2015年9月24日木曜日

ニーズを創造せよ

皆さま、こんにちは。ねこです。
ニューヨーク州の田舎から、
大都市マンハッタンに戻り、
とても充実した日々を過ごしています。

昨日は、心理学者であり、
バイリンガル研究の第一人者でもある
フランシス・グロージャン氏の
講演を聞いてきました。


5番街の78丁目と79丁目の間、
フランス大使館での無料イベントです。
http://frenchlanguage.frenchculture.org/news/conversation-professor-francois-grosjean

1時間ほどの講演の中で、
子供の言語教育や社会環境について
いろいろなお話をされていたのですが、
その中で繰り返し出てきたのが
"create needs"という言葉でした。

ニーズを作り出す。

母国語であろうが外国語であろうが、
人は何かを“伝える”という必要に迫られて
言葉を発するものなので、
言語習得に最も必要なのは、
そういう環境を作り出すことなのだそうです。

例えば、メキシコ人の夫婦が、
アメリカに移民してきて、
子供に英語を学ばせたかったら、
アメリカ人の子供と遊ばせるのがベスト。
子供は友達と分かり合いたいので、
どんどん言葉を吸収していきます。

国際結婚をした夫婦に子供が生まれ、
祖父母が孫とのコミュニケーションのために
必死で言葉を覚えるというのも
かなり強力な“ニーズ”ですよね。
“モチベーション(動機)”という言葉で
言いかえることもできるでしょう。

英語学習に行き詰まっている人は、
この“ニーズ”を見直してみるといいでしょう。
ニーズがなければ、作り出すのです。

海外旅行の予定があれば、
それは大きなニーズになるでしょう。
でも、わざわざ海を越えなくても
日本国内にもさまざまな機会が存在します。
英会話カフェで外国人と友達になるのもよし、
浅草などの観光地で外国人に話しかけるのもよし、
英語のはとバスツアーに参加して
観光客と仲良しになるという方法もあります。

Hi, are you a tourist?
Can I talk to you now because I'd like to talk to foreigners?
Where are you from?
How long are you staying Japan?
Where did you visit so far?
Where are you planning to visit after here?
Did you eat sushi?

こんな感じでいくつか質問をすれば
5分ぐらいのスモールトークが
楽しめるかと思います。

話しかける相手を選ぶポイントは、
いかにも観光客という雰囲気の人を選ぶこと。
歩き疲れて、ベンチで
休憩しているような人がベストです(笑)。
そのへんは、空気を読んで
うまくやりましょう。

すごく気が合う人と出会い、
FBなどでお友達になったら、
さらに英語を読んだり
書いたりする機会が増えます。

ぜひ、“英語を話したい”という
強力なニーズを作り出しましょう♪

<おまけ>
フランス大使館での講演会、
なんと、無料のワインやおつまみの
サービスまでありました。
太っ腹だなぁ…。


2015年9月15日火曜日

アムトラックに乗る

皆さま、こんにちは。ねこです。
書きたいネタが、どんどん増えていきます。
近日中に、3つか4つ、
まとめて記事をアップするかもしれません。

さて、今日はアムトラック(Amtrak)のお話をしましょう。
アムトラックは、全米鉄道旅客公社
National Railroad Passenger Corporation)という
邦政府出資の株式会社です。

まあ、日本のJRのようなものですが、
こちらの路線図を見ると、
http://www.amtrak.com/ccurl/948/674/System0211_101web,0.pdf
全然走っていないエリアもあるので、
どこに行くにも使えるというような
乗り物ではありません。

そういう意味では、電車よりバスのほうが、
比較的、広いエリアを網羅していますし、
ある程度、移動距離が長くなると、
飛行機を利用する人も多いかと思います。

ただし、ニューヨーク近郊は、
アムトラックや地下鉄の路線が充実しているので、
車を所有しない人もけっこういます。

ねこは今回、ニューヨークから、
ニューヨーク北西部のユーティカという町まで
アムトラックに乗りました。

アムトラックのチケットは、
ネットで購入ができます。
http://www.amtrak.com/home

例えば、今月末に、
ニューヨークからユーティカまで
行きたい場合は、
出発駅と到着駅と日付を
こんなふうに入力します。


そして、FIND TRAINSという
ところをクリックすると、
こんな画面が出てきます。


一番左がSAVERという一番安い
料金のチケットなのですが、
None Left(残席なし)と書かれています。

SAVERは、格安航空券のようなもので
払い戻し不可です。
VALUEは、24時間前までなら
100%払い戻しOKで、
24時間を切ると、
払い戻し手数料が10%かかります。
FLEXIBLEは、いつでも払い戻しOK。
PREMIUMは、ビジネスクラスや
寝台車などが利用できるチケットです。

安いものからどんどんなくなっていくので、
予定が早めに確定できるなら、
早めに購入しておくのがポイントです。

ねこは、日本にいる間に
予約をしておいたので、
今回は、50ドルのチケットが買えました。

チケットの受け取り方法は
何種類かありますが、
今回はメールでEチケットを
受け取るという方法を選びました。

PDFでこんなチケットが送られてきます。


印刷して持っていてもいいし、
スマホに画像を保存しておいてもOKです。
スーツケースなど、荷物が多い時は、
紙に印刷しておいたほうが、
見せやすいかも。

さて、乗車する時は、駅の発車案内板で
電車が来るホームを確認します。
日本では、ホームは事前に
決まっていることが多いのですが、
アメリカでは(他の多くの国でも)
発車直前までホームが表示されません。

皆、荷物を持ったまま、掲示板を睨んで待ち、
表示が出た瞬間に、ホームに殺到します(笑)


やっと、ホームに降りられました。
途中で切り離しなどがあるのか、
行き先によって、乗る車両が違います。
駅員さんにチケットを見せると、
「あなたはあっち、あなたはこっち…」と
教えてくれるので、
特に心配する必要はありません。


車内はこんな感じです。


広いです!
電源もあるし、WiFiも使えます。


注意すべきは、アムトラックは
かなりの確率で遅延するということです。
なので、ギリギリのスケジュールで
アムトラックの旅を計画するのだけは
絶対に避けましょう。

アムトラックの旅に興味がある人は、
去年の12月と今年の2月にも
記事を書いているので、
よかったら読んでみてくださいね。

http://interesting-languages.blogspot.com/2014/12/blog-post_27.html

http://interesting-languages.blogspot.com/2015/02/blog-post.html

ちなみに、ユーティカはこんな場所です。


ここも、ニューヨーク州とは
何ともびっくりですよね(笑)

2015年9月13日日曜日

ニューヨーク・セレブ体験(?)

皆さま、こんにちは。ねこです。
ニューヨークに到着するなり
いろいろと貴重な体験を
させてもらっています。

言葉以外についてのネタが
多くなる日もありますが、
ねこと一緒に旅をしているつもりで
楽しんでもらえれば幸いです。

さて、まずは昨夜の
セレブ体験(?)のお話から。

ねこには、ボランティア活動で知り合った
イタリア人の友人がいます。
このブログを長く読んでいる人は、
今年5月に、彼女が旦那様と
来日した時の記事を
読んでいるかもしれませんね。
http://interesting-languages.blogspot.com/2015/05/blog-post_20.html

実は彼女は、
ねこが知り合う機会などなさそうな、
ファッション界の大御所で、
アッパーイーストと呼ばれるエリアの
超高級マンションに住んでいます。

そんな彼女が
「うちに泊まりにいらっしゃい」
と誘ってくれたので、
ちょっぴりドキドキしながらも、
ちゃっかりお邪魔しちゃいました。

マンションの玄関には、ドアマンが2人もいて、
通路には噴水があって、
エレベーターホールへの通路が
こんな感じです。
(平静を装いつつかなりドキドキ:笑)


お部屋はモデルルームか、
はたまた美術館かという感じ。



南側は全面窓です。


トイレのタンクの上にも
いろいろ飾り物が載っています。
実用的なアイテムなのか、
飾り物なのか判別がつきません。


ご先祖の姿が描かれている絵画やら、
骨董品の数々が…。
Sigh...(ため息)


こんな場所にいると
つい、緊張してしまいそうですが、
彼女の気さくな人柄のおかげで、
すっかりくつろいでしまいました♪

そして、夜は、社交ダンスのレッスンへ。
これまた、初めての経験です!
場所は、レキシントン街76丁目の
St. Jean Baptisteという教会です。


上流階級の堅苦しいダンスレッスン
というわけではなく、
誰でも参加可能な教会のイベントで、
今回のレッスンは、タンゴ!
(単語ではありません)

1時間20ドル(約2,400円)っていうのは
なかなかお手頃ですよね。
19:30から20:30までがレッスンで、
そのあとが、自由に踊るパーティータイムになります。
パーティーから来る人は無料です。


服装のことなど、
いろいろ心配でしたが、
ちゃんとしたドレスの人もいれば
Tシャツにカジュアルなパンツの人もいて、
年齢層もさまざま。
そして、みんなとても気さくに
踊りに誘ってくれました。

これを主催しているのは
The Manhattan Ballroom Societyという
団体なのですが、
友人曰く、いろいろ行ってみたなかで、
ここが一番、気楽で楽しいのだそうです。
彼女は特別な用事がないかぎり、
毎週、金曜日に参加しているのだとか。

金曜日のレッスンとパーティーは、
Open to public(誰でも参加OK)なので
ニューヨーク観光に来て、
ちょっと変わったことがしてみたかったら、
参加してみては?
http://www.manhattanballroom.net/

ちなみに、来週はワルツだそうです。
また行ってみようかなぁ。

2015年9月11日金曜日

ネイティブの力を借りる

皆さま、こんにちは。ねこです。
先ほど、歌詞の対訳を納品しました。
歌詞を訳す時は、たいてい
ネイティブの力を借ります。

以前は、“ネイティブの力を借りないと
訳せないなんて、プロじゃない”と思い
常に焦りの気持ちを抱えていました。
しかし、今はむしろ、“必要なことを
きちんと尋ねなかったらプロじゃない”
と考えるようになっています。

大事なのは、誰にどう尋ねるか
というところかもしれません。
ギブ&テイクが成立していて
お互いがハッピーであることが
重要じゃないかと思います。

何らかの形でお返しをする、
あるいは、“仕入”という形で
金銭を支払うこともあります。
自分は翻訳をすることで
“売上”を得ているのだから、
“仕入”の代金を払うのは当然です。

また、お互いに仕事上で
助け合える関係なら、
金銭のやり取りはせず、
頼み事の分量の面で
うまくバランスを取るというのもアリです。

尋ね方も重要です。
「○○っていう文章だけど、
これってどういう意味?」
という聞き方をしては、
相手に大きな負担をかけてしまいます。

「○○っていう文章だけど、
私はこれは△△が□□っていう意味だと
解釈してるんだけど、これで合ってる?」
という形で、自分なりの解釈を
伝えてみるといいでしょう。
そうすれば、合っている場合には、
相手は、「正解!」と一言書くだけで済みます。

スラングなども、
Urban Dictionaryを駆使して
http://www.urbandictionary.com/
「こういう意味が隠れてるのでは?」
というところまで持っていけると、
たとえ、間違っていたとしても、
「それも面白い解釈だね」と
笑ってもらえます。

とにかく、まずは一生懸命、
自力で頑張ってみたけれど、
どうしても確認が必要というところだけ聞く
という姿勢が重要かと思います。

また、“人脈のメンテナンス”と言ってしまうと
とても失礼な表現に聞こえますが
実際問題として、翻訳者として生きていくには
“相談できる相手”を確保することが
本当に重要です。

困った時だけ相談するのではなく、
普段のコミュニケーションを大切にして
いつでも気持ちよく回答してくれる相手を
作っておけるといいですね。

さて、以前、歌詞対訳を手がけたアルバムが
本日9月11日、リリースされました。


レオナ・ルイスの「I Am」です。
http://www.universal-music.co.jp/leona-lewis

一言で表現するなら、
「元気を与えてくれるアルバム」
という感じでしょうか。
ぜひ、YouTubeで試聴してみてくださいね。
https://www.youtube.com/watch?v=FfYC6HgiQ-c


<今日のおまけ>
今日のニューヨークは雨でした。




2015年9月9日水曜日

シカゴ経由ニューヨーク

皆さま、こんにちは。ねこです。
成田から飛行機に乗り、
シカゴ経由で先ほど、
ニューヨークに到着しました。

今回は、海外旅行初心者さんにも
参考にしてもらえるように、
出発から到着までにやることを
すべてご紹介したいと思います。
最近、なかなか海外に行けないなぁ…
という人も、これを読んで、
旅行気分を味わってもらえたら光栄です。

さて、まずはチェックインから。
最近は、24時間前からオンラインで
チェックインできる航空会社が
多くなっています。
ネットで予約番号を入れて、
手順どおりに進んでいけば、
座席指定もできるかと思います。
(※JTBのトルノスでは、
予約の時点で、座席指定可能)

すべての手続きが済むと、
搭乗券(Boarding Pass)が
画面に表示されるので、
それを持って空港に行けばOKです。
うまく事前チェックインが
できない場合は、
そのままEチケットを印刷して
空港に持っていけばOKです。

さて、空港に到着したら、
荷物を預ける手続きをします。
その際に、ちゃんとした用紙で
印刷し直した搭乗券が渡されます。
(省エネを考えると無駄だけど、
記念にもらいたいのでヨシとします)

次に保安検査場に進みます。
郵便物を出せるのは、
保安検査場の手前までなので、
何か送る人は忘れずに。

液体物は基本的には
スーツケースの中に入れておき、
どうしても機内で使うようなものだけ
ジッパー付きのビニールに入れて
保安検査場でチェックを受けましょう。
飛行機の中で飲むお茶などを買うのは、
出国審査の後にしないと、
ここで没収されます。

日本では靴は脱がなくてOKです。
(アメリカでは靴も
手荷物と同じように検査されます)

保安検査場の次は出国審査です。
これは、何も話す必要はありません。
パラパラとパスポートをめくられ、
ポンとスタンプを押されるだけです。

出国審査が終わると、
華やかな免税店が待っています。
ここで1つ注意点。
お酒などの液体物を買ってOKかどうかは、
行き先によって異なります。

直行便の場合は問題なし。
しかし、経由便でヨーロッパに行くときは
ここで買うことはできません。
経由地で保安検査を受ける際に
液体物として没収されてしまうからです。

しかし、アメリカの都市を経由する場合は、
一旦、スーツケースを受け取り、
再び預ける作業があるため、
その際に、スーツケースを開け
お酒の瓶などを入れることができます。

購入予定がある人は、
セーターやタオルなどで包めるように
準備をしておくといいでしょう。

さて、買い物が済んだら、
あとは出発ゲートで待つだけです。
ちゃんと便名があっているかも
確認しておきましょうね。

ちなみに、今回、ねこが乗ったのは
最新鋭のボーイング787という
飛行機でした。
ほんっと、ピッカピカ!!
AC、USBなどの電源も充実し、
WiFiも完備しています。
(※ただしWiFiは有料)


機内食は欧州やアメリカ大陸への
いわゆる長距離便では、
トレーに載ってくる食事が2回と
サンドイッチのようなものが1回出ます。

さて、快適な787でのフライトは
あっという間に終わってしまい、
シカゴに到着。

ここで、とても驚いたことがあります。
なんと、入国審査のシステムが
新しくなっていました!!
Automated Passport Control (APC)です。
http://www.cbp.gov/travel/us-citizens/automated-passport-control-apc

利用条件はこんな感じです。

U.S. and Canadian passport holders and international visitors from Visa Waiver Program countries are eligible to use APC kiosks.  Visa Waiver Program visitors must have Electronic System for Travel Authorizations (ESTA) approval prior to travel and have visited the United States on at least one occasion after 2008.

アメリカかカナダのパスポートを持っている人か
ビザ免除プログラム(VWP)
電子渡航認証システム(ESTA)申請をしていて
2008年以降、少なくとも1回、
アメリカを訪れている人。

アメリカ初上陸の人は、列に並んで、
入国審査を受けることになります。

APCを利用できる人は、
KIOSKと呼ばれるタッチパネル式の機械に
パスポートを載せ、次に指紋をスキャンし、
写真を自撮りして、検疫の質問に答えると
その機械から何やら長い紙が出てきます。
それを持って入国審査の列へ。

入国審査では、渡航目的など
簡単な質問はありますが、
ものの30秒ぐらいで終了。
飛行機を降りてから10分ぐらいのうちに
入国できちゃいました!!
(ニューヨークのJFK空港で、
2時間以上も並んだこともあるので、
これはかなりハッピーです!!)

入国が済んだら、手荷物の受け取りです。
ターンテーブルを回ってくるスーツケースを
ここで一旦、受け取ります。

そして、それを持って、
到着ロビーへ出ます。
普通に人が出迎えに来ている場所なので
本当にここでいいのかなと
不安になりますが合っています。

到着したのは国際線のターミナルなので
ここからアメリカの国内線の
ターミナルへ電車(ATS)で移動します。
アメリカン航空はターミナル3へ。

すると、国内線にチェックインする人の
列があるかと思いますが、
すでにチェックインは済んでいて
搭乗券もあるので、
その列に並ぶ必要はありません。
Bag Dropという場所を探します。
Back Dropではありません(笑)
分からなかったら、
"Where can I drop my bag?"と尋ねましょう。

ここでスーツケースを再び預け
身軽になったら、
保安検査に進みましょう。
基本は日本を出るときと同じですが、
靴を脱ぐのをお忘れなく。
乗り継ぎ時間が迫っている場合は、
空港スタッフに声をかけ、
優先的に通してもらいましょう。

さあ、あとはゲートに進むだけです。
乗り継ぎのゲートは
こういう案内版を見て探します。


ところでこちら、ターミナル内の
マップなのですが…

You Are Here(現在地)という文字が
ターミナルの外に
デカデカと書いてあるので、
「え~、じゃあ、ターミナルには
どうやって行くんだろう?」
と一瞬悩んでしまいました。
でも、よ~く見たら、
You Are Hereの文字の左にあるのと
同じマークがターミナル内にありました。
紛らわしいぞっ!(笑)

そうそう、シカゴでは、
こんな警告を見かけました。


ここから先に進むと、
Secure Area(保安検査済みの人が入れる場所)を
出てしまうので気をつけてください
ということが書いてあります。
到着した乗客たちと一緒に
うっかり出ないように気をつけましょうね。

シカゴからニューヨークまでの
フライトは実質1時間半ぐらい。
着陸前、眼下に見える景色について、
「右手に見えるのがエンパイア・
ステート・ビルです」などの
アナウンスが入って大感激!!!


ニューヨークには、
大きな空港が3つあります。
日本からの直行便が到着するのは
ジョン・F・ケネディー空港(JFK)と
ニューアーク空港(EWR)。
そして、経由便の場合は、
ラガーディア空港(LGA)に
到着することもあります。

どの空港に到着した場合も、
市の中心部に行くのにオススメなのは
NYC Airporterという空港バスです。
http://www.nycairporter.com/

マンハッタン内のいくつかの
バス停に停まります。
帰りの日程が決まっていて
同じ空港から出発の場合は、
往復で買うとちょっと安くなります。


バス乗り場は、ドアの外です。


さて、今日のところは、とりあえずここまで。
到着してから、こんなに書いたのかって?
いいえ。飛行機の中で、
暇つぶしに書いていました(笑)

滞在中、英語のこと、文化のこと、
いろいろ書いていけたらと思っています。
では、おやすみなさい!

2015年9月5日土曜日

コミュニケーションを学ぶ

皆さま、こんにちは。ねこです。
先日、ご紹介したGCAIの体験レッスン
受講してきました。

1時間のレッスンを2つと、
2時間のレッスンを1つで計4時間。
“学習”しているというよりも、
“体感”することが盛りだくさんの
充実したレッスンでした。

最初に受講したのは
「サウンドマスター」というクラス。
http://www.jvta.net/?p=8085#soundmaster

同じ単語、同じ文章でも、
イントネーションや声の出し方だけで、
いろいろなニュアンスを
伝えられるということを学びました。

これは何となく頭では分かっていても
実際にはあまり使っていない
スキルかもしれません。
しかし、ペアやグループに分かれて、
何度も何度も練習することで、
気持ちの伝え方が
上手になっていく感じがしました。

次に受講したのが、
「バックチャネリング」というクラス。
http://www.jvta.net/?p=8085#back-channeling

これは簡単に言ってしまえば、
「相づち」と「聞き返し」です。
日頃やっていることという気はしますが、
実際に、グループで相づちを打つ練習をして
とても驚いたことがありました。

(例文を見ながら)自分が語る内容を
3人ブループの他の2人が、
すごく熱心に相づちを打ちながら
聞いてくれていると、
すごくいい気分なんです(笑)。
非常に面白いことを話している気分になるし
自分が魅力的な人間であるような錯覚さえします!

これは、英語に限らず、
日常のコミュニケーションでも
大いに活用すべきスキルだと思います。
家族や同僚の話に、目をキラキラさせて
バラエティーに富んだリアクションをしたら、
人間関係がよくなるかもしれません(笑)

そして、お昼の休憩のあとに受講したのが
「プレゼンテーション」のレッスンです。
http://www.jvta.net/?p=8085#presentation

え~、正直に告白します。
このレッスンを取るかどうかは、
けっこう迷いました。
人前でスピーチなんて緊張するし、
スピーチ書くのも面倒だし…と
思っていたのです。
でも、今、最もオススメしたいのは、
このクラスです!!

先生は「人間は緊張する」ということを
大前提としてレッスンを進めてくださいました。
まずは、自分の近くの人と
1対1で自分の名前を言い、
次に自分の席で出身地を発表し、
次にみんなの前で好きなものを言う
という感じで、少しずつ、
ハードルを上げていきます。

プレゼンやスピーチでの
大きな課題の1つは
緊張とどう戦うかということでもあるので、
この「少しずつ慣れる」という戦法は
非常に効果的でした。

そして、スピーチの作成も、
イチからすべて書くのではなく、
プリントに穴埋めをするだけで
6センテンスの面白いスピーチができるように
準備してあったので、
構成を考えるという面でのストレスは
感じないで済みました。

しかも、構成についての
説明もきちんとしてくださるので、
配布されたプリントの構成は
今後のスピーチライティングに
活用することもできます。

最後に1人ずつ前に出て発表をするのは
もちろん緊張しました。
しかし、そこまでの1時間半ぐらいの間に、
すっかりクラスの皆に対して
親近感が湧く状況になっていて、
しかも、皆が積極的に
相づちを打ってくれるので、
とても気持ちよくスピーチを
終えることができました。

全員のスピーチを聞いて思ったのは、
1人1人の個性を、本当にいい感じで
引き出してもらえたなぁ…ということ。

プレゼンに対して苦手意識がある人も
このクラスを何度か受けていったら、
プレゼンが好きになるかもしれません。
オススメです!

3レッスンすべてを受講して
あらためて実感したのは、
「コミュニケーションは言語が2割
それ以外が8割」という法則です。

表情、視線、声の調子、ジェスチャーなど、
言語以外のさまざまな部分で
私たちは相手にメッセージを送っています。

GCAIは、この2割と8割を総動員して
コミュニケーションの質を上げる方法を
教えてくれる学校なんだと思います。

単発のレッスンや、
全6回などで完結するレッスンが
いろいろあるというのも魅力です。

今、英会話学校に通っている人でも
GCAIを併用するというのは
大いにアリだと思います。

それと、安心なポイントは、
体験レッスンのあとに、
「入会しませんか」などと
講座の押し売りをされることが
一切ないこと(笑)

アンケートは提出しますが、
それだけです。
メルマガが届くようになるかもしれませんが
(どうかな?)
メルマガは面白いので
ぜひ送ってもらいましょう♪

学校の開校は10月24日。
これから、いろいろなレベルの
さまざまな講座を
どんどん作っていくとのことなので
「こんな講座があったらいいなぁ」
という提案もしてきました。

無料体験レッスンは、
まだまだ受講できるので、
ぜひ、一度、足を運んでみてくださいね。


<体験レッスンの日程>

・英語プレゼンテーション(2時間)
9/13(日)、24(木) 、26(土)、10/10(土)、20(火)

・英語サウンドマスター(1時間)
9/13(日)、15(火)、26(土)、10/10(土)、15(木)

・英語バックチャネリング(1時間)
9/13(日)、15(火)、26(土)、10/10(土)、15(木)

2015年9月2日水曜日

通訳案内士試験(続報)

皆さま、こんにちは。ねこです。
先日の通訳案内士試験について、
各校の解答速報が
徐々に修正されているようです。

富士通訳ガイドアカデミーの解答速報
http://www.fuji-academy.co.jp/sokuho/20150830.pdf

ESDIC英語能力開発アカデミーの解答速報
http://www.esdic-academy.jp/category/2021376.html

PEP英語学校の解答速報
http://www.pep-english.net/blog/2015/08/post-6488.html

(※8月30日時点では、
各校、いくつか異なる解答が出されていました。
詳細は、8月30日のブログに書いています)

CELは、ニュースレターを申し込むと、
ちょっとした解説や予想平均点なども書かれた
メールを送ってくれます。
http://www.cel-eigo.com/material/guide_exam_present.html

先ほど、CELから解答&速報レポートが届いたため、
じっくり読んでみたところ、
「今回の日本地理・日本歴史・一般常識の問題であれば、
合格基準点以上得点された方は非常に少ないと思われる」
という記述がありました。

予想平均点は、
地理(40点)、歴史(43点)、常識(40点)で、
平均点+10点ぐらいが必須得点、
実際の合格ラインは、平均点と必須得点の
間ぐらいになるのではないかとのこと。
(※具体的な数字まで書き写してしまうのは
ちょっと気が引けるので、
知りたい人は、CELのニュースレターで)

この情報が正しかったら、
二次対策を始めるべき人も
かなり増えるかと思います。

でも、正直言って、
「これが本当に国家試験?」
と疑問を感じてしまうというのが本音。
「何があろうと、何年かかろうと、
絶対に通訳案内士になる」という人材を
見つけ出すための踏絵なのかしら?

今は、通訳ガイドになることよりも、
ボランティアガイドとして、
楽しく奉仕することのほうに
気持ちが傾いています。

2015年9月1日火曜日

新種の学校が誕生!?

皆さま、こんにちは。ねこです。
先日、外国人の友達が泊まりに来た際、
コーヒー豆をグラインダーで
ガリガリと挽いていたら、
"It's really old school !!!"
と言われました。



"old school"には、「古い学校」や
「母校、出身校」という意味の他に
「古風な」「保守的な」という意味もあるんですね。
今度どこかで言ってみよっと。


さて、今日の話題は「古い学校」ではなく、
「新しい学校」についてです。
ねこが映像翻訳者になるために通った
日本映像翻訳アカデミー(JVTA)が
発信力に特化した英語コミュニケーションの学校
“国際コミュニケーションアーツ学院”
10月24日に開講するそうです。

Global Communication Arts Instituteの
頭文字を取り、略称はGCAI(ジーカイ)。

ホームページのアドレスが
短縮URL並みにシンプルですね(笑)。
http://gcai.jp

この学校で学べるのは、
“今の英語力のままで、
自分の気持ちや考えを
効果的に伝えるためのスキル”
なのだそうです。

“GCAIとは”というページを眺めていて、
ものすごく共感したのは、この文章でした。

“英語でのコミュニケーションがうまい人を見ると、「語学力」に目が行きがちです。しかし、実は英語コミュニケーションにおいては、語学力とは別のスキルもまた大きな役割を果たしています。文法的には間違いだらけの英語を話すノンネイティブ・スピーカーなのに、生き生きとしたコミュニケーションがとれる人はたくさんいます。その秘密は、語学力では測れない「コミュニケーション能力」にあります”

これは、まさに英会話講師をしていた時に
常々感じていたことです。
高い語学力があるのに、
いざ、ネイティブを前にすると
ほとんど話せなくなってしまう人もいれば、
文法や単語は初級レベルなのに、
なぜか気持ちを上手に
伝えることができる人もいます。

昇進のためにTOEICのスコアが必要
などという事情がある人はさておき、
結局、生きていくために必要なのは
「語学力」よりも「コミュニケーション能力」
なのではないかと思うのです。

“GCAI開講に向けて”という
学校代表、新楽直樹(にいらなおき)氏の
文章の中にも、印象的な言葉がありました。

“完璧な英語を追い求める姿勢は美しい。でも、それだけがゴールではない。黙してその時を待つのではなく、まずは発信し始めることが大切だ”

この学校、なんだか本当に面白そうです。
講師陣もなんとも魅力的!
http://gcai.jp/staff
語学以外にも、いろいろ学べることが
ありそうな予感がします。

3つの無料体験レッスンが受けられるそうなので、
9月5日に、すべて受講してみることにしました。
ねこに会いたい人は、ぜひ、9/5にどうぞ(笑)

<体験レッスンの日程>

・英語プレゼンテーション(2時間)
9/5(土)、13(日)、24(木) 、26(土)、10/10(土)、20(火)

・英語サウンドマスター(1時間)
9/5(土)、13(日)、15(火)、26(土)、10/10(土)、15(木)

・英語バックチャネリング(1時間)
9/5(土)、13(日)、15(火)、26(土)、10/10(土)、15(木)


今日読んでいた本に、
こんな言葉が書いてありました。

“自分の専門領域よりも一回り広い範囲の勉強をしておくといい。ちょっと目線をはずしたところに思わぬチャンスが転がっているものなのです”

エイベックス・インターナショナル・
ホールディングス・リミテッド代表取締役、
北谷賢司氏の言葉です。



GCAIの体験レッスンを受けてみることで、
思わぬチャンスに巡り会えるかも?