2024年8月16日金曜日

【DJF特集3】荷造りのコツ

皆さま、こんにちは。ねこです。デトロイト・ジャズ・フェスティバルで渡航する方たちのために、毎日ちょっとずつ情報発信をしています。今日は荷造りのコツについて。

何を持っていくかが決まれば、あとは、どうにかこうにかスーツケースの中に詰め込めばいいわけですが、いくつか注意すべきことがあります。

【液体物】
手荷物として機内に持ち込める液体物の量には制限があります。

1個の液体物は100mlまで。それをジッパーがついた透明プラスティック袋(容量1ℓ)に入れて、手荷物検査場で検査をしてもらうと機内に持ち込めます。大きさの目安は、20センチ×20センチ以内か、縦横の合計が40センチ以内です。

化粧水や目薬のようなものだけでなく、歯磨き粉やリップグロス、ヘアワックスのようなものも液体物扱いなので注意が必要です。荷造りの段階で、機内に持ち込む必要があるかどうかをよく検討し、それ以外は預け入れのスーツケースに入れましょう。

【リチウム電池】
デジカメの予備バッテリーやスマホ用のモバイルバッテリーなどのリチウム電池は、「機内持ち込みはOK」ですが、「スーツケースなどに入れて預け入れをするのはNG」です。

【刃物】
小さな爪切りや眉毛バサミなどでも保安検査に引っかかることがあります。スイスアーミーナイフのキーホルダーを家の鍵につけていて、そのまま保安検査場に進んでしまい、その場で没収されてしまったというのも、よくある話です。

【ロストバゲッジ対策】
直行便ではあまり心配はないものの、念のため、荷造りの時点で、ロストバゲッジ(スーツケースの紛失)に備えることも重要です。電子機器の充電ケーブルや到着後すぐ必要になる書類などは手荷物として機内に持ち込んでおいた方が安心です。1泊分の下着なども機内持ち込みにしています。ちなみに、スーツケースが完全になくなってしまうということはほとんどなく、大抵は1~2日のうちに届きます。

【ボールペンがあると便利】
初渡米の人は、機内で税関申告書の記入をする必要があるので、ボールペンを1本、機内持ち込みの荷物に入れておくことをオススメします(ESTAを使って2008 年以降に少なくとも一度米国を訪問している人はAPCという自動入国審査端末が使えるので紙の申告書は不要です)。

【ねこ流パッキング術】
さて、詰め込み方ですが、私はまず、シワになっても大丈夫なジーパンやパーカーなどから詰め込んでいきます。パンプスやスニーカーを持っていく場合は、靴の中にくるくるまるめた靴下やストッキングを押し込んで、靴の形が崩れないようにし、1足ずつスーパーのビニールなどに入れて、衣類の隙間に詰めていきます。

トリートメントや洗顔フォームなどは、念のため、フタの部分をセロテープで留め、これも1つずつビニールに入れます。気圧の差が衝撃で中身が飛び出した時の被害を最小限に食い止めるためです。

ペンダントやネックレスは、ハンドタオルを広げて、3本ぐらい並べ、端から巻いていきます。イヤリングや指輪は、1つずつティッシュやコットンにくるんで、箱に入れます。サングラスは、ハードケースにいれます。


考えるべきポイントは、いろいろな場面で、個々のアイテムに何らかの力がかかる可能性があるという点です。気圧の差もそうですし、荷物をいっぱい詰め込む時に自分でギュウギュウ押してしまうかもしれないし、機内に持ち込んだ手荷物に寄りかかって寝てしまうかもしれませんからね。

【重量制限に注意】
スーツケースに荷物を詰め込んだら、必ず重さを量りましょう。スーツケースを持って体重計に乗り、そのあと、自分だけで乗って引き算をすると簡単です。重量制限は利用する航空会社や座席のグレードによって違いますが、デルタ航空のエコノミークラスの無料受託手荷物は23キロ1個までです。

次回は現地での通信について書きます。お楽しみに♪

<今後の投稿予定>
・WiFiかSIMか?
・入国審査
・マリオット宿泊
・滞在中の食事と買い物
・フェスティバル会場
・コンサートの楽しみ方
・学生セッション
         など