2012年8月30日木曜日

寿司ネタの英語

皆さま、こんにちは。
タイトルに「寿司ネタ」と書こうとして、
「寿司ネコ」と書いてしまった、ねこです。(^^ゞ

翻訳について語ろうと思っているのですが、
次々と、書きたいことが出てきてしまいます。

今日もレッスンで新たな疑問に遭遇。
お寿司のネタの「えんがわ」って、
英語で何て言うんでしょう?

そもそも、英会話のレッスンで、
お寿司の話題が出るたびに、
いつも、ちょこっとドキドキしていたので、
この機会に、寿司ネタの英語を整理してみました!



鮑(あわび) abalone
鯵(あじ) horse mackerel
穴子(あなご)conger eel / broiled sea eel with sauce
鰯(いわし) sardine
鰈(かれい)、比目魚(ひらめ)flatfish / flounder
鯨(くじら) whale
おこぜ stingfish
鮭(さけ) salmon
鰆(さわら) spanish mackerel
鯖(さば) mackerel
鮫(さめ) shark
鱸(すずき) sea bass
鮟鱇(あんこう)angler
あんきも angler liver
鰻(うなぎ) eel
赤貝 red clam
雲丹(うに) sea urchin
いくら salmon roe
烏賊(いか) calamari
甘エビ sweet shrimp
鰹(かつお) bonito
蟹(かに) crab
数の子 herring roe
牡蠣(かき) oyster
太刀魚(たちうお) swordfish
鱈(たら) cod
蛸(たこ) octopus
鯛(たい) sea bream
秋刀魚(さんま) saury
蝦蛄(しゃこ)squilla / mantis shrimp
白身魚 white fish
鱧(はも) conger / pike eel
鰤(ぶり) yellowtail
はまち young yellowtail
鮪(まぐろ) tuna
赤身 lean tuna
とろ fatty tuna
中とろ medium fatty tuna
大とろ fattest tuna
なまこ sea cucumber
河豚(ふぐ) blowfish
鰊(にしん) herring
帆立貝(ほたてがい)scallop
縁側(えんがわ)flounder edge / fluke fin / fin of flatfish


お好みのネタは、見つかりましたか?
そもそも、英単語の前に、漢字が難しいですね。(^^;

さて、ここで注目すべきポイントは、「かれい」と「ひらめ」。
生物学的な名称としては、一応、区別はあるものの、
一般の人が話す言葉のレベルでは、
この2つの魚の区別がないんです。

"flatfish" あるいは、"flounder"と呼ばれ、
どっち側に目が付いていようと、誰も気にしない。
ん~、なかなかびっくりですね。

そして、レッスンで話題となった「えんがわ」についても、
特に「定訳」と呼ばれるようなものはなく、
「平べったい魚の鰭(ひれ)のところ」のような
やや説明じみた言葉で呼ばれています。

「鮭(さけ)=salmon」という風に、
きっちり訳語が決まっているものもありますが、
日本特有のものについては、
世界のあちこちで、いろんな人がせっせと訳して、
その結果、複数の訳が出回るようになっているというわけですね。


さて、では、実際に海外で使われている寿司メニューを
ちょっとのぞき見してみましょう。

こちらは、ニューヨークの寿司レストランのメニュー(PDF)
http://www.harusushi.com/downloads/Menu_NewYork_Broadway_Dining.pdf
「なぜ、他が全部英語なのに、"Tamago"と"Kani"はローマ字なんですか?」
という質問はお店の人にしてくださいね。(^^;

こちらは、寿司デリバリーのお店。
http://www.ironsushiny.com/ShowMenu.tpl
寿司以外にも、丼ぶりから麺類まで、手広くやっているようです。


…と、こんな感じで、お寿司の英語事情は、
ややハッキリしない部分も残りますが、
何にしても、外国人が "I love sushi."と言うのを聞くと、
なんだか誇らしげな気分になるのは、ねこだけでしょうか(笑)。