2011年6月16日木曜日

なぜ聴き取れないのか

皆さま、こんばんは。
ねこです。

今日、英会話教室のロビーで2人の生徒さんに
「先生のブログ、読んでますよ」と声をかけられました。
もう、大感激!! \(^^)/
単純なので、また更新しちゃいます♪

さて、今回の話題は
“なぜ聴き取れないのか”というお話。

答えは簡単。
耳がその単語やフレーズを知らないからです。


実は最近、フランス語の勉強を始めました。
と言っても、旅行用にちょっと挨拶程度のフレーズを
いくつか覚えておこうと思った程度なのですが、
CDを聴いて、目が点。

「ジュルジュルジュルジュルデロ~ン」って聞こえてしまい、
単語の切れ目さえわからないのです。
これには、正直言って面食らいました。

その後、いくつか単語を書き出して発音してみました。
その作業をした後で、同じCDを聴いたら、
なんとなく部分的に聴き取れるようになりました。
つまり、実際に発音を覚えた単語だけはどうにか判別できたのです。


そういえば、英語もそうだったよなぁ…と思い出しました。
「自分で話せる言葉は必ず聴き取れる」
というのを教えてくれたのは、いったい誰だったかしら。

さて、ここでのポイントは“話せる言葉”というところです。
“読める言葉”でも“書ける言葉”でもありません。


例えば、"herb" という単語があります。
ハーブ。そう、薬草のことですね。
日本では「ハーブ」という言葉で知られています。
しかし、ネイティブは "h" を発音しません。
「アーブ」という音になります。
そのことを知らなかったら、どんなに繰り返し聴いても
その単語がハーブのことを指しているのだとは
わからないでしょう。


もう1つの例を挙げます。
英語にはいわゆる省エネ発音があります。
楽に発音するために、音が消えたりくっついたりするものです。

Would you like to have a cup of tea? (紅茶はいかがですか?)

これを英語っぽく言ったものを
無理やりカタカナで書くとこんな感じになります。

ウジュライットゥハヴァカパヴティ?

この省エネ発音が、
“うわ~、なんのこっちゃ!?”となるもう1つの理由です。


どちらに関しても、対策は単純明快。
音読とシャドウイングをすることです。
CDやDVDなどの音声をとにかく真似しまくることです。

シャドウイングの仕方については、
こちらを参考にしてくださいね。^^
http://interesting-languages.blogspot.com/2011/04/blog-post.html

さて、じゃあ今夜はフランス語の基本表現の
シャドウイングをしてから寝ようかしら。^^