2025年4月11日金曜日

大陸を走る人

皆さま、こんにちは。ねこです。歩いたり走ったりするのはお好きですか。これまでどのくらいの距離を自分の足で移動したことがありますか。ねこおじさんの長年の友人で、ロサンゼルスからニューヨークまで、5,393キロという距離を走った人がいます。

その走り旅から20年。61歳になった坪井伸吾さんは、2025年4月10日、今度はユーラシア大陸を走破する旅に出発しました。

今回、航空券の手配などでお手伝いさせていただいた私とねこおじさんは、成田空港でお見送り。旅のおおよその計画を伺いました。

北米大陸横断の続きということで、今回は、一度、ニューヨークへ飛び、そこからリスボンに向かい、まずはユーラシア大陸の西端のロカ岬へ。そこから、サンティアゴ巡礼路をたどる形で、スペイン、フランスを走るそうです。

そこから先は、おそらくイタリアを通って、東へと進んでいくわけですが、シェンゲン協定加盟国への滞在は「あらゆる180日間内で最大90日間」というルールがあるので、まずは、90日以内にいわゆるEU圏から出られるかが勝負になります。

ただ、仮にクロアチアを出国して、シェンゲン圏から出られたとしても、その先には再びシェンゲン加盟国のギリシャとブルガリアが…。なので、どこかで90日になってしまいそうな場合、一時帰国し、90日待って、再び続きを走りに行くことになるそうです。


「20年前と比べて体力は落ちてるけど、でも、やれるということだけはわかってる」と、何のためらいもなく断言された坪井さん。

トータルで、どのくらいかかるかわからない旅ですが、引き続き、精一杯サポートさせていただきます!


いってらっしゃい!

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と成田で見送ったのが、4月10日の19時半頃。ホノルル経由で渡米した坪井さんは、先ほど無事、ニューヨークに到着したそうです。

時々、続報をアップしますね。


「ロスからニューヨーク走り旅 北米大陸単独横断マラソン5393km」
坪井伸吾著(ラピュータブックス)
(※ニューヨークのゴールのところで、ねこおじさんが登場します)

<おまけ>
成田のさくらの山の桜が見事でした。