2024年8月29日木曜日

【DJF特集10】学生セッション

皆さま、こんにちは。ねこです。デトロイト・ジャズ・フェスティバルで渡航する方たちのために、ちょっとずつ情報発信をしています。今回は学生セッションについて。

8月31日に、デトロイトの学生さんと鳥取の学生さんの交流会とセッションが行われます。鳥取の皆さん、きっと緊張しているのではないでしょうか。皆さんが少しでもリラックスしてセッションに臨めるように、いくつかお話をしましょう。

このセッションを仕切ってくれるのは、チャック・ニューサムというギタリストさんで、彼は鳥取に行ったことがあります。こちらは、2019年に鳥取行きの飛行機に搭乗する前のデトロイトメンバーで、左から3番目の優しいクマさんのようなお兄さんがチャックです。

これでは、ちょっとわかりにくいので、もう1枚。この笑顔を見ると、なんか安心しちゃいません?(笑)

チャックは、ウェイン州立大学でジャズを教えている先生でもあるので、いろいろなレベルの生徒さんのことをよく理解してくれます。今回、彼が担当になったと聞き、常盤武彦からこんなメールを送りました。

Himiko is a bit concerned about the students who only started learning jazz a few months ago.
(ひみこは、数か月前にジャズを習い始めたばかりの学生についてちょっと心配してるんだ)

However, I’m confident you can create a warm atmosphere by mentioning that some of the students are complete beginners.
(でも、チャックなら、超初心者もいるということを伝えて、温かい雰囲気を作り出してくれるよね)

I believe the Detroit audience will warmly welcome these Japanese youngsters who are just stepping into the world of jazz.
(デトロイトの観客も、ジャズの世界に足を踏み入れたばかりの日本の若者たちを温かく迎えてくれると信じてるよ)

すると、チャックからは、こんな返信が来ました。

I agree with you that the Detroit audience and our students will welcome your students with open arms.
(デトロイトの観客と学生たちは、鳥取の学生さんたちを心から歓迎するよ)

That's how we do things around here when we see someone taking interest in our artform of jazz. 
(こちらでは、ジャズという芸術に興味を持つ人がいたら、誰もが温かく迎え入れるんだ)

We take it as a compliment and want to spread the gospel of jazz to every human being.
(ジャズの魅力を感じてくれたことを嬉しく思うし、そうやってすべての人にジャズの魅力を伝えていけたらと思ってる)

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open armsという言葉を見て、本当に嬉しくなりました。これは相手に安心感を与えたいという気持ちが詰まった表現です。安心して、デトロイトの人々の心に飛び込んじゃいましょう!

では、デトロイトでお待ちしております。

※ブログ冒頭の写真は、デトロイト・ジャズ・フェスティバル代表で芸術監督のクリストファー・コリンズ氏が、鳥取でバンドクリニックをやった時の写真です。そして、こちらは、鳥取のAfter Hoursで、コリンズ氏がセルフィーを撮ってるところ(笑)。