この単語、英語の正しい読みは「セイク」です。
Cambridgeのオンライン辞書では次のように説明されています。
sake /seɪk/
"for the sake of sb/for sb's sake"
in order to help or bring advantage to someone
簡単に言うと、"for one's sake" で
「(人)のために」という意味になります。
こんな例文も載っていました。
Please do it, for David's sake.
(どうかそうしてください、デイヴィッドのために)
ところが、この単語の読みを利用して
こんな面白いCDを作った人がいます。
こちらがそのCDジャケットなのですが…
果たして読み方は、
「ソングス・フォー・マイ・セイク」でしょうか?
「ソングス・フォー・マイ・サケ」でしょうか?
正解はこちら。
はい、一応、「セイク」が正解です。
しかし、このCD、10曲中8曲のタイトルが
なんと日本酒の銘柄名になっています。
というわけで、「ソングス・フォー・マイ・セイク(私のための曲)」
と見せかけておきながら、実はその裏に
「ソングス・フォー・マイ・サケ(お酒のための曲)」
という意味が隠されていたのです。
…と、ここまでは、いつもの言語ネタなのですが、
今日はちょっと違います。
実は、このCDジャケット、ねこが撮影しました。てへへ。(^^ゞ
プロのフォトグラファーではありませんが、
時々、こんなふうにお仕事として撮影をすることがあります。
彼女の前作も撮っています。
「ラッシュライフ」。
意味はわかりますか?
「ラッシュアワー」の "Rush(ラッシュ)" ではありません。
"R" ではなく "L" から始まる "Lush" です。
なんと、「酔いどれ人生」という意味になります。
つまり、こちらが日本酒CDの第一弾で、
さきほど紹介したほうが第二弾というわけです♪
そして、第二弾の "Songs For My Sake" の発売日が
なんと来週の6月22日水曜日!!
今日、ようやく自宅にチラシも届き、超ワクワク状態で、
宣伝ブログを書いてみたりなどしてみたというわけです。
もうちょっと語ってもいいですか? (^^ゞ
フルーティストの小島のり子さんは
“この日本酒の銘柄の裏にあるストーリーを
音楽で表現したら、どんなふうになるだろう”と、
一口、また一口と味わいながら丹念に曲作りをしてきました。
西洋の楽器であるフルートが作り出す和の世界。
ぜひ皆さんにも聴いてみてほしいです。
前作 "Lush Life" は、アマゾンで試聴可能です。
"Songs For My Sake" のほうは、視聴はできませんが
予約受付開始になっていました。^^
MySpaceでも、いろいろ見たり聴いたりが可能です。
…と、ここでただの宣伝で終わらせないのがこのブログ。
最後に豆知識を2つほど。
「CDジャケット写真」は英語で言うと、"CD cover photo" となります。
「チラシ」は "flyer"。
最近、「フライヤー」という言葉も
一部の業界ではカタカナ語として使われ始めていますね。
これは、"fly(飛ぶ)" が語源になっているようです。
いやぁ、それにしても、早く新作アルバムの音を聴いてみたいなぁ♪