2014年7月2日水曜日

lbって何ですか?

皆さま、こんにちは。ねこです。
今、ブログの管理ページを見たら、
なんと総アクセス数が9万件を突破していました!!
びっくり。。。

10万件になったら、何か記念にやろうかしら。
って、何しよう? (^^ゞ


さて、今日は量り売りの話題です。
皆さん、スーパーのお肉やお総菜売り場などで、
店員さんにグラム数を伝えて買うってことはありますか。
それを外国でやったことはありますか。

ねこは、ほんの数年前までは、
外国で量り売りのものを買うことができませんでした。
何をどう言ったらいいか分からないし、
何か聞かれて分からなかったら恥ずかしいし…。(^^;

でも、この1~2年の間に、
よくも悪くも、おばちゃん的図々しさを身につけたのか、
何でも平気でチャレンジできるようになりました。
この前の年末には、まったく言葉の通じない
イスタンブールの商店街で、
身ぶり手ぶりでオリーブの量り売りをゲット。
ああ、向かうところ敵なし(笑)。

ところで、この量り売り、日本の場合だと、
大抵、100グラムあたり何円というのが書かれていますよね。
ヨーロッパも、イギリス以外では、
100グラムあたり何ユーロ、何リラという表示です。
それがアメリカだと、こんなふうに書かれています。


これは、対面で量ってもらうものではなく、
自分でビニール袋に入れて、
レジで重さを量ってもらうものですが、
この単位、分かりますか。

BULK GARLIC $3.99 LB

このLB(お店によっては小文字でlb)は、
ポンドという単位を意味します。
1ポンドは453.59237グラム。
まあ、1キロの半分弱と覚えると簡単です。

そこまではいいのですが、
なんで"pound"なのに、"LB"なんでしょう。
それが、ここ数年、ずっと気になっており、
ようやく調査をしました。
いくつかのサイトの情報を総合すると、こんな感じです。

昔々、メソポタミア地方で、
人ひとりが1日に食べるパンを作るのに
必要な粉の重さとして「ポンド」が定められました。
そして、古代ローマでは、
この単位を「リブラ (libra)=天秤」と呼んだため、
その略号が"lb"となったというわけです。

ちなみに、各国語での表記は以下のとおり。

英語: pound(パウンド)
オランダ語: pond(ポンド)
ドイツ語: Pfund(プフント)
フランス語: livre(リーブル)
スペイン語: libra(リーブラ)
イタリア語: libbra(リッブラ)

フランス語やスペイン語圏ならlbでいいけれど、
英語圏ではpdとかにすればいいのにねぇ…
と思うのは、ねこだけでしょうか。
英語ネイティブたちは、lbの由来、
みんな知ってるのかしら。

ところで、お店には、他にこんな表示もありました。
ちょっと見にくいんですが、分かりますか。


BAG ONIONS 2.49 EA

という表示が出されています。
(よく見えないけど、たぶん)

このEAというのは、eachの略で、
タマネギ1袋(ネット)あたり、2.49ドルということ。
こちらは量り売りではなくて、1袋単位の値段です。

アメリカのスーパーで何となく撮ってきた写真からも、
いろいろ発見があるものですね。^^