2014年7月31日木曜日

"You bet!"

皆さま、こんにちは。ねこです。
月に4回、スポーツクラブに行って、
ベリーダンスやバレトンなどのクラスに参加しています。

で、いつもは、スタジオの後ろのほうで
コソコソッと動いているのですが、
昨日は、インストラクターさんのすぐ近く、
巨大な鏡とご対面する位置になりました。

いやぁ、動きを間違えたらヤだし…と思っていましたが、
こういう位置で運動するのは、とてもいいことですね。
全身がしっかり鏡に映っているので、
常に姿勢や左右のバランスを意識できます。
また、後ろからの姿勢も意識するので(誰も見ちゃいないけど)
指先、つま先まで、いつも以上に丁寧に動かします。
終わったら、もう、普段の倍以上ヘトヘトになりました。

英語の練習についても、同じことが言えそうな気がします。
なんとなく漫然とオーバーラッピングをするのではなく、
文法、冠詞、発音など、細かいところまで意識して、
丁寧にオーバーラッピングをしたら、
同じ3分でも、効果はかなり変わってくる気がします。
さっ、今日から、もっと意識を高めて頑張ろっと。


さて、今日の話題は、
なんとなく馴染めない慣用表現について。
例えば、こんな表現があります。

"You bet!"

直訳すると、「あなたは賭けます」。
実際は、「確かに!/まさにその通り!/もちろん!」
などの意味で使われるのですが、
日本人的感覚からすると、イマイチ納得がいきません。

でも、この表現、実は
"You can bet money on that."
(あなたはそれにお金を掛けてもいいですよ)
つまり、「お金を賭けても、絶対に損しないほど
それは絶対に正しい」というニュアンスなんですね。
そう考えると、ちょっと納得がいきます。

例文を作るとしたら、こんな感じです。

A: Is that true?
(それ、本当?)

B: You bet!
(もちろん!)

とはいえ、この"You bet!"には、
同意する際の「いいよ!」や、
"Thank you"に対する返答としての
「どう致しまして/別にいいよ/気にしないで」
の意味もあるんだとか。

う~ん、イマイチ納得がいかないけれど、
こういうのは、実際にどう使われるかの例文を見て
感覚として身につけちゃうのが手っ取り早いです。

A: Will you call me tonight?
(今夜、電話してくれる?)

B: You bet. (=Of course)
(いいよ)

・・・・・・・・・・

A: Oh, thank you very much.
(わあ、ありがとう)

B: You bet. (=You're welcome)
(どういたしまして)


もう1つ、へんてこりんだなぁ…と思うのが、
こちらの表現。

"Tell me about it."

直訳すると、
「それについて私に教えてください」となり、
実際に、そういう意味でも使えますが、
「その通りです/いやぁ、よく分かるよ」などと
相手の言っていることに同意する意味にもなります。

例えば、こんな会話で使えます。

A: It's so hot and humid today.
(今日は、めちゃくちゃ蒸し暑いよね)

B: Tell me about it.
(ほんっと、そうだね)

似たような表現として、
こんなフレーズもあります。

"You can say that again."

直訳すると、
「あなたは、それをもう一度言っていいです」。
こちらも、「あなたのおっしゃる通りです/同感!/言えてる」
といったニュアンスで使われます。

例えば、こんな会話です。

A: The trains in Tokyo are really crowded.
(東京の電車ってすっごく混んでるんだ)

B: You can say that again.
(だよね)

こういう慣用表現にしても、
in / on / at などの前置詞の使い方にしても、
どんなに理屈やルールを覚えたところで、
実際の会話では、考えるヒマはありません。

会話力アップという意味では、
とにかくたくさん声に出して、
感覚として身につけるのが、
一番の近道だと思います。^^

中・上級者さんは、海外ドラマを
英語字幕で見てみると、
知らない表現にいっぱい出会えますよ♪