2011年6月27日月曜日

"Have a ball!"

「旅行に行くんだ」と友達にメールにしたら、
お返事の最後にこんな言葉が書いてありました。

"Have a ball!"

なんじゃそれ??と思いつつも、
まあ、きっと「楽しんで!」という意味だろうなと思ったら、
まさに、そのとおりでした。

なぜ、そういう表現が使われるようになったのか
ちょっと調べてみたのですが、
まだ理由は見つかっていません。

でも、これとは似て非なる表現を見つけました。

"Have balls!"

こちらは「男らしくしろよ」という意味になるそうです。
なぜそう言うかは、ちょっとわかるような気もするのですが、
あえてわからないことにしておいてもいいでしょうかねぇ。(^^ゞ

2011年6月24日金曜日

"quake"

皆さま、こんばんは。
書きたいことは盛りだくさんなのですが、
今日はあまり時間がないので、短いネタをサクッと書くことにします。

先日、TIMEのサイトに出ていたNASAの記事に
面白い単語が載っていました。

"marsquake"

パッと見ただけではわかりにくいのですが、
「火星」の "Mars" と「揺れ」の "quake" がくっついた単語です。
火星の内部を調査するというお話の中で出てきました。
「火星の地震」という意味の言葉です。

ちなみに "moonquake" で「月の地震(月震)」という言葉もあるようです。

う~ん、月にも火星にも地震があるんじゃあ
地球でなんとか頑張るしかないですね。(^^;

それにしても、今日の埼玉は暑かった…。
温暖化ですかねぇ。

みんながちょっとずつ節電を頑張ることで
ほんの少しでも温暖化を防げたらいいですね。

「自分が何かちょっとやったくらいじゃ何も変わらないよ」
と世界中のみんなが思ってたら何も始まらないので、
まあ、あまり気負わず、“ほんの1℃” “ほんの1分”の節電から♪

2011年6月22日水曜日

食べ物の名前を使った表現

英語には食べ物の名前を使った表現がたくさんあります。
よく耳にするものをいくつかご紹介しましょう。


■They sold me a lemon.
(欠陥品を買わされちゃった)
あのフルーツの「レモン」は、なんと「欠陥品」という意味になります。

■They were apples and oranges.
(彼らは水と油さ)
"apples and oranges" というのは、「まったく異なる2種類のもの」
という意味で使われます。

■I'm going bananas.
(頭がおかしくなりそう)
"go bananas" で「頭がおかしくなる」という意味になります。
お猿さんにバナナをあげると大騒ぎをするというのが
語源になっているのだとか。

■If she spills the beans, I won't talk to her any more.
(もし彼女が秘密をばらしたら、もう口はきかない)
"spill the beans(=豆をこぼす)"が「秘密をばらす」という意味になります。

■She will be in the soup unless he helps her.
(彼が手伝わなければ、彼女は窮地に陥るだろう)
"be in the soup" で「窮地に陥る」という意味になります。

■It's a piece of cake.
(そんなの朝飯前さ)
"a piece of cake" で「とても簡単」という意味になります。


もし、何かの文章を訳していて、
“なんで、ここでいきなり食べ物の名前が出てくるんだろう”
と思うことがあったら、それは慣用表現かもしれません。

日本語でも何かあったかしら?
と考えて、最初に思い浮かんだのが、
「豆腐の角に頭をぶつける」でした(笑)。
何かもうちょっとマシな表現、あったはずよね。(^^;

2011年6月21日火曜日

伸びる人がしてること

最近、気づいたことがあります。
メキメキと英語の力を伸ばしている人たちの共通点。
みんな英語用の小さなノートを持ち歩いているんです。

きちんと整理してどうこうというよりは、
“ああ、そうやって言うのか”と思った表現を
次から次へと書き留めておくようです。
これは、なるほど!と思いました。

書いた表現って、実際にどこかで
もう一度使ってみたくなりますよね。
そうやって、新しく覚えた表現を実践で使っていくことで、
1つ1つのフレーズが自分のモノになっていくというわけです。

英語ノート、ねこも始めてみようかしら。^^
気づいたら、ブログ用のネタ帳になってそうだけど(笑)

2011年6月20日月曜日

"The melody lingers on"

同じメロディーがぐるぐると頭の中で鳴り続けることってないですか。
それを英語で言うと、

"The melody lingers on."

となります。

古いジャズの曲で
"The Song is Ended (but the Melody Lingers On)"
というタイトルの曲があります。

いつの時代でも、
「なんだか同じ音楽が頭ん中ぐるぐるしちゃってさ…」
というのはあるものなんですね。^^


さて、この "linger" という単語、単独では、
「長居する、居残る、いつまでも残る、ダラダラと過ごす」
などといった意味になります。

そこで、ふと「リンガーハット」というお店の名前が気になりました。
「ハット」は帽子の "hat" ではなく、「小屋」という意味の "hut" なのですが、
ひょっとして、「いつまでも長居しちゃうような快適なお店」
という意味なんじゃないかしら…と。

そんなことを思ってワクワクしながら、
「リンガーハット」の名前の由来を調べてみたら、
ウィキペディアには、こんなふうに書いてありました。

社名は長崎で幕末から明治初期の頃に活躍したイギリス人実業家のフレデリック・リンガー(1840年-1908年)の氏名から取っており、それに明るく・響きのいい小さな家(HUT)を絡ませて「リンガーハット」とした。

ん~、全然違うじゃないですか。(^^;
しかも、リンガー氏のお名前のスペルは "Linger" ではなくて "Ringer" でした。

ほんと "L" と "R" には泣かされっぱなしです(苦笑)。

2011年6月18日土曜日

超リアル!?

同僚のアメリカ人講師が
AKB48の新メンバーについて話していました。

"She is superreal!!"

えっ、スーパーリアル? 超リアル!?
すんごいリアル!??

…ってどういうことだろうと、しばし混乱したのですが、
どうやら「現実のものとは思えない」というニュアンスのようですね。

"superreal" という単語を普通の辞書で調べても載っていないのですが、
Wiktionaryで調べたら、こんなふうに書かれていました。

"Above or beyond what is real"

つまり「現実を超えちゃってる」ということで、
しいて日本語で言うなら「非現実的な」
という感じになるでしょうか。
いやはや、まったく反対の意味になるとはびっくりです。

2011年6月17日金曜日

"sake"

「サケ」と読みましたか? 「セイク」と読みましたか?
この単語、英語の正しい読みは「セイク」です。

Cambridgeのオンライン辞書では次のように説明されています。


sake /seɪk/
"for the sake of sb/for sb's sake"
in order to help or bring advantage to someone


簡単に言うと、"for one's sake" で
「(人)のために」という意味になります。

こんな例文も載っていました。

 Please do it, for David's sake.
(どうかそうしてください、デイヴィッドのために)


ところが、この単語の読みを利用して
こんな面白いCDを作った人がいます。

こちらがそのCDジャケットなのですが…

 

果たして読み方は、
「ソングス・フォー・マイ・セイク」でしょうか?
「ソングス・フォー・マイ・サケ」でしょうか?

正解はこちら。

























はい、一応、「セイク」が正解です。
しかし、このCD、10曲中8曲のタイトルが
なんと日本酒の銘柄名になっています。

というわけで、「ソングス・フォー・マイ・セイク(私のための曲)」
と見せかけておきながら、実はその裏に
「ソングス・フォー・マイ・サケ(お酒のための曲)」
という意味が隠されていたのです。


…と、ここまでは、いつもの言語ネタなのですが、
今日はちょっと違います。

実は、このCDジャケット、ねこが撮影しました。てへへ。(^^ゞ
プロのフォトグラファーではありませんが、
時々、こんなふうにお仕事として撮影をすることがあります。

彼女の前作も撮っています。



「ラッシュライフ」。
意味はわかりますか?

「ラッシュアワー」の "Rush(ラッシュ)" ではありません。
"R" ではなく "L" から始まる "Lush" です。
なんと、「酔いどれ人生」という意味になります。

つまり、こちらが日本酒CDの第一弾で、
さきほど紹介したほうが第二弾というわけです♪
そして、第二弾の "Songs For My Sake" の発売日が
なんと来週の6月22日水曜日!!

今日、ようやく自宅にチラシも届き、超ワクワク状態で、
宣伝ブログを書いてみたりなどしてみたというわけです。

もうちょっと語ってもいいですか? (^^ゞ

フルーティストの小島のり子さんは
“この日本酒の銘柄の裏にあるストーリーを
音楽で表現したら、どんなふうになるだろう”と、
一口、また一口と味わいながら丹念に曲作りをしてきました。

西洋の楽器であるフルートが作り出す和の世界。
ぜひ皆さんにも聴いてみてほしいです。

前作 "Lush Life" は、アマゾンで試聴可能です。
"Songs For My Sake" のほうは、視聴はできませんが
予約受付開始になっていました。^^

MySpaceでも、いろいろ見たり聴いたりが可能です。


…と、ここでただの宣伝で終わらせないのがこのブログ。
最後に豆知識を2つほど。

「CDジャケット写真」は英語で言うと、"CD cover photo" となります。

「チラシ」は "flyer"。
最近、「フライヤー」という言葉も
一部の業界ではカタカナ語として使われ始めていますね。
これは、"fly(飛ぶ)" が語源になっているようです。

いやぁ、それにしても、早く新作アルバムの音を聴いてみたいなぁ♪

2011年6月16日木曜日

なぜ聴き取れないのか

皆さま、こんばんは。
ねこです。

今日、英会話教室のロビーで2人の生徒さんに
「先生のブログ、読んでますよ」と声をかけられました。
もう、大感激!! \(^^)/
単純なので、また更新しちゃいます♪

さて、今回の話題は
“なぜ聴き取れないのか”というお話。

答えは簡単。
耳がその単語やフレーズを知らないからです。


実は最近、フランス語の勉強を始めました。
と言っても、旅行用にちょっと挨拶程度のフレーズを
いくつか覚えておこうと思った程度なのですが、
CDを聴いて、目が点。

「ジュルジュルジュルジュルデロ~ン」って聞こえてしまい、
単語の切れ目さえわからないのです。
これには、正直言って面食らいました。

その後、いくつか単語を書き出して発音してみました。
その作業をした後で、同じCDを聴いたら、
なんとなく部分的に聴き取れるようになりました。
つまり、実際に発音を覚えた単語だけはどうにか判別できたのです。


そういえば、英語もそうだったよなぁ…と思い出しました。
「自分で話せる言葉は必ず聴き取れる」
というのを教えてくれたのは、いったい誰だったかしら。

さて、ここでのポイントは“話せる言葉”というところです。
“読める言葉”でも“書ける言葉”でもありません。


例えば、"herb" という単語があります。
ハーブ。そう、薬草のことですね。
日本では「ハーブ」という言葉で知られています。
しかし、ネイティブは "h" を発音しません。
「アーブ」という音になります。
そのことを知らなかったら、どんなに繰り返し聴いても
その単語がハーブのことを指しているのだとは
わからないでしょう。


もう1つの例を挙げます。
英語にはいわゆる省エネ発音があります。
楽に発音するために、音が消えたりくっついたりするものです。

Would you like to have a cup of tea? (紅茶はいかがですか?)

これを英語っぽく言ったものを
無理やりカタカナで書くとこんな感じになります。

ウジュライットゥハヴァカパヴティ?

この省エネ発音が、
“うわ~、なんのこっちゃ!?”となるもう1つの理由です。


どちらに関しても、対策は単純明快。
音読とシャドウイングをすることです。
CDやDVDなどの音声をとにかく真似しまくることです。

シャドウイングの仕方については、
こちらを参考にしてくださいね。^^
http://interesting-languages.blogspot.com/2011/04/blog-post.html

さて、じゃあ今夜はフランス語の基本表現の
シャドウイングをしてから寝ようかしら。^^

2011年6月15日水曜日

節電で気になった言葉

明るさの単位で「ルクス」という言葉がありますね。
今朝、テレビを見ていて、ふとこの言葉が気になりました。

Cambridgeのオンライン辞書には次のように書かれています。

lux /lʌks/
a measure of the amount of light produced by something

訳すなら「何かによって作られた光の量の尺度」
という感じになるでしょうか。

語源は印欧祖語の"lewk-"(white; light; brightなどを意味する)で、
そこから英語の "light" や、イタリア語の "luce(ルーチェ)"
といった言葉も生まれたようです。


ところで、この綴り、どこかで見たことがあるなぁ…
と思ったのですが、あのシャンプーの名前と同じなんですね。

光の単位を日本語で言うと「ルクス」だけれど、
"lux" の正しい発音は「ラックス」または「ラクス」。

それにしても、なぜシャンプーにそんな名前をつけたのかしら
と思ったら、“髪にゆるぎない輝きを”ということだったんですね。

そういえば、昔、「天使の輪」って言葉が流行ったなぁ…。^^
あれは、メリットだったかしら。
でも、ここでメリットについて考え始めるとキリがないので
今日はこのへんでおしまいっ!

ポップアップ辞書

「ポップアップ辞書」という言葉を聞いたことはありますか。
Web上に表示された単語の上にマウスを重ねると、
単語の意味を次々とポップアップさせるという辞書機能です。
「マウスオーバー辞書」という名前で呼ばれることもあります。
Googleツールバーにもついている機能ですね。


さて、こんなサイトを見つけました。

POP辞書.com
http://www.popjisyo.com


"URL" というところに読みたいサイトのURLを貼り付け
"英語→日本語"を選び、"翻訳開始!"をクリックすると
さあ、どうでしょう!



マウスを動かすたびに、次々と英単語とその意味が
ポップアップしてきますよね。

しかも、このサイト、非常に便利なことに、
日→英も、英→英も、そして中国語やドイツ語などにも対応しています。


さて、この便利なPOP辞書.com、
英語学習者はどう活用していけばいいでしょうか。

その方法は習熟度によって、
いろいろと変わってくるように思います。

まず、初心者さんはこの辞書だけに頼らないように
気をつけてください。
1語1語すべてをポップアップさせて、
日本語だけを追いかけて読んでいるとしたら、
それは、あまり効果的な学習方法とは言えません。

むしろ、英文を読む練習をするなら、
『週刊STオンライン』のやさしいニュースをおすすめします。


ある程度、英文を読むのに慣れてきた中級者さんは、
このサイトを利用して英文記事を読んでみましょう。

ただし、最初からパッパッと日本語をポップアップさせるのではなく
まずは英文だけで読む努力をし、
わからない単語の意味を文脈から予想した後で、
日本語を確認するようにしてください。
そうすることで、きっと顔見知りの単語が増えてくることでしょう。


上級者さんは、英日ではなく、英英辞書の機能を利用して、
単語の意味を英語で理解してください。
わからない単語の意味だけをポップアップさせてもいいのですが、
知っている単語が英語ではどういうふうに
説明されているのかというのを確認するために使うのもいいでしょう。


それにしても便利な時代になりましたね。
でも、ちょっとホッとしたのは、
英日の辞書機能がイマイチだったこと。

米大統領の話が書かれた記事で
"president" の意味をポップアップさせたら
「社長」とだけ出てきました。
オイオイ。(^^;

翻訳者としては、こういうのはちょっとホッとしちゃいます(笑)。
でも、テクノロジーの進歩は速いですからね。
人間だからこそ書ける美しい日本語訳というものが書けるよう
これからも頑張っていこうと思います!

2011年6月12日日曜日

数に関係のある単語

先日、英会話学校のスペシャルレッスンとして、
語彙力アップ講座を開催させていただきました。
参加してくださった皆さま、ありがとうございます。

講座でお話ししたことの中で
生徒さんの反応が大きかった雑学を
いくつか紹介させていただこうと思います。


“接頭辞”や“接尾辞”という言葉をご存知ですか。
単語の頭やお尻にくっついている文字列のことです。

例えば、/mono-/という接頭辞があります。
これには「1つの…、単…」という意味があります。

monorail (モノレール)
レールが1本だから「モノレール」って、本当にそのままですね(笑)

monotone (モノトーン)
"tone" には「音、調子」という意味があるので、
「単調」という意味になります。


「2つの…」という意味を持つ接頭辞は/bi-/です。

bilingual (バイリンガル)
言葉を2種類話せるから「バイリンガル」。

bicycle (自転車)
タイヤが2つで「自転車」。


特に面白いのは/cent-/や/-cent/が入っている単語。
「100分の1」など、「100」に関係する言葉を作ります。

century (1世紀)
1世紀は100年ですよね。

centimeter (センチメートル)
1メートルの100分の1がセンチメートル。

percent (パーセント、百分率)
"per"には「割る」という意味があります。
だから、100で割ったので「パーセント」。


“おおっ、面白いっ!!”って思うと、
単語を見るのがちょっと楽しくなってきませんか。^^

もちろん、世の中に存在している英単語は
こんなふうに分かりやすく説明できるものばかりではありませんが、
英単語というものに興味を持つきっかけにしてもらえたら幸いです。


ところで、頑張って勉強を続けてきた人からは、
「見たことがあるのに意味があやふやな単語がたくさんある」
という悩みをよく聞きます。

それは、決して悪いことではありません。
つまり“顔は知ってるんだけど名前が思い出せない”
という状態ですよね。

ということは、あと一歩!
“初めてお目にかかります”という人が10人いるのと
“あ~もうっ、顔は分かるのよ”って人が10人いるのを比べたら
顔を知ってる人の名前を覚えるほうがよっぽど簡単です。
ぜひ、その調子で知り合いを増やしていきましょう♪


P.S. 旅行用にフランス語をちょっと勉強しようと思ったのですが
いやぁ、知らない顔ばかりで困っちゃいました。(^^;

2011年6月8日水曜日

否定のニュアンスを含む単語 その2

不思議なものですね。
前回、"not"を使わなくても否定のニュアンスになる表現を
特集しましたが、そのブログをアップした翌日、
また、同じタイプの表現に遭遇しました。
"last" を使ったものと、"almost" を使ったものです。


こちらの英文、あなたならどう訳しますか。

She is the last person to cook.

×「彼女は料理をする最後の人だ」

と訳しちゃった人、
意味として間違いとは言えませんが、ちょっと惜しい!

○「彼女は絶対に料理なんてしない」

が正解です。

つまり、他の誰もが料理をするとしても
彼女は本当に最後の最後まで料理をすることを
渋るだろうなぁ…というニュアンスになるわけです。


同様の表現として、こちらはどうでしょう。

Fishing is the last thing to do.

×「釣りは最後にすることだ」

ではありません。

○「釣りなんてするもんじゃない」

が正解です。

釣りをするくらいなら、まだ他にもたくさん
やることがあるというニュアンスですね。
(ちなみに、私は釣りが好きなんですが
他にいい例文が思い浮かばなくて…)(^^;


"almost" という単語は、"last" とはちょっと違う形で
否定のニュアンスを表します。

I almost forgot.

×「私はほとんど忘れた」

ではありません。

○「私はあやうく忘れるところだった」

というわけで、ほとんど(almost)忘れそうだったけど
どうにか無事、忘れなかったというわけです。


こういう表現は、見た目がシンプルで、
普通に訳せた気がしてしまうので、
つい見落としてしまいますよね。

でも、次に "last" や "almost" などを見かけたときは
ちょっと疑ってみてください。