2012年1月24日火曜日

"cuddly"

こんばんは、ねこです。
ここのところ、毎日のように面白い表現に出会うので、
書いても書いてもネタがたまっていきます。(^^ゞ

さて、今日ご紹介するのは、"cuddly" という単語。
(※発音は「カドリー」に近い感じ)
かわいらしい動物、ふわふわのぬいぐるみ、
手触りのいいコートなどを形容するときに使う表現です。

"cuddle" が「抱きしめる」という意味なので、
"cuddly" を日本語にするなら、
「抱きしめたくなるような」「抱き心地の良さそうな」
といったところでしょうか。

すごく長い訳語ですね。
もし、この言葉を字幕で訳すとしたら、
かなり苦労することになりそうです。
仮にこの単語が話される長さが1秒としたら、
字幕に入れられるのは4文字。

"a cuddly dog" かわいい犬

う~ん、ふわふわ感が出ません。

というわけで、あまり字幕のお仕事で
お目にかかりたくはない単語ではありますが、
なんだか、この単語、とても気に入りました♪
さっそく使ってみようと思います。

So, I'm going to sleep with my cuddly cat tonight.

うん、なんかいい感じ!^^

2012年1月23日月曜日

「全面」か「前面」か

こんにちは、ねこです。
たまには日本語の話でも。^^

先日、「全面」と「前面」の使い分けでちょっと迷いました。
「○○をゼンメンに出してアピールする」という文章です。
さて、どちらが正解でしょう。

この場合は、「前面」を使うのが自然な表現と言えます。
アピールするべきネタがいくつかある中で、
○○を前のほうに出して、目立たせているというニュアンスですね。

では、逆に「全面」を使うのは、どんな時でしょう。
広辞苑には「全面改訂」や「全面戦争」が例として挙げられています。
たしかに、「前面改訂」だったら、
目立つとこだけとりあえずちょこっと直してみた感じですね(笑)。

それにしても、こういう表現、日本人ですら迷うのに、
日本語を学ぶ外国人にとっては、本当に大変だろうなぁ…。

  

2012年1月22日日曜日

「手がかじかむ」

皆さん、こんばんは。ねこです。
いやぁ、寒い、寒い。
ねこが住んでるあたりでは、昨日と一昨日、雪が降りました。
雪が降るのって寒くて困っちゃうけど、きれいですよね。
暖かい部屋の窓から、ぬくぬくとした格好で雪を眺めるのは大好きです♪
こたつでアイスも大好きです。^^

さて、ふと疑問に思ったこと。
「手がかじかむ」って英語で何て言うんでしょう?
さっそく講師仲間のアメリカ人たちに確認してみました。

My fingers are frozen stiff.
My fingers are numb.

主にこの2つを言うそうです。
ちなみに個々の単語の意味は以下の通り。

frozen: 冷凍の、寒さで凍った
stiff: 硬くなったもの
numb: 感覚のない

なんとも大げさな表現ですね(笑)

ちなみに、"My hands are frozen stiff" というように
「指(fingers)」ではなく「手(hands)」を主語にするのもOKだそうですが、
「指」を主語にする場合のほうが多いようです。

日本語でも、「指がかじかむ」「手がかじかむ」の両方言いますよね。
でも、「手がかじかむ」のほうが圧倒的に多いかしら。

2012年1月17日火曜日

発音矯正

こんばんは、ねこです。
最近、なんだか発音のことばかり考えています。(^^ゞ

実は、これまで発音は、あまり重視してきませんでした。
大学に入ってすぐの頃、発音をすごく興味を持っていたら、
「ちゃんと通じる程度の発音さえできていれば、
あとは、ちゃんと文章を組み立てて、
言いたいことを伝えられることのほうが大事よ」と、
ネイティヴ講師に言われ、非常に納得したからです。

実際、英語学習の優先順位としては、それでいいかと思います。
ヘタに発音だけがネイティヴ並みだと、
“この人は話せるんだ”と勘違いされ、
機関銃のようなハイスピードの英語を聞かされることにも
なりかねませんからね。(^^;

なので、まず話せるようになりたいという人は、
単語を覚えることと、音読をたくさんすることをオススメします。
音読、オーバーラッピング、シャドウイングをするだけでも、
“通じる発音”を身につけることができるかと思います。

でも、どうしてもネイティヴ並みの発音を身につけたい
という人にオススメなのが、このサイト。
http://www.englishpronunciationpod.com/newarchive.html
(※これはトップページではなくアーカイヴです)

5~10分程度のレッスンが90ユニットあって、
口の開け方や舌の位置についての説明が聴けます。
単語の練習、文章での練習もあります。

レッスンの順番としては、ページの一番下がUnit 1で、
そこから1つずつ上に進んでいけばOK。
"Read and Listen" というところをクリックすると、
解説の文章を目で確認しながら音声を聴くことができます。

で、このサイト、先日発見して、大喜びしていたのですが、
1つだけ大きな問題に気づきました。
なんと解説が全部、英語なんですよね(汗)。
初心者さんには、あまりオススメできないというのが
本当に残念でたまりません。

でも、本当に興味がある人は、初心者さんでも
とりあえずiPodに入れて流し聴きしてみるというのも
1つの手かもしれません。

ねこが教えている英会話学校の生徒さんは、
お手持ちの発音DVDを見てもらえば、
これとほぼ同じような説明が日本語で確認できるので
そちらも、ぜひ活用してくださいね。^^

さて、それではこれから、4つ目のユニットを聴きます。
今回は、/ɛ / と /eI / です。
楽しみ、楽しみ♪

2012年1月16日月曜日

英語で歌う

皆さま、こんにちは。
最近、ブログをさぼりがちなねこです。
もっと頑張って書きますね。
(↑ホントか!?)

さて、日々、英語力の向上に励んでいるねこですが、
新しく取り入れようと思っている練習方法があります。
それは、英語で歌を歌うこと。
音がそっくりに聞こえるように歌えれば、
当然、それはいい発音であるはず。
その発音を普通の会話にも活かすようにすれば、
ネイティヴに近い発音も夢じゃない!?

というわけで、今はどの曲で練習するかを検討中。
スローバラードを練習すれば、
1つ1つの音をしっかり真似することになるので、
発音矯正には最適なのでは?と思いつつ、
アップテンポの曲で1拍に単語がてんこもりなものを練習すれば、
音のつながりの練習になるかなと思ったり。

まあ、まずはスローバラードから始めて、
うまく真似できるようになってきたら、
アップテンポの曲に挑戦してみるのがいいですかね。

ところで、最近、ビリー・ジョエルの「Honesty」を聴いて、
ちょっとした笑い話を思い出しました。
昔、友達がこの曲の歌詞を始めて見たときに言ったこと。
「“オネスティ”って言ってたんだぁ
てっきり、“オー、ネスティー(Oh, Nesty)って、
“ネスティ”さんに話しかけてるんだと思ったよ」と。

でも、これ、案外笑えないです。(^^;
ねこ自身、英語の歌のディクテーション(書き取り)をしたときに、
"for us" を "for earth" と書いてしまったことがありました。
でも、ほんと、“フォーアース”って聞こえたら、
"for earth" って書いちゃいますよね。
ネイティヴだったら間違えないのかなぁ…。

(参考)
us /ʌs/, /əs/
earth /ɜrθ/
実際の音を確認したい方は、ケンブリッジのオンライン辞書でどうぞ♪
http://dictionary.cambridge.org/


P.S. センター試験が終わりましたね。
英語の問題、明日にでも解いてみようと思います。^^

2012年1月5日木曜日

"eye-opener"

皆さま、こんにちは。ねこです。
いかがお過ごしですか?
お正月気分を小脇に抱えつつ、
そろそろお仕事を始めた頃でしょうか。^^

さて、ねこは、この冬休み、
電子辞書の取扱説明書をじっくりと読みました。
いつも、なんとなく手探りで使っていたのですが、
説明書を片手にいろいろ試してみたら、
いやはや便利、便利!!!

まさに、“目からウロコ”の連続でした。
そして、ふと、“目からウロコ”って、
英語で何て言うんだろう?と思い、
調べてみました。

"It opened my eyes."
"It was an eye-opener."

ふむふむ。
なかなかシンプルで分かりやすい表現ですね。

今年も好奇心を大切に、
"eye-opener" となる体験をたくさんしていきたいです。^^

P.S. 紙の辞書も良いです。でも、電子辞書もすぐれもの。
両者のいいところを最大限に活かすような使い分けができたらいいですね。

2012年1月2日月曜日

紙の辞書の話

Happy New Year!!!
皆さま、どんなお正月をお過ごしですか?
ねこは渋谷のオーチャードホールで
東急ジルベスターコンサートのカウントダウンを楽しみ、
翌日は浅草から日の出までの舟下りを満喫しました♪
東京都観光汽船、なかなかのオススメです。
http://www.suijobus.co.jp/cruise/index.html
外国人のお友達が来たときにもどうぞ!

さて、この年越し、大学時代の友人と過ごしたのですが、
何しろ語学マニアの集まりなため、
年明け早々、辞書の話になりました。^^
そして、そこでとても大事なことを思い出しました。
紙の辞書の大切さについてです。

今、ねこは、翻訳の仕事をするとき、
ほとんど電子辞書やオンライン辞書を使っています。
紙の辞書は重いし、新しい言葉が出てないし、
調べるのに時間がかかるし…ということで、
よっぽど何か特別なリサーチをするとき以外は
紙の辞書は使っていませんでした。

ところが、友人は今も紙の辞書を使っているとのこと。
電子辞書は調べた単語しか見ないで終わってしまうけれど
紙の辞書なら、その前後にある形容詞や副詞などの他の品詞など
いろんな情報が目に入ってくるから、
学習段階では紙の辞書を使ったほうがたくさんのことが身につくとのこと。
その感覚は忘れてたなぁ…と、ちょっぴり反省しました。

時間に追われながらの翻訳作業の際には、
どうしてもデジタル系の辞書を使わざるを得ませんが、
英会話のレッスンの準備や、イタリア語の勉強のときには
もっと積極的に紙の辞書を活用してみようかしら。
ちなみに、その友人のオススメは『ジーニアス』だそうです。
今さらだけど、買っちゃおうかなぁ…。













ところで、余談ですが、辞書って本当に
どの単語に対しても平等なんですよね。
だって、国語辞典では「金閣寺【きんかくじ】」の隣に
「金隠し【きんかくし】」が並んでるんですよ(笑)。
…って、今の時代じゃ「金隠し」という言葉自体、
あまり知られていないかもしれませんが。(^^;
(※和式トイレの前方の丸い部分のことです)