先日、英会話学校のスペシャルレッスンとして、
語彙力アップ講座を開催させていただきました。
参加してくださった皆さま、ありがとうございます。
講座でお話ししたことの中で
生徒さんの反応が大きかった雑学を
いくつか紹介させていただこうと思います。
“接頭辞”や“接尾辞”という言葉をご存知ですか。
単語の頭やお尻にくっついている文字列のことです。
例えば、/mono-/という接頭辞があります。
これには「1つの…、単…」という意味があります。
monorail (モノレール)
レールが1本だから「モノレール」って、本当にそのままですね(笑)
monotone (モノトーン)
"tone" には「音、調子」という意味があるので、
「単調」という意味になります。
「2つの…」という意味を持つ接頭辞は/bi-/です。
bilingual (バイリンガル)
言葉を2種類話せるから「バイリンガル」。
bicycle (自転車)
タイヤが2つで「自転車」。
特に面白いのは/cent-/や/-cent/が入っている単語。
「100分の1」など、「100」に関係する言葉を作ります。
century (1世紀)
1世紀は100年ですよね。
centimeter (センチメートル)
1メートルの100分の1がセンチメートル。
percent (パーセント、百分率)
"per"には「割る」という意味があります。
だから、100で割ったので「パーセント」。
“おおっ、面白いっ!!”って思うと、
単語を見るのがちょっと楽しくなってきませんか。^^
もちろん、世の中に存在している英単語は
こんなふうに分かりやすく説明できるものばかりではありませんが、
英単語というものに興味を持つきっかけにしてもらえたら幸いです。
ところで、頑張って勉強を続けてきた人からは、
「見たことがあるのに意味があやふやな単語がたくさんある」
という悩みをよく聞きます。
それは、決して悪いことではありません。
つまり“顔は知ってるんだけど名前が思い出せない”
という状態ですよね。
ということは、あと一歩!
“初めてお目にかかります”という人が10人いるのと
“あ~もうっ、顔は分かるのよ”って人が10人いるのを比べたら
顔を知ってる人の名前を覚えるほうがよっぽど簡単です。
ぜひ、その調子で知り合いを増やしていきましょう♪
P.S. 旅行用にフランス語をちょっと勉強しようと思ったのですが
いやぁ、知らない顔ばかりで困っちゃいました。(^^;