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2022年4月1日金曜日

NHKの語学講座だけで英語が話せるようになるのか?

皆さま、こんにちは。「カムカムエヴリバディ」、てっきり今日が最終回だと思って見ていたら、残り3分になっても、話がまとまる様子もなく、TO BE CONTINUED。あれえ??と思ったら、このドラマは、2021年の「エール」の撮影がずれ込んだ影響がまだ残っていて、最終回は4月8日金曜日なんだそうです。

NHKラジオの語学講座で英語の勉強を始め、今でも聞いている私としては、このドラマには特別な思い入れがありますが、「ラジオだけで、そんなに話せるようになるわけないじゃない!」と思う人も多いのではないでしょうか。

で、実際のところ、どうなのか。努力次第では、ラジオだけでも、かなり話せるようになると思います。特にドラマでるいさんが、よくやっていたように声に出して、オーバーラッピングをすることで、かなり脳に刺激が入り、英語を話すための思考回路ができてきます。英語の筋トレという感じです。番組の15分間以外にも、ウォーキングしながらや、洗濯を畳みながらなど、耳と口がお暇なタイミングに、オーバーラッピングやシャドーイングをすることで、さらに筋トレが進みます。

唯一、ラジオだけでは、ちょっと足りないかなと思うのが単語です。「キクタン」の本やアプリを使って単語力をアップすると、話題にできる内容の幅が広がります。詳しくは「英語のプロは何をしてきたのか②」に書きました。

新年度スペシャルということで、2022年4月1日(金)の16:00から4月3日(日)の16:00まで、無料ダウンロードキャンペーンを実施することにしたので、ぜひ、この機会にダウンロードしてみてくださいね。

https://amzn.to/3iW90VG

ところで、2020年に出したこの本よりも、2015年に出した第1弾の方ばかり売れるのは何でだろう?と思っていたら、出版の1か月後に「あまり参考にならない」というレビューを書かれていたようです。たった今、気付きました(苦笑)。というわけで、実際に読んでみて、やる気が出たり、役に立ったりした方は、ぜひ、レビューも書いていただけると嬉しいです。「英語のプロは何をしてきたのか②」では、第一弾で書いた内容をすべて網羅していて、さらに、通訳ガイド目線の内容も足しています。きっと、「ちょっと頑張ってみようかな」という気持ちになれますよ♪

2020年6月2日火曜日

アメリカ人が作った日本人向け発音講座

皆さま、こんにちは。ねこです。先日、Zoomでジョシュア・ポペノ先生の発音矯正講座に参加しました。まずは、ポペノ先生について、簡単にご紹介しましょう。先生はニューヨーク在住のアメリカ人で、16年ほど日本で暮らし、声優として活動をされていました。日本人英語のクセや、その直し方を熟知しているため、その経験を生かし、現在はニューヨークで、日本人駐在員や留学生を対象に、グループレッスンやプライベートレッスンを行っています。

先日のZoom講座は、ニューヨークから生中継で行われました。土曜日の午前10:00から11:30(日本時間)まで、たっぷり1時間半。いわゆる英語発音の「肝」とも言える部分の解説です。参加者は約200人。音声は全員ミュートで参加し、顔を出すかどうかは自由選択。半数ほどの人が、画面をオンにし、鏡を片手に、一生懸命、口を動かしながら参加していました。こちらは、その時のスクリーンショットです。先生から許可をいただいて掲載しています。


いつも、苦手だなぁ…と思う母音が3つ勢揃い。意識しないと、ごちゃ混ぜになっちゃうんですよねぇ…。でも、不思議と先生の解説を聞きながら、真似して口を動かしていると、ちゃんと使い分けられそうな気がしてきます。

受講中、コメント欄で質問も受けつけていて、講座の最後に、1つ1つ丁寧に回答してくださいました。本当に有意義な1時間半でした。


…と、ここまでが先日のZoomセミナーの感想なのですが、本日のブログは、さらに続きます。実はポペノ先生との出会いは、2015年。ニューヨーク在住の友人の何人かが、先生のグループレッスンを受講していたので、面白そうだなと思い、プライベートレッスンを申し込みました。

私自身が大学時代に言語学を専攻していて、しかも字幕翻訳者だということから、その後、ポペノ先生から、発音矯正ビデオの字幕を訳す相談を受けました。実際に翻訳を始めると、いくつか迷いが出てきました。

通常の字幕翻訳の仕事では、映像を受け取って、その映像に合わせて字幕をつけていきます。しかし、ポペノ先生から送られてきたのは、収録に使う予定の英文原稿でした。当時、柔軟な考え方のできなかった私は大パニック! 「字幕というのは、見る人が読み切れるように1秒につき4文字ぐらいしか入れられないし、字幕を表示するタイミングも、いつも、30分の1秒まで細かく設定するので、これでは、ちゃんとした字幕を作れません」なんて言ってしまったり…。しかし「ちゃんと配慮して見やすい動画にするから信頼してほしい」と説得され、そのまま翻訳を続けることになりました。

もう1つの迷いは専門用語。例えば、母音の種類で "open, front vowel"というのを、どう訳したらいいか。言語学的には、これは「前舌広母音(まえじたひろぼいん)」といいます。なんかアヤシイ漢方薬の名前みたい(笑)。どういう表現を使うのがベストか、語学学習に熱心な友達に「A、B、Cのどれがいい?」とアンケートをとりました。

例文1)
/æ/ is an open, front vowel that you do not have in Japanese. 
A:/æ/は、「前舌広母音(まえじたひろぼいん)」といって、これは日本語にはない母音です。
B:/æ/は、「オープン・フロント母音」と言って、これは日本語にはない母音です。
C:/æ/は、開ける母音で、舌の位置は前です。これは日本語にはない母音です。

例文2)
Words like bead, first, rich, and moon are made with closed vowels. 
A:first、rich、moonなどの単語は、「狭母音(せまぼいん)」です。
B:first、rich、moonなどの単語は、「クローズ母音」です。
C:first、rich、moonなどの単語は、「閉じる母音」です。

結果は、Aが50%、Bが20%、Cが30%となったので、先生とも相談し、Aの専門用語を使うことになりました。「前舌広母音」「狭母音」などの言葉を初めて見ると、一瞬、「なんじゃそりゃ?」と思ってしまいますが、実際、漢字っていうのは、とても完結に意味を表してくれているんですよね。

なので、この講座を見始めて、「なんじゃそりゃ?」と思っちゃった人は、もうちょっと我慢して見続けてみてください。わりとすぐ慣れますから(笑)。

まあ、そんな感じで、英文のファイルを受け取っては、行間に日本語訳を書いて送るという作業が始まりました。当初、訳すファイルの総数は、母音と子音の数ぐらいかしら…と思っていたのですが、なんと、最終的に105本にもなりました(驚)。

イントロダクションだけで、こんなに!
(※拡大して見てくださいね)


母音はなんと…


まだまだ続いて…


全部で30本以上!

子音やリズム、連結の解説もあり…


私が重要視しているイヤー・トレーニングも5本。


このイヤー・トレーニングというのは、日本人がうまく使い分けることのできない2つの音を交互に聞いたり発音したりして、自分の耳を育てるというものです。私は今もこのビデオを使って、毎日練習しています。


そして、これまで学んだものを文章の中で練習するビデオもあります。


翻訳作業が終了したのは、かなり前で、その後、先生は、1本1本せっせと録画しては、1つ1つ丁寧に字幕をつけていったそうです。完成した講座を見た時には、本当に感激しました! 字幕のタイミングについても、当初、私はテレビや映画の業界スタンダードにこだわってしまったけれど、あら、普通に読めるじゃないですか。

講座がサブスクリプションで、月額3,000円と聞いた時も「今どきはYouTubeで何でも無料で見られるのに月額3,000円じゃ厳しいでしょう」と言ってしまったのですが、これだけのコンテンツに加えて、毎週土曜日に受講生専用のZoomセミナーがあるそうなので、それを考えると、安すぎなくらいだと思います。
(※宣伝料はいただいていませんよ:笑)

発音をもうちょっとなんとかしたいなぁ…と思いつつ、これまで特に何もしてこなかった方、よかったら、まずは月末に開催される無料のZoom講座に参加してみませんか? 次回は6月27日土曜日の午前10:00から11:30だそうです。

↓↓↓ こちらのリンクから申し込み可能です。
https://forms.gle/As2F4mLW2VhJeqGY6

毎月第4土曜日に無料セミナーを行う予定とのことなので、今回は都合が合わない方も、ポペノ先生のFacebookページのセミナー案内を見て参加してみてくださいね。

私は6月27日のセミナーに参加予定です。皆さま、ぜひZoomセミナーでお会いしましょう!

<関連記事>
発音の神様 ポペノ先生(2015年1月)

2020年3月28日土曜日

NHKラジオで英語でも始めましょうか(3月30日新開講!)

皆さま、こんにちは。ねこです。
語学の基本は、ほとんど
NHKのラジオで身につけました。
小学校5年生の時から、
人生のほとんどの期間、
NHKの語学講座を聴いています。

確かに大学は言語学専攻だったし、
翻訳の学校にも通ったけれど、
私の原点はラジオ。

小学5年生の春、成田空港で
"Japan Airline, flight XXX"
っていう放送の魅惑的な響きにしびれ
翌日、お小遣いを握りしめて
辞書と「基礎英語」のテキストを
買いに行った時のワクワク感を、
今でもよく覚えています。

ここのところ、「英語でガイドする日本」
MP3のシャドーイングをしていたので
ちょっとNHKの方は、
サボっちゃってたんですが、
3月30日(月)から新開講なので、
心機一転、また頑張ることにしました。

私が聴くのは、大好きな遠山先生の講座。
「遠山顕の英会話楽習」
https://www2.nhk.or.jp/gogaku/english/gakusyu/
パソコンのストリーミングでも、
1週間遅れで聴けます。
(なので、ストリーミングでやるなら、
4月6日スタートですね)


放送は月、火、水の週3日。
それを月、水、金で
聴いてもいいし、
木、金、土に同じものを
繰り返し聴いてもいいでしょう。

続けるコツは、
絶対に録音しないこと!

聞き逃した分は、なかったことにして
次の週に進みます。
じゃないと、手元に
録音があふれて
あっという間に挫折します(笑)。
あくまでも、ゆる~くやる。

「NHKゴガク」という
アプリもあります。
https://www2.nhk.or.jp/gogaku/app/


ちょっとバッテリーを消費しすぎたり、
クラッシュしたりすることもあるけれど、
機能自体はよくできてるなぁ…という感じ。
クラッシュしなければ、
操作性はとても良いです。

テキストは書店で買ってきてもいいし、
電子書籍でも出ています。



わっ、今なら1冊の値段で
お試しセット2冊!
「ラジオ英会話」と
「英会話楽習」の両方を
聞き比べてから選んでも
いいかもしれませんね。

「ラジオ英会話」の大西先生も
わかりやすいと評判です。
ここ数年の放送内容で言うと、
「ラジオ英会話」が学習者向け、
「英会話楽習」は、
イディオムなどが満載の
生きた英語という印象です。

ちなみに2017年度までは、遠山先生が
「ラジオ英会話」をやっていました。
以前、私が書いた電子書籍の中で
イチオシしていた「ラジオ英会話」は
遠山先生が担当されていた時の放送です。

実際、イーオン講師時代に、
生徒さんにお伝えしていたことや
電子書籍の中でお話ししたことの大半は
遠山先生の受け売りなんです。

語学番組は、他にもたくさんあるので
ぜひ、いろいろ聞き比べて、
好みの先生を探してみてください。
https://www2.nhk.or.jp/gogaku/english/
「合う合わない」って、
すごく重要だと思います。

皆さまが、NHKの語学講座で
ワクワクしますよーに♪



<本日のおまけ>
英語の発音を本気で矯正して、
英語のプロとして働きたい人は、
ニューヨークのポペノ先生の
オンライン講座がオススメです。
この紹介記事が、
めちゃめちゃ面白かったぁ(笑)
https://alis.to/MariSaita/articles/aEONqRDmDnRz
この動画講座の字幕を担当させていただきました。