2012年7月18日水曜日

"top of the world"

にゃっほ~♪ 英検1級受かりました!
あっさり一発合格だったらカッコ良かったんですが、
結構、長い道のりでございました。(^^;

実は15年前にも1級の一次試験に合格し、
二次試験を2回失敗してるんです。
でも、当時はなんだか全然受かりそうな気がしなくて、
そこで諦めちゃったんですよね。
そして、「もう英語は話さない! 翻訳一筋でいく!」
なんて決心をしちゃったわけです。

そこから、ず~っと翻訳一筋だったわけですが、
ひょんなことから英会話講師になり、
いきなり“話す英語”の世界へ…。
でも、英検1級の二次試験に受かっていないということが、
自分の中でずっとひっかかっていました。

そして、去年の秋から英検に再挑戦したわけですが、
一次試験は一発でパスしたものの、
やはり二次で苦戦。
初回は58点で不合格、二回目も57点で不合格でした。
(60点以上が合格)

英検は一次試験に受かると、
1年間は一次試験が免除になるので、
二次試験に挑戦できるのは4回。
4回目はプレッシャーが大きすぎるので、
3回目の今回でなんとかしたい!
そんな気持ちで、まあ、ほんと、それはそれは頑張りましたよ。

何をしたかと言うと、ひたすら喋ってました。
お手本になるスピーチを入手して、
オーバーラッピングとシャドウイング、
そして、そのスピーチの内容を
何も見ずに自分の言葉でもう一度組み立ててみるという
“リプロダクション”というトレーニングも取り入れました。

試験直前の何日間かは、パッとトピックを選んで、1分間考えて
2分間スピーチするという練習を
ストップウォッチを使って黙々と繰り返しました。

翻訳の仕事も英会話のレッスンの準備もしながらなので、
決して十分な時間が取れたわけではありませんが、
自転車に乗りながら、歩きながら、お風呂に入りながら、
ひたすら口を動かしてましたねぇ…。


で、試験当日を迎えたわけですが、
やはりこれまでと同様、ひどく緊張してしまい、
スピーチの前半はボロボロ。
ちょっと気のきいた言い回しをしようとしたら、
なんだか文章が文法的に頭の中でからまってしまい、
“あれっ? あれっ? どうしましょう!?”という感じ。

でも、もう1回最初からやり直したい気持ちをぐっとこらえ、
後半でナイスリカバリー。
論旨をサポートする意見を2つ述べて、
きっちり結論も言い切って、1分57秒でまとめました。
ふぅ。

その後の4分間の質疑応答はわりとすんなり。
それなりに試験管との会話を楽しめたかなという
満足した気分で試験会場をあとにしました。

で、今回の結果。77点。
おおっ! 前回から20点もアップしましたよ。^^
これからは、さらに自信を持って、
オーバーラッピングとシャドウイングを
普及させていこうと思っています♪

ちなみに、この英検の発表、
iPod touchを使って、東京スカイツリーの下で確認しました。
英検の合否発表が7月17日の15時。
スカイツリーの展望台の予約が15時半。
そんなわけで、展望台にのぼった時は、
まさに“天にも昇るような気分”でしたね♪

英語でも似たような表現があります。
"on top of the world"
「最高の気分で、有頂天になって」と訳されます。

"I feel on top of the world."(最高の気分さ)
"He's on top of the world."(彼は有頂天だよ)


ちなみに "at the top of the world" だと
「北極にいます」という意味になってしまうのでご注意ください(笑)。

それと、"top of the world" の "top"の発音は
「トップ」じゃなくて、もうちょっと口を縦に開けて(指三本分)、
「タップ」に近い音になりますよぉ。

では、東京スカイツリー展望回廊(2つ目の展望台)からの
風景をお楽しみくださいませ。