皆さま、こんにちは。ねこです。
昨日、ジャズの発表会でフルートを吹いてきました。
「えっ、にゃんこ先生、いつ練習してたの?」と思った人、
いいところに気づきましたね。
完全な練習不足で、なんとも情けない演奏に終わりました(泣)。
でも、これ、英会話にもすごく共通することだなと感じました。
英会話も楽器も、やっぱり練習しなくちゃ上手くはならない。
逆に言えば、練習さえすれば、必ず上手くなるんです。
練習は絶対に裏切らない。
ここのところ、英会話学校で、毎日のように
生徒さんのカウンセリングをしています。
そこで、ねこが必ず聞く質問があります。
「家でどんな“練習”をしていますか?」
返ってくる答えのほとんどは、
「読んでます」「書いてます」「聴いてます」。
「声を出して練習しています」という生徒さんは
ほとんどいません。
実は、これでは、“英会話”は上達しないのです。
ねこ自身、ずっと長いこと、翻訳の仕事をやってきて、
ほとんど話す“練習”というのは、してきませんでした。
その結果、読むのも書くのも聴くのもできるのに、
“話せない人”になっていました。
そこから、“話せる人”になるためには、
とにかく、声を出して練習することが必要でした。
ひたすら、オーバーラッピングをシャドウイングを繰り返して、
どうにかこうにか、英会話講師の仕事ができるようになったのです。
つい、私たち日本人は、“勉強”をしがちです。
文法事項をきちんとノートにまとめる。
辞書を引いて、意味を調べる。
英文を見ながら、CDを聴く。
どれも立派な勉強方法ですが、
これをいくら続けても、“話せる人”にはなれません。
それよりも、毎日3~5分でもいいので、
自分の口から実際に英語が出ている時間を作ること。
これだけで、英会話は飛躍的に上達します。
ウソみたいだけど、ホントです!
保証します。
練習方法については、2011年4月のコラムをご参照くださいね。
http://interesting-languages.blogspot.jp/2011/04/blog-post.html
でも、これ、レッスンの最後にず~っと言い続けているので、
生徒さんたちはみんな、聞きなれちゃったみたいなんですよね。
ねこが「必ず家でオーバーラッピングとシャドウイングをしてね」
という話をし始めると、
みんな、終業のチャイムを聞いているような顔をして
ニコニコしてるんです。(^^;
今度、レッスン後に1人ずつ、つかまえて、
「さあ、ここでシャドウイングをやってみせて」と
抜き打ちテストでもしちゃおうかしら(笑)。
でも、それじゃ英語が嫌いになっちゃうかな。
“楽しんでほしい”という気持ちと
“上達してほしい”という気持ちの間で
日々、揺れ動いているねこなのでした。
P.S. 昨日の発表会の写真です。
写真って、音が出ないからいいですね。^^