下(南西)には、
Rockefellercenterがあります。
https://www.rockefellercenter.com/


例年、「ニューヨークのロックフェラーセンターの
クリスマスツリーが点灯しました!」
というニュースに登場する場所です。


次はGrand Central Station
向かいましょう。
https://www.nycgo.com/articles/guide-to-grand-central-terminal

駅を正面から見るなら、
42nd Stまで南下して左折します。
大聖堂からは、12分ぐらいです。

ちなみに、ストリート名を言う時は、
「フォーティートゥー」ではなく、
「フォーティーセカンド」という風に
序数を使います。
下1桁が1~3の時は、
ちょっと気をつけてみてくださいね。
4以降はthなので、
言い間違えても特に問題はありません(笑)


昔にタイムスリップしたような
何ともいえないこの空気感。


お時間のある方は、
地下のOyster Barへどうぞ。
http://www.oysterbarny.com/


1個2ドル程度の牡蠣から
高級なものまであります。


営業時間は月~土は11:30から21:30まで、
日曜日はお休みのようです。
(※必ず行く前にご確認くださいね)

地下には、フードコートもあって、
ランチ代を抑えたい人にはオススメです。
なんたって、フードコートでは、
チップが要りません!!(嬉)


さて、ちょっとPublic Libraryにも
行ってみましょうか。

お天気がいいようなら、
フードコートで買った食べ物を持って
図書館の庭のテーブルで
ランチを食べるというのも
ひとつの手です。


図書館の中は、
まるでハリーポッターの世界!


Midtownの観光だけで
十分という人は、
お隣のBryant Park
ちょっと休憩してから帰る
というのもいいかもしれません。


さて、欲張り観光派の人は、
もう少し頑張ってみましょう。

5th Avを南下して港まで行く
5番のバスに乗ります。
バスは、地下鉄と同じ
MTAカードで乗れます。

乗る時に、運転手さんの横にある機械に
こういう向きでカードを差し込みます。


(参考情報)
バスから地下鉄、地下鉄からバス、
バスからバスへの乗り換えは、
最初にカードをスワイプしてから
2時間以内なら、無料になります。

フェリー乗り場までは、
バスの車窓を景色を楽しみましょう。
地下鉄より不安かもしれませんが、
実はiPhoneなどでGoogleマップを開くと
オフライン状態でも現在地が表示されます。
(バスの乗車時間は読めませんが、
距離にして7キロ弱です)

お急ぎの方は、図書館を諦めて、
Grand Central Stationから
地下鉄の緑のラインの4か5に乗ると
13分でBowling Green駅に着き、
そこから徒歩6分で
フェリー乗り場に到着します。

こちらがスタテン島行きフェリー乗り場。


なんと、フェリーは無料です!
時刻表はこちらでご確認くださいね。
http://www.siferry.com/schedules.html

Departing Whitehall Terminal Manhattanの欄に
書いてあるのがマンハッタンから島に向かう便です。

船内のオススメスポットは右後方。


こんな位置を陣取ります。
(ものすごく混む時もあります)

 
この位置にいると、
離れていく高層ビル群が
とても美しくみえます。
 

そして、右手に自由の女神が
見えてきます。


Staten Island行きのフェリーでは、
自由の女神のあるLiberty Islandには
上陸できませんが、
とりあえず女神様のお姿を
見られればOKという人には
この無料フェリーでも十分かもしれません。

こちらは、スタテン島の公園。
9.11で亡くなったスタテン島の
人のための慰霊碑で、
日本人の曽野正之さんという
建築家さんの設計とのこと。


スタテン島にも魅力的な場所はありますが、
基本的にさらにバス移動が必要になるので
今回はすぐにマンハッタンに戻りましょう。

下船後、すぐに帰路の便に乗ることも可能ですし、
1~2便見送って、港の近くのカフェで
マンハッタンを眺めるのも贅沢な気分です。

さて、フェリーでマンハッタンに戻り、
再び、フェリーターミナルです。
あまり時間がない人は、
そのまま赤のラインの1や
黄色のR、W、緑の4、5などで
Midtownに戻ってくださいね。
欲張りツーリストさんは、
もうちょっと歩いてみましょうか。

時間に余裕のある人は、
Battery Parkへ。
なんと、ここからでも
遠くに女神様の姿を拝むことができます。
(マンハッタンから見ると後ろ姿です)


さて、Lower Manhattanを
散策しましょうか。
このあたりは、道が碁盤の目には
なっていないので、
なかなか手ごわいエリアです。
オススメルートはこんな感じ。



まずは、ウォール街の象徴、
Charging Bullを見て、
それから、証券取引所の外観を鑑賞。


Trinity Churchもステキです。
BroadwayとWall Streetの
交わる場所にあります。


そうそう、正確な場所がわからないのですが、
このエリアに、SUBWAY ENTRANCEと書いた
ファストフード店のSUBWAYがありました(笑)

 
 
そして、旅の締めくくりは、
World Trade Center
 

この白い不思議なオブジェの下が
駅になっています。 
 

お昼はこんな感じ。


お手頃価格のお土産は、Century 21で。


さて、かなりの詰め込みプランでしたが
実際は、これを2日ぐらいに分けた方が
のんびり楽しめるかと思います。
 
他にオススメは、
Chelsea MarketとHighline、
Roosevelt Island Trumwayなど。
 
Central Parkでの
レンタサイクルなども
お天気がいい日には最高!
 


また、ぜひ、Googleマップで
99 cent pizzaというのを検索して
激安&激うまピザも堪能してください。
(マンハッタン内にいっぱいあります)

 
何もトッピングしないなら、
"One slice, please."でOK。
1ドル札を渡します。
(通常、誰もお釣りを受け取らないので、
お店の人も、あえて1セントの
お釣りを渡してくることはありません)
 
 
これが、もう、ほんと、
びっくりするほど美味しいのです!
オリーブなどのトッピングをすると
かなりリッチな気分になります(笑)
 
あとは、ナイトライフについて。
ミュージカルは、予約するのがベストですが
留学などで長期滞在していて
時間に余裕があって、お金があまりない人は、
tkdsなどを利用して、
ディスカウントチケットを買うという方法もあります。
 
そして、ジャズクラブは、
本当にたくさんあるのですが、
とりあえず旅行者の方に
オススメしているのは、こちらの4件。
 
Village Vanguard
http://www.villagevanguard.com/
由緒あるジャズクラブです。
月曜の夜の "Village Vanguard Jazz Orchestra"が
オススメです。
 
テナーサックスのRich Perryさんに会ったら、
Kumikoがよろしく言っていたと
お伝えください(笑)
一緒に谷中観光をした、
手ぬぐいを巻いてない方の男性です。
 
Smalls Jazz Club
https://www.smallslive.com/
比較的手ごろな価格でジャズを楽しめます。
テーブルはなく、全席イスのみ。
音楽を楽しむことに特化した空間です。
 
Dizzy's Club
オシャレ空間です。
記念日などにどうぞ。
 
 
Blue Note
特に目当てのミュージシャンがいる
というわけではないなら、
日曜日のブランチ11:30と13:30がオススメです。
ミュージックチャージと食事とドリンクのセットで
39.50ドルです。(2017年10月現在)
 
さて、1日観光のプランを紹介しましたが、
さらに具体的にニューヨーク旅行術を
解説した電子書籍を
年明けか春ぐらいには出版しようと
今、せっせと原稿を書いています。
 
例えば、以下のような内容を
取り上げる予定です。
 
・いつ行けばいい?
・現金はどれくらい必要?
・パスポートは持ち歩くべき?
・地下鉄って危なくない?
・無料Wi-Fiは普及してる?
・100ドル札はどこで使える?
・チップってみんな払ってるの?
 
乞うご期待!