2016年4月26日火曜日

Blue Apron(続編)

皆さま、こんにちは。ねこです。
先ほど、ランチの調理で
びっくりするほど苦戦したので、
続編を書くことにしました。

今日挑戦したのは、
鶏の胸肉とクスクスのメニュー。
https://www.blueapron.com/recipes/za-atar-chicken-pearl-couscous-with-asparagus-pink-lemon-compote

ちゃんと予習しないで、
いきなり取りかかってしまったので、
かなりあたふたしました(汗)。

rind of the lemon
これは「レモンの皮」のことでした。
果物の硬い外皮を
rindと呼ぶようです。

pithというのは、
外皮の内側にある白い綿状の部分。
日本語では、
「中果皮」と呼ぶそうです。
日本語すら、知らないしー(笑)

そして、zestというのは、
風味を添えるために用いる
かんきつ類の皮。
zestには、他に「風味」「趣」「熱意」
などという意味があります。

Blue ApronのYouTubeに
手順がちゃんと出ていました。

How To: Get Perfect Citrus Zest
https://youtu.be/Djeo8hqgV_c


How to Supreme Citrus
https://youtu.be/QPQ0mik7Hic


supremeには、柑橘類から
皮や種などを除去して分ける
という意味があるようです。

membraneは薄膜。

というわけで、どうにかこうにか
想像力を駆使しつつ、
完成したお料理がこちら。


レモンに気を取られて、
クスクスを茹で過ぎてしまったけれど、
まあ、美味しくできました。

英語のレシピを見る時は、
知らない単語と単位を
事前にチェックするべきということを
肝に銘じておくことにします(笑)。

Blue Apronにトライ

皆さま、こんにちは。ねこです。
友人に勧められて、Blue Apronという
食材宅配サービスの
お試しボックスを取り寄せてみました。

Blue Apron
https://www.blueapron.com/


保冷剤と一緒に、
美味しそうな食材がぎっしり。


箱から出して並べてみました。
何やらいっぱいありますね。


調味料も、きちんと小分けして
入っています。
(塩、コショウ、油は自分で用意)


ちゃんとレシピカードも
入っています。


このサービス、素晴らしいのは、
なんとレシピをネット上でも
公開してくれていること。

極端な話、注文をしなくても、
スーパーで同じ食材をそろえて
調理することも可能です。

さて、今回の配達分は、以下の3品。

Seared Salmon & "Green" Potato Salad
https://www.blueapron.com/recipes/seared-salmon-green-potato-salad-with-pickled-mustard-seeds

Korean Bao Sliders
https://www.blueapron.com/recipes/korean-bao-sliders-with-gochujang-mayo-sweet-potato-tempura

Za'atar Chicken & Pearl Couscous
https://www.blueapron.com/recipes/za-atar-chicken-pearl-couscous-with-asparagus-pink-lemon-compote

ここ数年で、英文を読むことについて
だいぶ抵抗はなくなったものの、
料理のレシピだけは敬遠していました。
読んでる間に、何かを
焦がしちゃったりするんじゃないかと
心配だったので(笑)

でも、せっかくの機会なので、
英文レシピに初挑戦です!!

まずは1つめのサーモンの料理を
作ってみましょう。
興味のある人は、レシピページを開いて、
Instructionsというところを
一緒に見てくださいね。

まず、なんじゃそりゃ?と思ったのが
こちらの表現です。

dry pan (nonstick, if you have one)
これは、フライパンのことで、
nonstickというのは、
くっつかないという意味。
つまり、テフロン加工などの
焦げにくいフライパンがあれば
それを使いましょうということのようです。

on medium-highというのは、
火の強さのことですね。
中火のちょっと強めぐらいかしら。
ちなみに、弱火はlow (heat)です。
strong fireやweak fireとは
言いません。

season with salt and pepper
塩コショウで味を調える。
ここでのseasonは、「季節」ではなく
「味付けをする」という動詞です。

stirring occasionally
時々かき混ぜる。

fresh produceは生鮮食品。

thinly slice the celery on an angle
この表現に、一瞬戸惑いました。
「セロリを薄切りする」までは
わかったのですが、
on an angleって何だろう?
よくよく考えてみたら、
乱切りのようにはせずに
「一定方向に切る」という
ことなんですね。
こういう時、写真も参考になりますね。

まあ、こんな感じで試行錯誤しつつ
時にはオロオロしながら、
無事、1品目が完成しました!


2品目の韓国料理で、「へーそうなんだ!」
と思ったのは、gochujang
これ、「コチュジャン」でした。

あと、戸惑ったのは、
サイズですね。

form the mixture into six ¼-inch-thick patties
混合物(=ネタ)を
4分の1インチの厚さのパテにする。
1インチが2.54センチメートルなので、
6ミリちょっとの厚さということです。

慣れないうちは、事前に計算をして、
馴染みのある単位で書いておくと
よさそうです。

というわけで、こちらが
韓国料理のBao Sliders。
中華まんの皮のようなものに
ハンバーグを挟んだ料理です。


さて、今日はこれから、
チキンとクスクスの料理に挑戦します。
美味しくできますように!

2016年4月23日土曜日

乗馬セラピー

皆さま、こんにちは。ねこです。
これまでにも何度か書いていますが、
時々、ボランティア活動に
参加しています。

New York Caresのボランティア活動
http://interesting-languages.blogspot.com/2016/04/new-york-cares.html

今回は乗馬支援プロジェクトについて
ご紹介したいと思います。

このプロジェクトの正式名称は、
Therapeutic Horsemanship
with GallopNYC at Lynne's
と言います。

Lynne'sという乗馬スクールで、
GallopNYCという団体が
行っているプロジェクトで、
自閉症(Autism)の子どもたちに
乗馬を楽しんでもらうというものです。

このプロジェクトは
4 session commitment
(4回すべて参加することが必須)で
場所も家からは遠いので、
少し参加を悩みましたが、
“貴重な経験ができそう”という
直感に従いsign up(申し込み)をしました。

さて当日。まず駅から乗馬スクールまでの
道のりの美しさに感嘆しました。

Is this really New York City??
(ほんとにこれがニューヨーク?)






駅から20分ほど歩いて
Lynne'sに到着です。


こちらがentrance(入り口)。


乗馬用のヘルメットが
たくさん置いてあります。


こちらがstable(厩舎)。
馬たちは普段、ここにいます。


こちらがreins(手綱)。


その他、乗馬用語を
少しまとめておきましょう。

saddle(くら)
馬の背に置き、人が乗るためののもの
(※自転車の「サドル」と同じ)

stirrup(あぶみ)
足を乗せる金具

hoof(ひづめ)
複数形はhooves
馬の足の先の部分。爪の一種

horse shoe(蹄鉄)
ひづめに装着されるU字型の製具

mane(たてがみ)
馬の首の後ろに生えている毛
発音は/mein/(メイン)

forelock(前髪)
馬って前髪があったんですね(笑)


さて、こちらが
ringという呼ばれる練習場です。


ボランティアの男性が
warming upのために
馬を歩かせています。


今回参加したお馬さんは
Buddy バディ (m)
Daisy デイジー (f)
Little John リトルジョン (m)。

(m)はmale(オス)
(f)はfemale(メス)です。
これは、人間の男性・女性にも
使える表現です。

ボランティアの仕事は、
いくつかあります。
ベテランのボランティアは、
馬に指示をだしながら先導します。

なんとこのお馬さんたち、
子供が合図を出せなくても
人間の指示を理解して、
歩いたり止まったりするんです。
びっくり!!!

馬の両脇にはside walkersがつきます。
子供が馬から落ちてしまわないように、
太腿のあたりを支えてあげます。

つまり、馬1頭に子供が1人乗り、
先導が1人、補助が2人つくという形。

さらに、他のボランティアが
コースの途中に立って、
high five(ハイタッチ)などをして
子供とコミュニケーションを取ります。

このプロジェクトの名前には
therapeutic(癒す力のある、健康回復に効果的な)
という言葉が使われているのですが、
馬と触れ合うことには
不思議な力があるようで、
最初は泣き叫んでいたり、
まったく無反応だったりした子どもたちが
馬に乗っているうちに、
満面の笑みで手を振ってきたりします。

こういう笑顔を見ると、
ボランティアを通して私たちは
何かを与えているのではなく、
実は与えられているのだと
実感します。

I truly feel that we are actually given a lot of warm, happy feelings through volunteering. We are not the ones who give, but are given so much!!! 

こちらはボランティアリーダーの
Annさん。
なんとボランティア歴は19年で、
これまでに297回、
リーダーを務めています!!


最後にボランティアのみんなで
写真を撮りました♪


*David, thank you very much for letting me know the terms!!!


<Information (参考情報)>
Lynne's Riding School
88-03 70th Road Queens, NY 11375
http://lynnesridingschool.com/

GallopNYC
540 President Street, 3rd Floor
Brooklyn, NY 11215
http://gallopnyc.org/

New York Cares
65 Broadway, 19th Floor, New York, NY 10006
212-228-5000
info@newyorkcares.org
https://www.newyorkcares.org

2016年4月22日金曜日

言語のシンポジウム

皆さま、こんにちは。ねこです。
国連で行われた"LANGUAGE AND
THE SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS"
というシンポジウムに出席してきました。


"Sustainable Development Goals"は
持続可能な開発目標」と訳されます。

これは人間、地球及び繁栄のための
行動計画の目標で、
国連加盟国は、2015年から2030年までに、
貧困や飢餓、エネルギー、気候変動、
平和的社会など、持続可能な開発のための
諸目標を達成を目指しています。

「持続可能な開発目標(SDGs)とは」
http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/

今回、ねこが出席したのは、
「持続可能な開発目標」において
言語がどんな役割を果たすのか、
どんな改善が必要かといった問題を
話し合うシンポジウムです。

今日の資料の一部はこちらのサイトから、
閲覧およびダウンロードできます。
興味がある方はどうぞ。
https://sites.google.com/site/languageandtheun/events/event-documents

主なテーマは、言語の障壁のせいで
必要な情報が世の中に
行き渡らないという問題や、
移民の教育をどの言語で行うべきか
といった問題です。

特に印象に残ったスライドを
いくつかご紹介しましょう。


・世界の人口の54.6%は、
 インターネットを利用できていない。

・上位20か国が世界中での利用の
 73%を占めている。

これは、世の中でまだまだ
インターネットを使えていない人が多いので、
ラジオなどの普及しているメディアを活用し
情報格差をなくそうというお話でした。


こちらのスライドには、
「理解できる言語で、子供たちが
学校教育を受けられるようにすべき」
といった内容が書かれています。

これは、ある意味、衝撃的でした。
日本で生まれて日本で教育を受ける人は、
母国語で授業を受けられることを
当たり前のことと考えているかと思います。

しかし、世界には、家庭で話す言葉と、
その地域の公用語が違うという状態が
日常的に存在しているのです。

その結果、母国語なら、
もっと能力を伸ばすことができるのに、
言語が障壁になって、
落ちこぼれになってしまうという
現象が起きています。


両親は、「母国語の読み書きを
覚えても役に立たない」と考え、
政府も経済的負担が大きいという理由で、
母国語での教育に消極的
というのが現状のようです。

こういう現実を突きつけられると、
“日本語で書かれた英語教材が
書店に溢れている”という状態は
なんて恵まれているのだろう…と
思わずため息が出てしまいます。

ある意味、あまりに恵まれすぎているから、
教材を買っただけで安心してしまう
ということが起きてしまうのでしょうね。


このスライドには、
“母国語で書かれた教材が
不足していることが課題である”
ということが書かれています。

う~む…。とりあえず私たちは、
買ってそのままになっている本を
もっと活用しましょうね(汗)。

さて、難しい話ばかりでも
なんですから、
ちょっと休憩しましょう。

今日のランチはこんな感じで
用意されていました。
側面の丸いステッカーに
サンドイッチの種類が
書いてあります。


箱の中には、サンドイッチ、
サラダ、フルーツ、クッキー、
そして、ミネラルウォーター。


コーヒー、紅茶も飲み放題♪


さて、シンポジウムに戻りましょう。

英語学習者にとって、
すごく役に立ちそうなのが
こちらのお話。

「演劇は実社会を反映しているので
演劇をとおして言葉を学ぶのは
非常に有益である」という内容です。


演劇に参加するのは難しくても、
テレビドラマや映画のワンシーンを
そっくりまねて言う練習をするというのが
まさに、これに相当すると思います。

オーバーラッピングや
シャドーイングをして、
できれば、セリフを暗記して、
役になりきって英語を話してみましょう。
これは、絶対に絶対に効果的です!

さて、今日のシンポジウムには
ねこの友人のJちゃんとCくんが
登壇します。


打ち合わせ中。



LANGUAGE AND INCLUSION (Goals 4 and 10)
というセッションが始まりました。



2人は"Language Assessment for
Sustainable Development"
というテーマについて話します。



母国語での言語運用能力を
測定するテストについて
話しています。
(ねこは今、このテストの日本語版の
作成を手伝っています)



友人のおかげで、
思いがけなく面白い話が
たくさん聞けました。


それにしても、こんな形で
国連に来られるとは、
思わなかったなぁ。

朝の9時から夕方5時まで、
案外、あっという間でした。

2016年4月21日木曜日

"bike share"

皆さま、こんにちは。ねこです。
ホーボーケン市の
bike share(共有自転車)の
会員になりました。


Hudson Bike Shareというサービスです。
https://hudsonbikeshare.com/

今、ニューヨークをはじめ、
ボストン、ワシントンDCなどの大都市では、
こうしたbike shareというサービスが
急速に広まっています。

ところで、bikeという単語、
英語では基本的に
動力のついていない「自転車」を意味します。
「オートバイ」に相当するものは、
motorbikemotorcycleと呼ばれます。

bicycleも「自転車」ですが、
bikeという単語を使うことのほうが
圧倒的に多いようです。

ホーボーケン市のbike share
料金はとても良心的です。
1回のみの利用なら2ドル、
月極は12.95ドル、
年間利用で95ドルです。
(※この料金+7%の消費税)


バーで1~2杯飲む程度の料金で
1か月自転車が使えるなんて、
素晴らしすぎる!!!

月極と年間利用の場合は、
45分以内なら追加料金なし。
それを超えると30分ごとに
3ドルかかります。

でも、一旦返却すれば、
何度でも利用可能なので、
専用のStation(駐輪場)のある範囲なら、
返して、借りて…というのを
一日中続けることもできます。
(そんなに乗ってどーする?)

こちらが駐輪場の地図。
わりとあちこちにあるので便利です。


こちらは駅前のBike Station
上にソーラーパネルがついています。


利用を開始するには
スマホを使う方法や、
会員カードを使う方法、
自転車に携帯番号とPINを
入力する方法などがあります。


73219というのは、
この自転車の番号で、
数字の隣にある二次元バーコードを
スマホで読み取る
という方法もあります。


さて、サイクリングに
出かけましょう♪

遠くに見えているのは、
Manhattanの南のエリア。
一番高いビルが、
1 World Trade Centerです。


こちらはミッドタウンのあたり。
尖ったビルが
Empire State Buildingです。


Manhattanまでは
NY Waterwayというフェリーですぐ。
渡し船という感じの距離です。
(実は乗ったことがないので、
近日中に挑戦しましょう)


おっ、ちょうどいい日陰がありますよ。


今日は図書館が休みだったので
しばらくここで仕事をしました。


お散歩で通る犬がことごとく
こちらを凝視してくれるので
なかなか気が散って楽しかったです(笑)