2022年8月8日月曜日

ゆっくり富士登山 Day 1

皆さま、こんにちは。ねこです。8月3日から2泊で富士山に登ってきました。2泊する人って、かなり珍しいのですが、高山病の症状をかなり抑えられるので、体力に自信のない方にはオススメな登り方です。各種SNSに富士登山のことを書いたところ「一度は登ってみたいと思ってる」というコメントをたくさんいただいたので、富士山に登るというのが、いったいどんな感じなのかをご紹介したいと思います。

■事前準備
体力のない人向けのプランとはいえ、普段、まったく運動していない人でも簡単に登れる山というわけではないので、ウォーキングやジョギングで体力作りをしておくことをオススメします。私はジョギングの他に、毎日、自宅の階段を25往復していました。ここまでやる人は、あまりいないかもしれませんが、やっておくと、富士山でラクできます。

富士登山のガイドブックを最低1冊、読んでおくことも大事です。私は「登れる!富士山」という本を読んで、登山地図などをコピーして持っていきました。吉田ルート、須走ルート、富士宮ルート、御殿場ルートという4ルートがあるのですが、どのルートが自分に合っているかも検討しましょう。


初心者向けの定番は吉田ルートで、土日はかなり混雑するそうですが、私は平日の変わった時間帯に登ったので、途中、20分以上、前にも後ろにも人が見当たらないというタイミングもありました。

もし、可能であれば、富士山に行く前に、低山でもいいので、どこか1つでも山に登っておくことをオススメします。YouTubeの山と渓谷Ch.などでは登山の基本を紹介しているので、そういった情報も参考に。


■バスと山小屋の予約
今回は新宿から富士スバルライン5合目までのバスを予約しました。出発の10分前まで変更が可能なので、帰りは遅めの時間にしておいて、早く下山できたら早いバスに変更するという形を取ると、焦らず下山ができるかと思います。

山小屋は6合目の里見平☆星観荘と山頂の山口屋を予約しました。どちらも自信を持ってオススメできる素晴らしい山小屋でした!


13:10、富士スバルライン5合目到着。その日のうちに7合目や8合目まで登る人は、すぐには登り始めず、5合目でお土産物屋さんを見るなどして高度順応をする必要があります。山頂郵便局から郵便を出したい人は、ここでポストカードや切手などを買っておくといいでしょう。

私は6合目宿泊なので、特にここで高度順応に時間をかける必要はなかったのですが、いろいろお店を見て歩いたりして、到着から1時間ほど経ってからスタートしました。


14:00、登山開始。登山口では、まず検温をしてもらい、「体温・体調確認済み」の札をザックに取り付けてもらいます。また、富士山保全協力金1,000円を支払うと、こちらのカッコいい木札がもらえます。一応「任意」となっていますが、本当に至れり尽くせりのお山なので、この協力金は入場料だと思って必ず支払いましょう。


登山開始後、最初はなだらかな道が続きます。


天気が良ければ、眼下には、河口湖と山中湖が見えます。


最初の分岐が出てきたら、星観荘に行く人は左へ。


登山口からわずか30分ほどで到着です。


とてもきれいな山小屋で、各お部屋には星座の名前がついています。


下界からのアクセスがいい場所なので、夕飯も豪華!


山小屋のご主人に、オススメの撮影スポット教えてもらい、六合目にある安全指導センターの近くで、夕景と夜景を撮影しました。




山頂を目指す登山者たちのヘッドライトと山小屋の灯りが見えます。


翌日は遅くなるほど天気が荒れそうなので、早めの出発がいいと言われ、午前3時頃には出発するつもりで就寝しました。

(つづく)