2019年6月6日木曜日

デトロイトでジャズ

皆さま、こんにちは。ねこです。
今年もフォトグラファーとして
デトロイト・ジャズ・フェスティバルの
仕事をすることが決まりました。


今回は鳥取ジャズ関係者の皆さまが
視察に行かれるとのことなので、
現地の様子をこのブログで
ちょっとご紹介しようと思います。
実際には現地に行かない皆さまも
ヴァーチャル旅行を
楽しんでいただければ幸いです。

まず、デトロイトは、どこにあるのか?


地図で言うと、アメリカ合衆国の
真ん中より右で、やや上の方。
カナダとの国境がぐぐっと南に下がって
西に食い込んだあたりにあります。

なので、デトロイト川の向こう岸(南側)に
カナダがあります。
アメリカの南にカナダだなんて
なんだか不思議な感じがしますね。


空港から市街地へは、渋滞がなければ
30分程度で到着します。


ミュージシャンやスタッフが
宿泊するのは、こちらの
ルネサンス・センター (Renaissance Center)。


客室によっては、デトロイト川と
フェスティバル会場を
見下ろすことができます。


こちらは2018年の会場マップ。
(※今年のものが発表されたらURLを変更しますね)

ホテルから見下ろした写真に、
Pyramid Stage、Waterfront Stage、
Carhartt Amphitheater Stageの
3ステージが写っている状態です。

そして、道路を渡ってちょっと離れた場所に、
Main Stageがあります。

3つのステージのあるHart Plazaの入口から
Main StageのあるCadillac Square Parkまでは
Google先生によると徒歩6分とのことですが、
信号待ちなども含めると、なんだかんだで
10分以上はかかるかなというところです。


フェスティバル期間中は、
このHart Plazaにある3つのステージと
Cadillac Square Parkと
ルネサンス・センターの間を
演奏スケジュールに合わせて
ぐるぐるぐるぐる歩き回ります。

こちらが、Main Stage。


有料のエリアもありますが、


柵の外は、無料で聴き放題!


無料で聴く人のためにも
きちんと大型モニターが
設置されているあたりがすごい!


皆さん、ご自宅からイス持参で
音楽を楽しみにきます。


美味しいものも、
いっぱい売っています。




フェスティバル関連グッズや
CDなども購入できます。



さて、Hart Plazaの方の
ステージも見てみましょう。

こちらは演奏が始まる前の
Pyramid Stage。


演奏が始まると、階段状の
まさにピラミッドの部分に
観客がぎっしり座ります。


こちらは、Waterfront Stage。


後ろの方は、かなり
ゆる~く楽しんでいます。


こちらは、Carhartt Amphitheater Stage。


上から見るとこんな感じ。


2018年のフィナーレでは、このステージに
チック・コリアが登場しました。


フェスティバル期間中には、
学生向けのバックステージツアーも
行われます。


さまざまな仕事に携わるスタッフが
自分の業務について説明。
ある担当者は「興味がある人は、
Facebookで僕の名前を探して
メッセージをして。
インターンの仕事を紹介するよ」
と言うので、びっくりしました。


深夜には、ジャム・セッションも開催。


ジャズ尽くしの4日間。
第40回を迎える今年は、
どんなフェスティバルになるのか
今からとても楽しみです。


ところで、デトロイト・ジャズ・フェスティバルの
去年の復習と今年の予習をするための
トークイベントが今週末、四谷で開催されます。

昨年、取材でデトロイトに訪問した
こちらの2人がフェスティバルについて
熱く(?)語ります。


飲んでる写真ですみません(笑)。
デトロイト入りした夜の
まだ疲れる前の写真です。

なかなかデトロイトまで行くのは
難しいという方も、
写真と音楽をシンクロさせた
スライドショーとトークで
夏の終わりのデトロイトを
味わってみませんか。

デトロイト・ジャズ・フェスティヴァルへの誘い
〜2018年の報告と19年の展望
6月8日(土)15:30~18:00
出演  常盤武彦(フォトグラファー、ジャズ・ジャーナリスト)
ゲスト 村井康司(音楽評論家)
ジャズ喫茶いーぐる
160-0004 東京都新宿区四谷1−8
03-3357-9857
料金¥1,200 + 飲食代