2011年12月30日金曜日

英語でフィットネス

こんにちは。ねこです。
年の瀬ですね。
皆さん、食べてますか? 飲んでますか?
ねこは、どちらにも積極的です♪

さて、そうすると漠然と思い始めるのが
“ああ、運動しなくちゃなぁ…”ということ。
2010年の秋からジムに通い始め、
どうにか週1回のペースで通っていますが、
来年は、もう少し、日々の生活の中に
運動を取り入れていきたいと思っています。

とはいえ、忙しい中、英語の勉強をしつつ、
運動もするというのは、本当に大変!
それなら、いっそ、両方一緒にやってしまってはどうかしら?
というわけで、今、密かに企んでいるのが、
英語版のフィットネス動画を見ながら運動するという方法。^^

見つけちゃいましたよ、ほら。
これ、なんと無料なんです!
http://www.exercise4weightloss.com/free-fitness-videos.html
腹筋、腰、足、腕など、短いプログラムが満載です。

実際に動画で動きが見られるから、
英語が100%理解できる状態じゃなくてもOK♪
(ただし、下を向いたり、後ろを向いたりしたときは、
ちょっと困るかもしれませんが)(^^;

というわけで、今日はこのエクササイズ・プログラムに出てくる英語を
いくつか紹介しておきましょう。

<体の部位>
biceps 上腕二頭筋 (「カッチカチやで~」って叩くところ)
triceps 上腕三頭筋肉
shoulders 肩
chest 胸
neck 首
abdominal 腹筋
oblique abdominal muscle 腹斜筋
transverse abdominal muscle 腹横筋
glutes 大臀筋 (お尻の筋肉)
flexor 股関節屈筋
outer / inner thighs (腿の外側と内側)
quads 大腿四頭筋
hamstrings ハムストリング筋、膝腱 (膝の後ろのくぼんだ所にある太い腱)
calf / calves (複数形) ふくらはぎ

<運動の種類>
crunch 腹筋運動
twist ひねる
pull in 引き寄せる
squat スクワット (「しゃがむ」という意味)
lunge 手や足を突き出す運動
curl 曲げる
chest press 胸の筋肉を鍛える運動

<最近流行りのフィットネスプログラム>
☆Pilates ピラティス
(ドイツ人看護士ジョセフ・フーベルトゥス・ピラティスさんが考案したエクササイズ)

☆Kaatsu training 加圧トレーニング
(日本で作られたエクササイズなので、"kimono" "sushi" のように、
"kaatsu" という名前のまま海外で広まりつつあるようです。
あえて説明的に表現するなら、"blood flow restricted exercise"
「血液の流れを制限するエクササイズ」となるようです)

☆ZUMBA ズンバ
ラテン系の音楽とダンスを融合させて創作された
ダンスフィットネスエクササイズ
http://www.zumba.com/

☆RITMOS リトモス
様々なダンスの要素が入る”リズム”という意味のリトモス。
アルゼンチン生まれのフィットネスプログラム。
創始者のウリセス プイグロスが3ヶ月ごとにアップデートする。
http://ritmos.jp/

運動したくなってきました? ^^

そうそう、あと最近見て良さそうだなと思ったのが、
FOX BS238で毎日やっている「ヒーリング・ヨガ」という番組。
http://foxbs238.tv/#!lineup/11
これも無料♪
本来は月額315円なのですが、新チャンネルのため、
2012年9月30日までは無料で試聴ができちゃうんです。

さあ、とりあえず、あと数日、心おきなく食べて飲んで、
その後で何とかすることにしましょ。^^

2011年12月21日水曜日

ググる

皆さん、こんにちは。ねこです。
年賀状の準備はお済みですか? ^^
ねこは印刷を済ませ、ちょこちょことコメントを書いています。

ところで、今日、Googleのサイトで面白いことが起きていました。
検索窓に "let it snow (雪よ降れ)"と入力して検索すると、
サイトの画面上にはらはらと雪が降ってくるのです。
なかなかキレイでしたよ。
皆さんも、ぜひお試しくださいね。


さて、今日はそういったインターネット関連の英語で
比較的新しい表現をご紹介しましょう。

最近、日本語で「グーグルで検索する」という意味で、
「ググる」という表現が使われるようになってきていますよね。
実は英語でも、同じような表現があるんです。

もともと "Google" は、10の100乗という天文学的数字を意味する
"googol" という言葉をもとに作られたサーチエンジンの名前でした。
実際にこのサイトを検索に利用している人もかなりいるでしょう。
そして、最近では英語でも、この "google" という言葉を
サイト名としてではなく、「グーグルで検索する」という意味の
動詞として使われるようになってきました。

I googled the product and found the price.
(この商品をグーグルで調べたら、値段が分かった)

Google it for yourself!
(自分でググって調べなよ!)


同様に、最初は名詞だった言葉で、
今は動詞としても使われているのが "e-mail" です。

Please e-mail me at xxxx@neko.com.
(xxxx@neko.com宛てにメールをください)

He e-mailed me last night.
(昨夜、彼がメールをくれたの)

I'll e-mail you tonight.
(今夜、メールするよ)

"I'll send you an e-mail tonight."と比べると、
随分、短くて簡潔になりました。


それにしても、言葉ってのは
本当に日々、進化しているんですねぇ。
ああ、面白い♪

2011年12月15日木曜日

応答表現

すっかり寒くなりましたが、皆さま、元気にお過ごしですか?

先日、音楽ドキュメンタリーの完成試写会があり、
六本木ヒルズのTOHOシネマズに行ってきました。
非公開イベントでの1回限りの上映ではありましたが、
それでも、自分の作った字幕が大スクリーンに映し出されるというのは
なかなか嬉しいものですね♪


さて、今日はいろいろな応答表現を見ていきましょう。

まずは初めて誰かと会ったとき
A: Nice to meet you.(お会いできてうれしいです)
B: Nice to meet you too.(こちらこそ)

初めて会った日の別れ際
A: Nice meeting you.(お会いできてうれしかったです)
B: You too.(こちらこそ)

“えっ? なんで返事が"You too"なの?”と思った人、
ねこもそう思いました。
そこで、ネイティヴスピーカーに確認してみると、

A: (It was) nice meeting you.
B: (It was nice meeting) you too.

このカッコの中がすべて省略されているのだそうです。
にゃるほどねぇ。

"You too"って「あなたもね」って意味で
使うこともなかったかしら?と思って考えてみたら、
こんな応答もありますね。

A: Have a nice weekend!(良い週末を!)
B: You too.(あなたもね)

うん、これはあまり疑問もなくしっくりくる表現です。
「私もです」の "me too" も特に違和感はないですね。

A: I love cats.(私、猫が大好きなの)
B: Oh, me too.(あら、私もよ)

でも、最初の言葉が否定文だったときは "neither" を使いましょう。

A: I don't like math.(私、数学嫌い)
B: Me neither.(私も)

ここで、「彼女も数学が嫌いなのよ」と言うとしたら、
"Neither does she."となります。

それと、こちらの表現も重要(?)です。

A: I love you.
B: I love you too.

ここで間違って "me too" と答えてしまわないように気をつけましょう。
"me too" と言ってしまうと、どんな意味になるかわかりますか?
Aさんが愛しているといったのと同じ対象を自分も愛している
つまり、「私も自分自身のことが大好き♪」っていう
とんでもないナルシルト発言になってしまうというわけです(笑)。

少し古い映画の話になりますが、
『ゴースト ~ニューヨークの幻』の中で
こんな会話があったのを覚えている方はいますか。

Molly: I love you.
Sam: Ditto.

この "Ditto" という言葉、「同じく、同上」という意味で、
例えば、コーヒーが好きなどという話のときでも使えるそうです。
いざってときのために(?)、覚えておきましょうね。^^

2011年12月9日金曜日

字幕のお話

皆さん、こんばんは~っ!!
ねこですっ!!!
なぜ、こんなにハイテンションかって、
それは一連の翻訳のお仕事が終わったからです♪

いやぁ、ここまで短期間に、ここまで大量の映像を訳したのは
初めてかもしれません。(^^;
でも、やはりコツというものがあるのか、
訳せば訳すほど、訳すのが楽になってきます。
なので、クライアント様、今後もコンスタントにお願いします!
な~んて(笑)。


さて、今回のお仕事でちょっぴり苦労した点について
お話ししたいと思います。
字幕翻訳は字数制限があって
しかも注釈などもつけられないので、
そもそも苦労はいっぱいなんですけどね。(^^ゞ

翻訳をしていて特に泣かされるのは、家族を表す言葉です。
"brother" "sister" "uncle" "aunt" が出てきたら要注意!
"brother" と書いてあったら、
「兄」かもしれないし、「弟」かもしれないのです。

また、"uncle" に該当する日本語表現が
2つあるのはご存知ですか?
「伯父」=父親または母親の兄
「叔父」=父親または母親の弟
という使い分けをしなくてはならないのです。

では、どうやって訳すのでしょうか。
翻訳者は、とにかく調べます。
図書館、インターネット、友人知人、
ありとあらゆる手段を駆使して調べまくります。

フィクションの物語であれば、
登場人物の設定を調べ、
すべてのストーリーの中から情報がないか調べます。
完全に情報がないということが確認できれば、
一応、どちらを使ってもOKということになるでしょう。
(クライアントには申し送りを書いて、その旨を伝えます)

実話のドキュメンタリーは、もっと大変です。
とにかく調査しまくります。
自叙伝などを出しているほど有名な人なら
書籍やネットで情報が確認できることもあります。

しかし、最近急に注目されはじめたミュージシャンなどの場合、
情報があまり世の中に出ていません。
公式サイトの他に、MySpaceやFacebook、
ファンのブログやTwitterに
何か情報が見つからないか調べます。

どうしても埒が明かないときの最終手段は
本人あるいは事務所への問い合わせメール
という方法もありますが、
これは、翻訳者の判断で行うことはできないので、
どうしても、その情報がないと訳せない場合は、
その仕事を依頼してくれた翻訳エージェントに相談します。

まあ、大抵は、そこまで調べてわからなかった場合は、
その情報を出さずにぼかして訳す
という処理をすることが多いですね。
ただ、「とにかく徹底的に調べた」というのが前提です。
最初から逃げてはいけません。(^^;

家族の呼称だけでなく、地名の表記やタイトルの日本語表記、
CDの売上枚数やライヴの回数なども、
ただ音声をそのまま訳すだけではなくて、
すべて公式サイトや書籍で確認します。
今回はスナック菓子の名前の
正式な日本語表記も調べました。^^
(調べてたらお腹が空きましたよ:笑)

“翻訳って大変そうだなぁ”と思った人、
はい、本当に大変です!(^^;
でも、なぜか楽しくてやめられません。
ひょっとしたら、山登りとかマラソンに
似ているのかもしれませんね。

さて、明日は土曜日。
丸一日、英会話のレッスンです。
翻訳の仕事も英会話の仕事も、
どっちも同じくらい大好きなんですよね。
ほんと、幸せだなぁ…♪