2012年8月31日金曜日

"once in a blue moon"

皆さま、こんばんは。ねこです。
昨日からウォーキングを始めました。
続くように祈っててください。(^^ゞ


さて、「めったに~ない」という英語表現に
"once in a blue moon"というものがあります。

I read a newspaper once in a blue moon.
(私はめったに新聞を読まない)

In this town, you see cats once in a blue moon.
(この街では、めったに猫を見かけない)

この表現、(塵などの影響で)月が青く見えることはめったにないから、
そのくらい珍しいことなんだと理解していましたが、
なんと別の説がありました。

実は、ねこはさっきFacebookで知ったのですが、
「1ヶ月のうちに、2度目の満月がやってくる時、
1回目の満月を"first moon"
2回目の満月を"blue moon"と呼ぶ」そうですね。

1ヶ月に2回満月が来るのは、基本的に3~5年に1回なので、
そのくらい珍しいことという意味なのだそうです。


そして、なんと今日がそのブルームーン!
あわててベランダに出て、撮影してみました。
三脚も使わず、手持ちでサクッと撮っちゃいましたが、
いかがでしょう。(^^ゞ

“ブルームーンを見ると幸せになれる”という話もあるそうなので、
この写真で皆さんに幸せのおすそわけができたら嬉しいです♪


2012年8月30日木曜日

寿司ネタの英語

皆さま、こんにちは。
タイトルに「寿司ネタ」と書こうとして、
「寿司ネコ」と書いてしまった、ねこです。(^^ゞ

翻訳について語ろうと思っているのですが、
次々と、書きたいことが出てきてしまいます。

今日もレッスンで新たな疑問に遭遇。
お寿司のネタの「えんがわ」って、
英語で何て言うんでしょう?

そもそも、英会話のレッスンで、
お寿司の話題が出るたびに、
いつも、ちょこっとドキドキしていたので、
この機会に、寿司ネタの英語を整理してみました!



鮑(あわび) abalone
鯵(あじ) horse mackerel
穴子(あなご)conger eel / broiled sea eel with sauce
鰯(いわし) sardine
鰈(かれい)、比目魚(ひらめ)flatfish / flounder
鯨(くじら) whale
おこぜ stingfish
鮭(さけ) salmon
鰆(さわら) spanish mackerel
鯖(さば) mackerel
鮫(さめ) shark
鱸(すずき) sea bass
鮟鱇(あんこう)angler
あんきも angler liver
鰻(うなぎ) eel
赤貝 red clam
雲丹(うに) sea urchin
いくら salmon roe
烏賊(いか) calamari
甘エビ sweet shrimp
鰹(かつお) bonito
蟹(かに) crab
数の子 herring roe
牡蠣(かき) oyster
太刀魚(たちうお) swordfish
鱈(たら) cod
蛸(たこ) octopus
鯛(たい) sea bream
秋刀魚(さんま) saury
蝦蛄(しゃこ)squilla / mantis shrimp
白身魚 white fish
鱧(はも) conger / pike eel
鰤(ぶり) yellowtail
はまち young yellowtail
鮪(まぐろ) tuna
赤身 lean tuna
とろ fatty tuna
中とろ medium fatty tuna
大とろ fattest tuna
なまこ sea cucumber
河豚(ふぐ) blowfish
鰊(にしん) herring
帆立貝(ほたてがい)scallop
縁側(えんがわ)flounder edge / fluke fin / fin of flatfish


お好みのネタは、見つかりましたか?
そもそも、英単語の前に、漢字が難しいですね。(^^;

さて、ここで注目すべきポイントは、「かれい」と「ひらめ」。
生物学的な名称としては、一応、区別はあるものの、
一般の人が話す言葉のレベルでは、
この2つの魚の区別がないんです。

"flatfish" あるいは、"flounder"と呼ばれ、
どっち側に目が付いていようと、誰も気にしない。
ん~、なかなかびっくりですね。

そして、レッスンで話題となった「えんがわ」についても、
特に「定訳」と呼ばれるようなものはなく、
「平べったい魚の鰭(ひれ)のところ」のような
やや説明じみた言葉で呼ばれています。

「鮭(さけ)=salmon」という風に、
きっちり訳語が決まっているものもありますが、
日本特有のものについては、
世界のあちこちで、いろんな人がせっせと訳して、
その結果、複数の訳が出回るようになっているというわけですね。


さて、では、実際に海外で使われている寿司メニューを
ちょっとのぞき見してみましょう。

こちらは、ニューヨークの寿司レストランのメニュー(PDF)
http://www.harusushi.com/downloads/Menu_NewYork_Broadway_Dining.pdf
「なぜ、他が全部英語なのに、"Tamago"と"Kani"はローマ字なんですか?」
という質問はお店の人にしてくださいね。(^^;

こちらは、寿司デリバリーのお店。
http://www.ironsushiny.com/ShowMenu.tpl
寿司以外にも、丼ぶりから麺類まで、手広くやっているようです。


…と、こんな感じで、お寿司の英語事情は、
ややハッキリしない部分も残りますが、
何にしても、外国人が "I love sushi."と言うのを聞くと、
なんだか誇らしげな気分になるのは、ねこだけでしょうか(笑)。


  

2012年8月29日水曜日

発音記号に変換してくれるサイト

皆さま、こんにちは。ねこです。
今日は非常に便利なサイトをご紹介します。

http://www.freeenglish.jp/pronunciation.html

なんと、このサイト、英文を入力すると、
発音記号あるいはカタカナに変換してくれます。

例えば、

I have a big fat cat.

と入力して、「発音記号」に変換をすると…

I
ái
have
hæ'v
a
ə
big
bíg
fat
fæ't
cat.
kæ't



と表示してくれます。すごいっ!!

発音記号ってよくわかんなくって…という人は、
「カタカナ」変換をどうぞ。

I
have
a
big
fat
あト
cat.
ャト



ん~、なんとな~く、それっぽいです。(^^ゞ

テキストを使って音読練習や
オーバーラッピングをしている人、
ぜひ、一度、文章を入力して、確認してみてください。
アルファベットを見ていただけでは気づかなかったことに
いっぱい気づくかもしれませんよ♪

  

2012年8月28日火曜日

インフォーマルな短縮表現

皆さま、こんにちは。ねこです。
今日、1つDVDの字幕翻訳の原稿を納品しました♪
10月17日発売予定の音楽ドキュメンタリーです。
http://www.7netshopping.jp/dvd/detail/-/accd/1400547431

音楽モノの翻訳については、いろいろ思い入れがあって、
書きたいことが山ほどあるので、それは、また明日にでも。


さて、今日はインフォーマルな短縮表現について、
いくつかご紹介しましょう。
というのも、昨日のレッスンでテキストの中に、
"I dunno."という表現が出てきて、
「これはどんな風に使えばいいんですか?」
という質問をいただいたからです。

ん~、いい質問ですね。
質問というのは、新しい知識を得るためのきっかけになります。
なので、いつでも大歓迎です!

という話はさておき、この"I dunno."という表現、
これは、"I don't know."を
ちょっとぶっきらぼうに言った時の音を
そのまま書き記したものです。
意味は"I don't know."とまったく一緒。

似た例を日本語で考えるなら、
「というか」を「つ~か~」や「てか」と書くのと
同じ感じと言えそうです。
つまり、友達同士のメールなどでは書くけれど、
学校の教科書や会社の書類には出てきません。

代表的な短縮表現としては、
他に次のようなものがあります。

gimme = give me
gonna = going to
gotta = (have) got a
gotta = (have) got to
kinda = kind of
lemme = let me
wanna = want to
whatcha = what are you
ya = you

使用例としてはこんな感じ。
Can you gimme a hand? <キャンユー ギミア ハン?>
(ちょっと手伝って)

I'm not gonna tell you. <アイム ノッガナ テルユ>
(教えてあげないよ~)

Have you gotta car? <ハヴユ ガタカー?>
(車持ってる?)

I gotta go now. <アイガタ ゴウナウ>
(もう行かなくちゃ)

She's kinda cute. <シズ カインダ キュー>
(彼女はまあまあかわいい)

Lemme know. <レミノ>
(教えてね)

I wanna go home. <アイワナ ゴウホウム>
(帰りたいなぁ)

音の変化の過程としては、こんな例があります。

What are you going to do?
Whatcha going to do? <ワッチャ ゴウイン トゥ ドゥ?>
Whatcha gonna do? <ワチャ ガナ ドゥ?>

Do you want a beer?
Do you wanna beer?
D'you wanna beer? <ドゥユ ワナ ビア?>
D'ya wanna beer? <ドゥヤワナ ビア?>
Ya wanna beer? <ヤワナ ビア?>
Wanna beer? <ワナビア?>

ところで、こういった表現は、
英語学習者が無理して使う必要はありません。

外国人がカタコトの日本語を話しながら、
「つ~か」と言ったら、こちらは大真面目に聞いて
「通貨」や「通過」を思い浮かべてしまうように、
日本人がカタコトの英語に、
突然インフォーマルな表現を混ぜると、
やはり不自然に響いてしまうようです。

でも、このような表現は、映画や海外ドラマでは頻出します。
ナチュラルの表現も、少しずつ覚えて、
場面によって、フォーマルな英語とインフォーマルな英語を
使い分けられるようになりたいものですね。^^

2012年8月27日月曜日

食べ物と言葉のお話

皆さま、こんにちは。ねこです。
だいぶ風邪がよくなってきて、
エネルギーが右肩上がりな感じです。
やりたいことが頭の中でぐるぐるし始めています。

体調を崩すのは、あまり喜ばしいことではないけれど、
心身をヴァージョン・アップをするための
一時的な不具合みたいなものかなと
ポジティブに捉えようと思っています。^^


さて、今日もちょっとした言葉の疑問を解決していきましょう。
まずは、「ビーフン」について。
さまざまな国の料理が楽しめるようになった昨今、
レストランや食卓でビーフンを見かけることも、
あまり珍しいことではなくなりました。
でも、「ビーフン」ってどこの国の食べ物なんでしょう?
漢字で書くと「米粉」なので、なんだか中国っぽいですね。

…と思って調べてみたら、やっぱり中国でした。
中国南部の福建省あたりが発祥の地で、
台湾やベトナム、タイ、マレーシア、シンガポールなどでも
食されています。

ちなみに、呼び方はこんな感じ。

福建語:ビーフン
北京語:ミーフェン
広東語:マイファン
ベトナム語:ブン
タイ語:センミー
インドネシア語:ビーフン、ミーフン
マレー語:ミーフン、ビーフン

もともと、言葉というのは、「音」が先で、
すべては口頭伝承が基本。
それを記録するために、後から文字が登場したというのを考えると、
これらの微妙な音の変化も頷けますね。

ところで、タイ料理の「パッタイ」は、
ビーフンとは違うのかしら?と思って調べてみたところ、
材料としては、太めのビーフンを使っていることがわかりました。
では、なぜ「パッタイ」と呼ばれるかというと、
「パッ」は「炒める」、「タイ」は「タイ王国」のことなのだとか。
つまり、「パッタイ」というのは「タイ風炒め物」という意味なのでした。


話は変わって、先日、ニュージャージー州の写真を
生徒さんに見せていたところ、面白い質問を受けました。
「これって、ジャージー牛乳の産地ですか?」

う~~~~む。
「調べときま~す」とお返事したので、
Mさん、ここで回答しますね。^^

まず、「ジャージー牛乳」というのは、牛の種類に基づく名称でした。
「ジャージー種」という牛さんたちがいて、
原産地がイギリス領海峡諸島のジャージー島なのです。
それで、「ジャージー」。
現在では、世界中に分布しているそうです。

じゃあ、「ニュージャージー」と「ジャージー島」の関係は?というと、
ニュージャージー州はイギリスから最初に独立した13州の1つで、
その名前の由来は、ジャージー牛と同じく
イギリス領海峡諸島のジャージー島とのこと。
つまり、「ジャージー牛乳」と「ニュージャージー州」は、
直接は関係ないけれど、名前の由来は同じだったんですね。

では、そんなニュージャージー州から見た
ハドソン川越しのニューヨークをお楽しみください♪


2012年8月24日金曜日

「電車で寝過ごす」

皆さま、こんばんは。ねこです。
さっき、電車で寝過ごしました。
それって英語で何て言うんでしょう?

ちょっと調べてみたところ、こんな感じになりそうです。

I fell asleep on the train and missed my stop.

長いなぁ。
直訳すると「電車で眠りに落ち、降車駅を逃した」といったところでしょうか。

それでは、おやすみなさい!

2012年8月21日火曜日

標識や看板

皆さま、こんにちは。ねこです。
まだまだ暑い日が続いていますね。
ねこは、夏カゼをひいてしまったのか、
ほとんど声が出なくなってしまいました。
「に゛ゃ~~」という感じで、まるでボス猫です。(^^;
でも、声は出なくても、文字は書けるから、
パソコンって便利ですね♪


さて、今日はアメリカで見かけた標識や看板のお話をしましょう。
まずは、英語圏のどこに行っても、よく見かけるもの。


はい、こちら、日本語に訳すと、“ペンキ塗りたて”というやつです。
英語学習者としては、"JUST PAINTED"などと書きたくなるところですが、
基本的に、この"WET PAINT"という表現が主流になっています。


お次は、こちら。
"PET WASTE"って何のことでしょう?


絵を見ていただければわかるとおり、
いわゆるペットの排泄物のことです。
この標識は“ペットの排泄物は病気を伝播するので、
しっかり後始末をして、このエリアをきれいにしましょう”というものですね。


次はねこのお気に入り。
とある消防署のシャッターの前にある標識です。


"DON'T EVEN THINK OF PARKING HERE"とは、
“駐車しようと考えることすらするな”という意味です。
何だか笑っちゃいませんか?(笑)

これは一般的な標識ではないため、他の消防署では見かけません。
"Don't even think of ~"という表現は、
何かを強く禁止する際に使われる、
ちょっとジョークを含んだ表現なのだそうです。
ねこは、この消防署の標識が大好きで、
いつも、前を通るたびにニコニコしてしまいます。^^


さて、ラストは、ちょっと長めの文章。
こちらは、写真を撮り損ねてしまったのですが、
JFK空港のターミナル8から羽田行きのアメリカン航空に乗る際に
ボーディング・ブリッジ内で見かけた金融機関の広告の文字です。

"The future is full of opportunity"
(未来は可能性に満ちている)

"Age will be no barrier to ambition"
(年齢は野心の妨げにはなりえない)

ニューヨークを去って、日常に戻るという瞬間に
これらの文字を目にし、
思わずしっぽがピン!と立つような気持ちになりました。

さあ、未来のために、何を始めましょうか。^^

2012年8月15日水曜日

帰国しました!

皆さま、こんにちは。ねこです。
22時過ぎにアメリカン航空で羽田に到着しました。
おうちに着いて、ホッと一息です。

帰りの飛行機で、ちょっぴり嬉しいことがありました。
食事を運んできたアメリカ人のフライトアテンダントさんが、
"Oh, I served you last week.  I remember your smile"と
声をかけてくれたのです。
ふと顔を上げたら、行きの飛行機でとても感じのよかった
フライトアテンダントさんでした。
それほど、大きな偶然ではないかもしれませんが、
とても素敵なミラクルに遭遇したような、
なんともハッピーな気持ちになりました。

今回は、アメリカ入国時も出国時も、
とてもフレンドリーな審査官に当たったし、
街での買い物や、トイレを待つ列でも、
陽気でハッピーな人たちにたくさん会えた気がします。

さて、憧れの国の憧れの言葉をよりよく理解するために、
しっかり日本の地に足をつけて、
今日からまた、せっせと頑張りますか。

街角で見かけた看板の写真なども、ちょこちょこ撮ってきたので、
このブログの中で少しずつご紹介していきますね♪


2012年8月8日水曜日

"To stay or to go?"

皆さま、こんにちは。ねこです。
NYライフを満喫しております♪

さて、昨日、街で新しい表現に出会いました。
カフェで飲み物を注文した時のことです。

「お持ち帰りですか? こちらでお召し上がりですか?」を
"For here or to go?"と言うというのは、知っていたのですが、
"To stay or to go?"とも言うんですね。

ちなみに、どうやらこの2番目の表現は、
特にニューヨークでよく使われるようです。
でも、心の準備ができていなかったねこは、
"To stay or to go?"と聞かれたにも関わらず、
"For here."と答えてしまいました。
ま、それでも通じたから、いいんです(笑)。

P.S. 昨夜はハーレムの野外ライヴを楽しんできました♪



2012年8月6日月曜日

渡航前の両替

皆さま、こんにちは。ねこです。
無事、ニューヨークに到着しました。
今、夜の23時過ぎです。

さて、今回のお話は英語とは関係ないのですが、
夏休みで海外に行く人も多いかと思うので、
両替についてのお話を。

皆さん、どこでどんな風に両替をしていますか。
現金を持っていきますか?
それとも、トラベラーズチェック?

ねこは、学生の頃はよく
トーマスクックのトラベラーズチェックを利用しましたが、
最近はいつも、トラベレックスという両替屋さんで現金を購入します。
http://www.travelex.co.jp/

このトラベレックス、何がいいかと言うと、
JCBのクレジットカードを使って、
ドルなどの外貨を買うことができるんです。
レートも悪くないし、クレジットカードのポイントも貯まります♪

そして、今回判明したのは、
空港にある店舗がかなり早い時間から営業しているということ。
両替のことを考える暇もないまま前日になり、
どこで両替するか、FBや職場でかなり大騒ぎをしたのですが、
なんてことはない、ちゃんと羽田空港のトラベレックスで
朝の5:30から両替ができました!

さらに、すばらしいのは出国審査後にも店舗があること。
早朝で寝ぼけていて、うっかり出国手続きを済ませてしまい、
“ひゃっ!! 両替し忘れた!!”と思ったら、
目の前に店舗があるではないですか。
ああ、神様ありがとう!って感じでした。(^^;

他にも、友人からの情報によると、
円からドルへの両替なら、
大黒屋がとてもいいレートでやってくれるそうです。

もちろん、現地に着いてからでも両替は可能ですが、
基本的に通貨というのは自国での評価が一番高いので、
どこからどこへ行くときでも、
“出国前に両替”というのが無難なようです。

ところで、トラベラーズチェックのことを書いていて、
学生時代の旅を思い出しました。
ロンドンでの入国審査の際、所持金について尋ねられ、
"Traveler's check"と答えたところ、
入国審査官がボソッと"Traveler's checks"と訂正してきたんです。
あれは、何だか妙に悔しかったなぁ(笑)


2012年8月5日日曜日

チョコレートは数えられるのか?

皆さま、こんにちは。ねこです。
最近、あらためて思うのですが、
英語って奇妙な言語ですよねぇ…。
まあ、英語圏の人に言わせれば、
日本語の方がよっぽど奇妙なのかもしれませんが。(^^;

ここのところ、よく遭遇して、ちょっとわかってきたのが、
加算名詞と不加算名詞の扱い方。
先日も下駄と草履の話を書きましたが、
今回登場するのはチョコレート。
さて、加算名詞、不加算名詞のどちらでしょう?

正解は両方!
辞書を見ると、両方出ています。
でも、そういうのって一番困っちゃいますよね。

そこで、ネイティヴに確認したみたところ、
次のような事実が判明しました。

漠然と「チョコレートが好き」とか、
「チョコレートをたくさん食べた」という話をするときは、
不加算名詞扱い。

I like chocolate.
I ate a lot of chocolate.

という感じで、冠詞の"a"も複数形の"s"も付きません。

ところが、今、目の前に、
1個、2個…と数えられる形でチョコレートがあるとしたら、

I ate a chocolate.
I ate two chocolates.
I ate a few chocolates.

という形で、冠詞の"a"や複数形の"s"を付けることが
できちゃうそうです。

同様に、ビールなども、通常、液体は不加算名詞なので、

I like beer.

なのですが、お店で「ビール2つ」などと注文するときは、

Two beers, please.

と言うんだそうです。

う~ん、こういうのって、
日本人には、何ていうか、困っちゃいますよね。
冠詞とか、複数形なんて、なくなっちゃえばいいのに~!!
と、昔から常々思っていたりするわけなのですが、
まあ、でも、そういうものなので、仕方がありません。

ドイツ語みたいに、男性名詞、女性名詞、
中性名詞(オイオイ、中性って何だよ:笑)
といった区分けがないだけ、マシかもしれませんね。

とにかく、こういう言葉のルールみたいなものは、
頭で覚えようとすると、本当に苦しくなります。
だから、一通り、基本を確認したら、あとは考えないのが一番!

考えずに、感覚として、自分の中に取り込んでいきましょう。
たくさん読んで、たくさん聴いて、たくさん話しているうちに、
いつの間にか、少しずつ、自分の中に
そのフィーリングが入ってきます。

例えば、"You is a student." や "He am a doctor."
という英語を聞いたら、
「ん、なんかおかしい」という違和感を感じませんか?
感じたとしたら、それは、英語の基本的なフィーリングが
体の中に入っている証拠です。
それを少しずつ増やしていけば、
前置詞や、単数・複数などについても、
感覚として使い分けられるようになるというわけです。
ぜひ、頭ではなく、耳と口をいっぱい使って、
練習を続けていきましょうね♪

P.S. 明日から、にょろっとニューヨークに行ってきます。
いつものことなんですが、ねこは、極端に荷物が少ないんです。
こうして、パッキングしてみると、
人間が生きていく上で必要なものは、
ほんのわずかなのかもしれないな…とよく思います。