2024年8月19日月曜日

【DJF特集6】マリオット宿泊

皆さま、こんにちは。ねこです。デトロイト・ジャズ・フェスティバルで渡航する方たちのために、ちょっとずつ情報発信をしています。今回はマリオット宿泊について。ここからの情報は、鳥取の皆さんだけでなく、高槻からDJFに出演されるミュージシャンの方たちにも参考にしてもらえればと思っています。

さて、入国審査を終え、フェスティバル送迎用の車に揺られること約30分。目の前にどーんとビル群が現れます。この真ん中の円筒形のタワーが、皆さんの宿泊するDetroit Marriott at the Renaissance Centerです。


こちらは4つ星ホテルで、Googleマップの表示を見ると、8月30日前後の1泊の料金が1室65,000円。私が鳥取駅前で泊まったドミトリーの20倍です(笑)

到着したら、車寄せのある1階のMoter Lobbyから3階のLobbyに上がり、ホテルのチェックインと、アーティストチェックインを済ませます。


ここで、出演するステージの楽屋へ入る権利を示すリストバンドをもらうのですが、すぐに装着する必要はありません。一度、ギュッと締めてしまうと、黒の留め具が動かず緩めることができないので、お気をつけくださいね。


チェックインを待っている間に、ロビーの無料WiFiを使ってスマホをオンラインにすると、スマホの時計が自動で現地時間に変わります。それに連動して、スマートウォッチなどの時間も自動的に修正されますが、手動で合わせる腕時計をお持ちの方は、自力でせっせと合わせましょう。

今は夏時間で、時差が13時間なので、「日本時間から1時間引いて、昼夜をひっくり返す」と覚えておくと簡単です。例えば、現地時間が夕方の5時なら、日本は午前4時です。「着いたよー!」と日本のご両親に連絡するのは、もう数時間待ってからの方がいいかもしれませんね。

さて、手続きが済んだら、3階ロビーから渡り廊下を通って、客室用のエレベーターホールに向かいます。こちらは低層階行きと高層階行きに分かれているので、自分の行き先階に止まる方を選んで乗ります。部屋のカードキーをセンサーに当てると、階のボタンを押せるようになっています。このエレベーターは、円筒形の建物の中心部分にあって、それを囲むようにぐるっと一周、客室が並んでいます。

部屋に着いたら、ドアのセンサーにカードキーを当てて、緑のランプが点灯したら、ドアが開きます。ドアを開けたら、カードを差し込むところがあるので、そこにカードを入れると電気が付きます。

部屋には小型の冷蔵庫があって、買ってきたものを入れられます。また、ドリップ式のコーヒー、ティーバッグの紅茶、クリーム、砂糖、紙コップなどが置いてあります。お湯を沸かすポットは置いてありませんが、コーヒーメーカーに、コーヒーをセットせずに、そのまま水を入れて、カップを置いて、スイッチを入れると、ポタポタポタ…とお湯が出てきます。いつも、これでカップ麺や味噌汁を作ってます(笑)

浴室には歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、バスタオル、タオル、ハンドタオルがあります。ドライヤーは、たしか、クローゼットの中だったかな。

ところで、1部屋を2人で使う場合のちょっとしたコツを。2人でなんとなくあちこちに荷物を広げてしまうと、モノが見つかりにくくなったり、忘れ物をしたりという原因になるので、洗面台の右半分はAさん、左半分はBさん、テレビ台の右半分はAさん、左半分はBさんといったルールを作っておくと気持ちよく過ごせます。

それと、部屋を出る時に、カードキーが見つからなくてバタバタすることがあるので、壁に差し込んでない方のカードキーは、テレビの前に置くなどのルールを決めておくのもオススメ。

そして、部屋から出る時は、必ず手にカードを握りしめた状態でドアを閉めるというのを徹底しておくと、「しまった! カードキーを部屋に置き忘れた!!」ということが防げます。

いちいち、そんな細かいことを言わなくても…と、呆れられてしまいそうですが、実際、ちょっと意識をしておくだけで、物事がスムーズに動くんですよね。万が一、カードキーを置き忘れてしまった場合は、パスポートを持ってフロントに行くと対応してもらえます。

ところで、大事な注意事項を。フェスティバルに出演するミュージシャンのほとんどが、このホテルに宿泊しているので、Moter Lobbyから3階に上がるエレベーターが閉まりかけている時に「待って!」とボタンを押してしまうと、中に超大物アーティストが乗っていて冷や汗をかく場合があります。ご注意ください(笑)

また、客室エレベーターでも、ホテル内のFUELというバーでも、すぐ横に有名アーティストがいたり…ということがよくあります。ジャズ歴が長い人ほど、「うわーっ、マジかよ!!」と大興奮してしまう状況ですが、極力、平静を装ってニコニコと普通に過ごしましょう。

ところで、ホテルの前をデトロイト川が流れていて、対岸はなんとカナダです。しかも、ここは、ちょっと地形が入り組んでいて、川の南側がカナダなんです!(地図マニアの萌えポイント)

 


大通りに「カナダ行き専用レーン」があって、車でそっちに進むとカナダに着いちゃいます。


ただ、これ、鳥取と島根の県境みたいに簡単なものではなく、国境なので、厳しい入国審査があります(アメリカとカナダの在住者は、もっと簡単に通れます)。気軽に遊びに行ったはいいけど、アメリカに戻れない…なんてことが起きたら大問題なので、カナダ訪問は、いつか個人旅行で来た時のために取っておいてくださいね。

さて、次回は滞在中の食事と買い物についてです。お楽しみに!

(8月31日追記)
ホテルでパソコンをネットに繋ごうと思ったのに繋がらない場合は、ブラウザのURL欄にmarriottwifi.comと入力してください。すると、接続のための案内画面が出ます。

<今後の投稿予定>
・滞在中の食事と買い物
・フェスティバル会場
・コンサートの楽しみ方
・学生セッション
         など