2014年12月27日土曜日

銀行のATM

皆さま、こんにちは。ねこです。
毎日話題が多すぎて大変です(笑)
今日は記事を2つアップしようと思います。
まずは銀行のATMのお話。

これは旅行者向けではなく、
こちらで口座を開いた場合に、
どんな風に現金を引き出すかというお話です。

まず、銀行の入り口ですが、
こんな風にオートロックになっています。
たぶん、お昼は普通に入れて、
夕刻から朝までの一定の時間だけ、
入り口のドアがロックされるようです。
これは、Bank Card(キャッシュカード)を
上から下にスッと通すと、
ドアのロックがガチャンと外れる仕組みです。


さて、ATMの前に立つと、
こんな画面が出ています。


Please dip your card all the way in the slot and remove it.
「カードをしっかりスロットの奥まで差し込んで、
引き抜いてください」と書いてあります。

すると次の画面が出ます。


Please enter your PIN using the keypad and then
press ENTER.
「テンキーで暗証番号を入力して、
次にエンターを押してください」とあります。

最近ではよく見かけるPINという言葉は、
Personal Identification Number
直訳すると「個人認証番号」です。

次に、この画面が出てきます。


Please select an option.
「1つ選んでください」とあります。

日本語環境で「オプション」と言うと、
「オプショナルツアー」などのイメージから、
「追加」という意味を連想してしまいがちですが、
ここでの"option"は「選択肢」という意味で使われています。
"an option"とあるので、1つだけ選ぶということがわかります。

今回の目的は現金を引き出すことなので、
"withdraw【ウィズドロー】"を選びます。

右下の Take a peek at your balances は、
「残高を確認する」ですね。

次にこんな画面が出てきました。


Where would you like to get the cash from?
「どこから現金を引き出しますか?」という意味です。
左が当座預金、右が普通預金です。

そして、次に金額の選択肢が、
「20ドル、50ドル、100ドル…」
といった形で表示されるのですが、
その画面の写真は撮り忘れてしまいました。

金額の選択肢と一緒に、
Other amount 「その他の金額」というのがあるので、
それを押すと、こんな画面になります。



Please enter the amount you would
like and touch Enter.
「希望の金額を入力し、エンターにタッチしてください」

Please use multiples of $20.
「20ドルの倍数でお願いします」

そう。むちゃくちゃ大きい金額を引き出す時も、
100ドル札が出てくるわけではなく、
すべてバラバラバラバラバラと20ドル札が出てきます。
なので、ちょっと慌てふためいて、
バッグにしまいこむことになります。
何も悪いことはしてないのに、なんだか泥棒気分(汗)。

いやぁ、しっかし、初めてのATM、
ドキドキしましたが、無事、使えてホッとしました♪

2014年12月26日金曜日

クリスマス

皆さま、こんにちは。ねこです。
今、こちらは25日の夜11時半。
まだクリスマスです。

今日はニュージャージーとニューヨークの
クリスマスの様子をお届けしたいと思います。

クリスマスといえば教会。
教会といえばミサ。
ところで、ミサってどういう綴りか知っていますか?
ねこは、勝手に"Misa"と思い込んでいました。
でも、実は"Mass"だったのです!
これはなかなかびっくりでした。

どこから、「ミサ」という言葉が出てきたかと言うと、
ラテン語が"Missa"なんですね。
ラテン語で「派遣」を意味する missio【ミッシオ】に
由来すると言われています。

さて、今朝訪れた教会はこんな感じ。


教会関係者が入り口のところにいたので、
自分が旅行者であること、
クリスチャンではないこと、
教会のあまりの美しさに心を打たれたことを伝え、
もし、差し支えなければ、フラッシュなしで
写真を撮らせてもらえないかとお願いしたところ、
快諾してくださいました。



その後、入り口のところにしばし佇み、
賛美歌を聴かせていただきました。

音の響き方がお風呂なみなので、
もう、本当にうっとり!
神父さんのお話は、ちょっと響き過ぎちゃって、
これがTOEICのリスニングだったらヤだな
という感じです(笑)

そうそう、ここはカトリック教会なので、「神父さん」。
プロテスタントの教会にいるのは「牧師さん」です。
(キリスト教や聖書といったものは、
文学作品などにも深く根ざしているものなので、
翻訳をやっていると、自然に詳しくなります)

さて、教会はここまで。
次にクリスマスの町がどんな感じか
見ていきましょう。


あら、見事に閉まってる。。


素敵なディスプレイですね♪


「24日と25日はお休み」って貼り紙です。
靴下がかわいい。


なんとなく門松っぽく見えなくもない(笑)


「イブは時短営業、クリスマスはお休み」です。


「 26日の午後1時から開きます」という
とてもシンプルなメッセージですが、
"peace and love"って言葉が
添えられているあたりがアメリカですね。


「25日の木曜はお休みです」の次に、
"Sorry for the inconvenience"とあります。
「ご不便をおかけして申し訳ありません」
という意味です。

"inconvenience"【インコンビニエンス】というのは、
"convenience"【コンビニエンス】の反対です。
コンビニエンスストアのconvenienceが「便利な」で、
反対語は「不便な」。
セットにすると覚えやすいですね。


さらに派手な門松が!(笑)


あら? ここはクリスマスも開いてます!
何のお店だったか忘れちゃいましたが、
いくつかの飲食店は営業していました。
この町全体で言うと、
開いているお店が1~2割という印象。


こちらはお正月の予定まで書いていますね。
ちなみに、ツリーやサンタさんは、
お正月まで普通に飾られています。


メガネ屋さんのフクロウもサンタ(笑)


「イブは時短、クリスマスは休み」の
パターンですね。


お気に入りのスーパーも
今日は閉まっていました。

町歩きを終え、電車でマンハッタンに行き、
韓国人の友人とランチを食べたのですが、
マンハッタンの南側のヴィレッジエリアでも、
わりとお店は閉まっていました。


それでも、飲食店はいくつか開いているので、
食べる場所には困りません。

おそらく、タイムズスクエアのある
ミッドタウンのあたりは、
常に観光客がいっぱいいるので、
クリスマスでも営業しているお店が
多いのではないかしら?(あくまでも推測です)

ランチで会ったのに、
お喋りに夢中になっていたら、
外は暗くなっていましたとさ。


2014年12月25日木曜日

スーパーマーケットは驚きの宝庫

皆さま、こんにちは。ねこです。
ニューヨークは雨のクリスマスイブになりました。
今日はマンハッタンには出かけずに、
ご近所のスーパーへ。

今日まずびっくりしたのは、
こちらのお野菜。


Broccoli(ブロッコリ)と
Cauliflower(カリフラワー)が一緒になって、
BROCCOFLOWER(ブロッコフラワー)。

とりあえず、今日のところは、
驚きのあまり購入を控えてしまいましたが、
滞在中に一度ぐらいはトライしてみようかしら。

次に、おや?と思ったのはこちら。
サツマイモに見えませんか?


でも、これはYAMS(ヤム芋)。

下の段に少しだけ見えているのは
YELLOW POTATOES(黄色いジャガイモ)です。
"$2.99EA"とありますが、このEAは"each"の略で、
1袋あたりの値段が2.99ドルという意味です。

そうそう、"potato"を複数形にするときは、
語尾は"s"だけでなく、
"-es"をつけることになるので、
知らなかった人は、
この機会に覚えておきましょう♪

それにしても、別の段の商品の値札が
横並びに表示してあると、
ちょっとわかりにくいですね。

さて、今度こそさつまいも?と思いきや…


今度はRED POTATOES(赤いジャガイモ)。

黄色と赤の両方を買ってみましたが、
味も歯ごたえも、あまり変わらないなぁ…
という印象でした。

さっ、今度こそサツマイモです。
RED SWEET POTATOと書いてあります。


そのお隣は、WHITE SWEET POTATO
白いのもあるなんて、ちょっとびっくりですね。
こちらは、お正月の煮物用に、
今度買ってみようと思います。

さて、今回、もう1つびっくりしたのは、
店内にあったこちらの機械。


"Scan Items For Price"と書いてあります。
直訳するなら、
「値段のために商品をスキャン」という感じ。

要は商品をレジに持っていく前に、
「これ、いくらかな?」というのを
確認する機械です。

例えば、今回、棚に値段が
書いてなかった商品があったので、
そのバーコードをピッと機械の下部にかざすと…


はい、1つ0.49ドルということが
確認できました。
「買いたいけど、値段わからないし、
近くに店員さんいないし…」という時には
とても助かりますね。

そして、最後にレジで、
特大級のびっくりが待っていました。
今回は、友人と一緒に買い出しをしたので、
できれば、支払いを割り勘にしたいところ。

そういう場合、どちらかが
クレジットカードで支払うとしたら、
もう1人が半額を現金で渡すというのが
普通(?)ですよね。

でも、なんと、レジでクレジットカード2枚出して、
半額ずつ払うということが可能なのです!!
これって、アメリカでは常識らしく、
レストランの支払いなどでも使える方法なのだとか。
(※すべてのお店がやってくれるかは不明)

ただし、レシートをよ~く見たところ、
ぴったり半額ずつになるわけではなく、
あくまでも、値段は商品ごとで区切られて、
おおよそ半分ぐらいの金額で、
折半されるようです。
今回は1人が23.80ドル、
もう1人が22.35ドルでした。


ところで、スーパーでかなり写真を撮っていますが、
基本的には、「店内は撮影禁止」
というお店がほとんどかと思います。
(※食料品店や家電店では、
競合他社への価格漏洩を防ぐため。
衣料品店などではデザインの盗作を防ぐため)

ねこは、実は小さいコンデジを
バッグの陰に隠して、
こそこそと撮影しています。

もし、お店の人に何かを言われた時は、
まったく英語がわからないフリをしてとぼけるか、
「言語学の研究者で…」という言い訳をするか
まだ思案中です。

何はともあれ、美味しいフォンデュで
メリークリスマス♪


2014年12月24日水曜日

ライ麦パンと食品の表示

皆さま、こんにちは。ねこです。
今日はライ麦パンのパッケージを
じっくり観察してみたいと思います。


Light Jewish Rye Seeded

さて、いきなり商品名からして当惑しますね。
Ryeと書いてあるので、
おそらく「ライ麦パン」だというのはわかるのですが、
でも、なぜJewish(ユダヤ人)って言葉が
入っているのでしょうか?

パンについての、こんなサイトに
説明が書いてありました。
http://www.abreadaday.com/?p=346

Jewish Rye generally refers to a light rye bread that contains caraway seeds.  Dark, unseeded rye bread is typically called pumpernickel, and you’ll often see the two marbled together.  These two breads are very similar in texture, and somewhat similar in flavor, though pumpernickel is darker.  These types of bread both have a firm tradition in the culinary history of Jews from Poland and nearby areas.

まあ、簡単に言ってしまえば、
キャラウェイシードという種が入っている
色の薄いライ麦パンを"Jewish Rye"と呼び、
種の入っていない黒っぽいライ麦パンを
"pumpernickel"と呼ぶけれど、
どちらも、ポーランドやその近郊出身の
ユダヤ人の食文化に由来するものという感じ。

ちなみに、キャラウェイシードというのは、
普通に日本でも食料品店などで
売っているようです。(ちょっと香りにクセがあります)
http://www.tomizawa.co.jp/shop/g/g00561100/



さて、次は"SELL BY DEC-25"という文字。
これは、販売期限が12月25日までという意味です。
賞味期限ではありません。
「いつまで美味しく食べられるかは
自分で考えなさいね」ということですよね(笑)

"UNIT PRI"というのは、
Unit Priceの略で、今回の場合は1袋あたりの値段。
ちょっと印刷がヘンになっていますが、
1袋あたり2.59ドルです。

例えば野菜の値段などの場合は、
1ポンドあたりいくらというのが
書いてあります。
(日本で言うと「挽肉100グラムあたり98円」
という表示と同じ)

その隣に"YOU PAY"とあります。
これは「あなたが実際に支払う額」という意味。
今回は1袋そのままなので、
UNIT PRIと同じ額が書いてあります。
(さっきの挽肉が250グラム入ったパックなら、
98×2.50で「245円」と書かれるわけです)

次に"no preservatives"と書いてあります。
これは「保存料を使っていません」
という意味です。
う~ん、賞味期限には十分注意しましょう(笑)

その次は"NET WT"
"net"は「正味の」、"WT"は"weight"で重量です。
いわゆる「正味重量」というやつですね。
"NTWT"と略すこともあるようです。

"OZ"は"ounce(オンス)"の略。
1オンス=約28.3グラム

"LB"は"pound(ポンド)の略。
1ポンド=約453グラム。
(キロに換算するときは、
まず重量を半分にしてそこから1割引きするのが簡単。
20ポンドなら、半分で10、
その1割引が9なので約9キロという計算です)

なぜLBと書くかは、今年の6月に
長~い記事を書いて解説したので、
そちらをご参照ください。
http://interesting-languages.blogspot.com/2014/07/lb.html

ところで、近所のスーパーに、
オリジン弁当みたいなデリがありまして、
よくそこに寄って、量り売りのお総菜を買います。

1lb(ポンド)あたり7.99ドルと聞くと
なんだかすごく高そうだけれど、
これで0.52lb(約240グラム)なので、3.73ドル。
0.26ドルの税金が足されて、3.99ドルです。
(Taxは7%ぐらいか…)

オリジン弁当というよりは、
RF1っていう感じのお値段ですかね(笑)


ニューヨーク地下鉄

皆さま、こんにちは。ねこです。
今日はニューヨーク地下鉄の乗り方を
ご紹介しましょう!

…と言っても、なかなか混んだ地下鉄で、
撮影をするのは難しいので、
今回はYouTube動画を見つけました。

ブログへの埋め込みがうまくできなかったので、
こちらのリンクをクリックしてください。l
https://www.youtube.com/watch?v=xXbSqFqZvFc

うわっ! 全部英語だっ!とビビらずに、
とりあえず、映像を楽しんでみてください。
内容としては、次のようなことを言っています。

地下鉄の出入り口は、
緑のボール、赤のボール、あるいはMという文字で
示されていて、緑のボールのある出入り口は、
24時間利用できます。
赤のボールのところは、一部の時間帯のみあるいは、
出口だけとなっています。

駅名と一緒に、その駅に止まる路線が示されています。
この映像の駅では、4、5、6とJとZという路線が止まります。

進行方向は、北方面がUptown、
南方面がDowntownと示されています。

Expressという急行とLocalという各駅停車の
両方が走っている線もあります。
Expressの止まる駅は白い丸、
Localの止まる駅は黒い丸です。

地下鉄の利用にはメトロカードが便利です。
駅構内のチケット売り場か券売機で買えます。
券売機ではStartを押し、言語を選び、
今回はMetroCardを選びます。

Refill(チャージ)かGet New Card(新規購入)を選び、
次にRegular(普通)かUnlimited(乗り放題)を選びます。
今回はRegularを選択し、
次にOther Amount(他の金額)を押します。

(※ここで表示されている金額を選んでもOK。
この映像では5ドルを選んでいますが、
頻繁にチャージするのは面倒なので、
10ドルや20ドル分、まとめて
チャージしておくのがオススメです。
また、1週間前後の滞在で、
地下鉄だけであちこちに動き回るなら、
7日間のUnlimitedを買うのもアリ)

次に支払い方法を選びます。
選択肢は次の3つ。
Cash(現金)
ATM Card(デビッドカード)
CreditCard(クレジットカード)

現金を入れるか、
カードを通して暗証番号を打ち込むと、
メトロカードが出てきます。
Regularのカードは、
友人や家族で、何度も通すことができます。

(※これは日本人にとっては驚きなのですが、
地下鉄は均一料金で、カードを通すのは
入場する時のみなので、
例えば、3人で地下鉄に乗るときに、
1枚のRegularカードで、1人目、2人目、3人目…と
入場することも可能です。
乗り放題券はそういう使い方はできません)

このあたりまでが、
YouTubeの3分30秒までの簡単な解説です。

ちょっと補足をしておきましょう。
(やっと自分で撮った写真が登場!)
メトロカードは、この手前の細い隙間を通します。


向きはちょうどこのまま、
黒い線を下にして、矢印の方向へ。


そして、グルンと回る銀色のバーを
1つ分回転させて入ります。
(スーツケーつとかあると、ちょっと厄介かも)

驚いたのは、地下鉄のホームで
Free WiFiが使えるようになっていたこと。



「設定」→「WiFi」で
TRANSITWIRELESSWIFIを選び
ブラウザを開いて「CONNECT(接続する)」を
クリックするとつながります。
詳細はこちら:
http://transitwirelesswifi.com/

ただし、いつでも快適につながるわけではなく、
ああ~、つながらない~と思っている間に
電車が来てしまうことも多いので、
あまりアテにしないほうがいいです(笑)

最後に、地下鉄を降りるときのこと。
先ほども書きましたが、
出口ではカードは使いません。
でも、入り口と同じようなゲートがあります。


最初にこれを見た時、
うわっ、ど、どこにカードを入れるの??
と非常に当惑したのですが、
カードは使わずに
そのままバーを押すだけで通れます。

ニューヨーク地下鉄に乗った気分、
味わっていただけましたか?

<今日のおまけ>
今、ねこが滞在しているニュージャージーまでは、
PATHという別の路線の地下鉄が走っています。
こちらは、ワールドトレードセンター駅の
PATH乗り場。

地下鉄ではあるけれど、
まあ、埼京線みたいなものだと思ってください(笑)



なんと、傘袋が置いてあって、
とってもびっくりしました!
日本はデパートの入り口にはあっても、
地下鉄の入り口にはないですよね?


ホームは最近改装したばかりで、
まだ、新築のビルのような匂いがします♪


そして、ニュージャージー側からの夜景。
この景色が大好きでこちら側に住む人も
けっこういるようです。


2014年12月23日火曜日

New York Cares

皆さま、こんにちは。ねこです。
今日も標識やら何やらを
いっぱい撮ってきたのですが、
それは後日あらためて解説しましょう。

今日の話題はボランティア活動について。
ニューヨークには、New York Caresという
ボランティア活動を支援する団体があります。

New York Cares
https://www.newyorkcares.org/

この団体にボランティア活動の申し込みをすると、
まずは、1時間のオリエンテーションがあります。


今日はそのオリエンテーションに行ってきました。
この立派な建物の19階に、
New York Caresのオフィスがあります。


ドキドキしながら中に入ると、
立派な受付があり、
「19階のNew York Caresに行きたいんですが」
と言うと、
「そこに名簿があるから、自分の名前を見つけて、
その横にサインして」と守衛さん。

ペラペラとリストをめくると、
おお~っ、確かに自分の名前がありました。
そんなところでちょっと感動(笑)

そして、エレベーターで19階に行くと、
そこにも名簿があって、同様にサインをします。

オリエンテーションルームには、
ざっと100人ぐらいの老若男女が、
説明を聞きにきていました。


説明の英語が、とてもわかりやすかったので、
ホッとしました(笑)。
普段の翻訳の仕事よりも、聞きやすかったなぁ。
英語ネイティブ以外の人の参加も想定して、
わかりやすく話してくれているのかもしれないですね。

説明会では、New York Careの発足から、
実際の活動の種類、申し込み方法、
キャンセルの方法など、
とても丁寧に説明してもらえました。

それにしても、ボランティア活動の
種類の多さには、驚かされます。
病院や老人ホームを訪れる福祉関係や、
恵まれない子どもたちの勉強を手伝うプログラム、
環境問題や動物保護などもあります。

たくさんのニューヨーカーが、
実に多くのボランティア活動に参加していることを知り、
なんだかとても温かい気持ちになりました。
外のイルミネーションまで、
いつもより素敵に見えちゃったり。


このオリエンテーション、
早めに申し込めばオンラインでも受けられるので、
(比較的すぐに満席になる様子)
短期滞在でニューヨークを訪れる人でも、
事前にオリエンテーションを済ませ、
こちらに来て、単発でボランティア活動をすることも可能です。

オリエンテーションが済むと、
インターネット上の募集ページから、
参加申請ができます。


とりあえず、いくつか申し込んでみました。
内容については、また追ってこのブログで
ご紹介しようと思います。

異国でのボランティア活動を経験することで、
物事の見方や、ひょっとしたら、
人生への向き合い方まで
変わってくるのではないかという気がしています。

2014年12月22日月曜日

"No Loitering"

皆さま、こんにちは。ねこです。
ものすごくキョロキョロしながら歩いています。
自分のアンテナをできるかぎり高感度に保ち、
1つでも多くの情報を手に入れたい、
そう思いながら暮らしていると、
これまでは気にならなかったものが
次から次へと目に飛び込んできます。

今日はこちら。
"NO LOITERING"

ご近所のシティバンクの前にあった注意書きです。
-ingがついているので、
おそらく元の形は"loiter"かと思いますが、
実は初めてお目にかかる単語でございます。
(勉強不足ですみませんっっ)

なんだろうなぁ…と思って、
帰宅して辞書を引いてみたら、
こんな意味でした。

loiter 〔自動詞〕
当てもなくぶらつく
〔時を〕ダラダラと過ごす
〔仕事などを〕ぐずぐずやる

写真には写っていないのですが、
この手前の部分が階段なので、
つまり、「ここで座り込んだりして
たむろしちゃダメよ」って感じでしょうか。

今日、目に飛び込んできた英語は
他にこんなものがありました。


"FLU SHOTS ARE HERE"
(インフルエンザの予防接種、ここでできます)
"No Appointment Needed"
(予約不要)


"Sunday Funday!"
(日曜日はお楽しみの日!)
"Showing All NFL games!"
(NFLの全試合お見せします)


"6-TIME WINNER"
(6回受賞)
"NEW YORK SPORTSCASTER OF THE YEAR"
(ニューヨーク・年間スポーツキャスター賞)

残念ながら、電車が混んでいて、
他のポスターは撮れなかったのですが、
「お天気お姉さんを19年」とか、
「大事件のレポートを25年」など、
著名キャスターのポスターが並び、
車両1両、すべてNBCのポスターで
埋め尽くされていました。
下車したら、車体にもNBCのロゴが(笑)。


そうそう、車内のドアの上の部分には
"Do not hold doors"
(ドアを押さえてはいけません)


たしか日本では、
「駆け込み乗車はおやめください」とか
「戸袋に手を引き込まれないよう
ご注意ください」ですよね。
このあたりにも、ちょっと国民性の違いが
垣間見られるかもしれません。

<今日のおまけ>
街はツリーやらイルミネーションで、
とてもキラキラしています。
お菓子のおうちもありました♪