皆さま、こんにちは。今日は字幕翻訳者さん向けのメモです。
このたび、新しいノートパソコンを買いました。長年、Let's noteにこだわってきたのですが、自分にとってちょうどいいスペックのものが見つからず、思い切って、他のメーカーにも目を向けてみたところ、思いどおりのものが見つかりました。
新しい相棒は、「dynabook GZ/HV Webモデル」の「Officeあり」です。
写真や映像を扱うので、直販で1TBのモデルを選びました。153,780円でした。今見たら、245,300円になっているので、かなり運が良かったのかしら。
こちらのAmazonに掲載されているdynabookは512MBですが、2023年7月24日現在の価格は140,580円です。
今回、どうしても譲れなかった点は4つ。
・軽さ(875g)
・コンパクトさ(13.3型)
・大容量ストレージ(1TB)
・ノングレアのモニター
512MBで妥協すれば、選択肢は広がるので、かなり迷いましたが、写真と動画制作のことを考えて1TBを選びました。字幕翻訳だけなら、作業中以外の映像や他のデータを外付けに入れれば512MBでも十分かなとは思います。
ただ、カンバス社のFAQには、日本の一般的な家電メーカーのPCでは、プリインストールされているソフトとの相性で、トラブルが出やすいと書いてあるので、実際に動作確認をするまでは、正直ドキドキでした。
新しいdynabookをセットアップし、不要なソフトをアンインストール。SSTNetG1をインストールし、Sentinel Protection Installerも入れ、「よし、これでOK!」と思ったら、「ドングルが見つかりませんでした」と…。
えっ、マジすか!?(汗)
そしたら、いつものこれで解決しました。
「Parallel Driver」の×を「This feature will be installed on local hard drive.」に変えるってやつです。
おそらく長年、字幕翻訳をされている方たちは、「ああ、それね」と思うはず(笑)。初めてのWindows 11なので、コントロールパネルをどう出すのか、ちょっと悩みましたが、スタートボタン横の検索窓に「コントロールパネル」と打ったら出てきました。
そんなわけで、無事、dynabookで字幕のお仕事ができそうです!
<その他の重要ポイント>
今回、パソコン選びをするにあたり、いろいろな方に相談に乗っていただきました。
カンバス社から教えていただいたのは、まず、こちらのスペックを満たしていることが重要とのこと。
「SSTG1シリーズは1920×1080奨励となっておりますので、それ以上の解像度の場合、画面の一部が切れたり、表示が乱れることがございます。4Kサイズ(3840×2160)など極端に大きくなければ多少は大丈夫かと思いますが、高解像度のものは避けていただけますと安心です」ということだったので、今回は1920×1080を選びました。
また、地元のアスタリスクサポートでは、価格コムで商品を絞り込む際の目安を教えていただきました。「CPUは8世代以上(CPUの後ろの数字が8000以上)でWindows11対応となりますが、性能差がある為、出来れば11、12世代をお勧め致します」とのこと。価格コムで絞り込めてくると、判断しやすくなるので助かりますね。
そして、実際にSSTを使っているMTCのディレクターさんたちにも、ご使用のPCをお聞きしました。HP ProBook 635 Aero G7は、モバイル性重視のモデルで、かなり便利とのこと。DELL社のLattitude 5330を使っている方もいらっしゃいました。どちらの方も512GBのノートで、外付けのSSDを使っているとのこと。
また、dynabookでも問題なく、長年愛用していたとのこと。結局のところ、プリインストールで入っているソフトをアンインストールすれば、ほぼ問題なくいけるのでは?という判断に至り、自分の欲しいスペックを完璧に満たすdynabookを選ぶことになりました。
おそらく、字幕翻訳者さんはパソコンを買い替えるたびに、「次のPCで無事、SSTが動くだろうか?」と不安な気持ちになるかと思います。実際、他のdynabookでも「問題なく動く」と断言できるわけではありません。
なので、今回のブログに書いた内容は、あくまでも「この端末では使えました」という情報なのですが、スペック情報など、少しでも参考にしていただけたら幸いです。