日々、忙しく過ごしていると、あっという間に水曜日がやってきます。すると、いつの間にか「とりあえず授業で答えられるようにすること」が予習の目的になっていました。
ChatGPTに「この文章の日本語訳と、単語や文法のポイント解説をお願い」と言って、出てきた答えをコピペ。そうやって「予習用ノート」を作るのが習慣になってしまったのです。それをざっと眺めると、なんとなくわかったつもりになるのですが、授業中にちょっとした応用問題を出されると完全に頭がフリーズしてしまいます。
そんな調子で3ヵ月が過ぎ、6月末に英語教育のフォーラムに参加。そこで、「認知的負債」の話を聞き、「あっ、このやり方では脳に負荷がかかってなかった!」と気づきました。
イタリア語をなんとなく勉強したりしなかったり…というのを始めたのは、おそらく20年ほど前(笑)。2007年のNHK「イタリア語講座」のテキストとCD一式を今も持っていて、よく音源を聴いています。
なので、イタリア語の音にはすごく慣れているし、旅に必要な会話はできるし、冠詞の変化や動詞の活用、人称代名詞がどうこうというややこしい文法があることも漠然とは知っているものの、自力で文章を組み立てることができないままだったのです。
この20年分の大反省のもと、先日ついに動詞の活用を覚えるトレーニングを開始しました。使っているのはAnkiというアプリです。
使い方はあらためてご紹介しようと思いますが、いわゆる昔のリング付き単語カードをめくっていくような感じで、次々と単語テストをやっていきます。
そしたら、あら不思議。2週間ほどで、答えを言うペースが早くなって、頭の中で何かがちょっぴりつながり始めてきました。
授業の予習も、まずはイタリア語の文章だけを見て、日本語訳を考えます。訳せない時は、どの単語がわからないから訳せないのかを考え、イタリア語の辞書を引き、ChatGPTにヒントを出してもらいます。そうやって頑張って日本語訳を作ってから、ChatGPTに訳文の講評と解説をしてもらいます。イタリア語の作文も同様です。
当然、時間はすごくかかりますが、そこまでやってからChatGPTの解説を読むと、「ああ、そういうことか!」と、脳が喜ぶ感覚があります。
AIを使っちゃいけないということではなく、自分の脳に負荷をかけるべきこと、AIにお願いした方が効率的なことを見極める力が重要だったんですね。
長年なんとなく英語を勉強したりしなかったりで、停滞モードになっている人、脳に負荷をかけるトレーニング方法を考えてみませんか😊