2020年2月3日月曜日

"believe"の使い方に要注意

皆さま、こんにちは。ねこです。
先月、英語でKindle書籍を
出版するにあたり
ネイティブが指摘してくれた点を
少しずつ解説していきます。



今回は"believe"の使い方。
浅草寺の常香炉の煙が
体の悪いところを治すという
説明のところで、ねこは、
こんな会話を書きました。

C: Does it really work?
K: If you believe so.
C: Hahaha.

「本当に効くの?」
「信じればね」
という意味で書いたつもりでした。

ところが、この"believe"
英語ではちょっとニュアンスが
違ってしまうそうなのです。

とても面白いポイントなので
彼女の解説の原文もあわせて
ご紹介しますね。

"I believe so” is a really common phrase. But usually we use that phrase where there is a fact and you are just saying you think this is the fact but there’s a possibility you might be wrong. I don’t hear this phrase for subject beliefs like believing in god or miracles. For this case in the book I would say “if you believe in it”.

("I believe so"って、すごくよく使うフレーズなんだけど、大抵は「こういう事実がある」って時に使うの。事実なんだけど、ひょっとしたら自分の認識が間違ってる可能性もあるかなって時ね。神様とか奇跡とかを信じるっていうような主観的な話をする時には、"believe so"ってフレーズは聞かないなぁ。この本の場面だったら、私は"if you believe in it"って言うと思う)

いやはや、これは
なかなかの衝撃でした。
"I believe so"って、
かなり確信が高い時に
使う表現なんですね。

例えば、天気予報で
降水確率が90%以上
というのを見たあとで
誰かに「今日、雨降るかな?」
と聞かれたら"I believe so"。

家で「スマホがない」と
大騒ぎをしている時に
家族の誰かが
「家にあるのは確かなの?」
と聞いてきたら"I believe so"。
「だって、家に着いてから
LINE送ったから、あるはずなの」
という感じ。

常香炉の場面で
"If you believe so"と書くのは
そもそも文脈として変なので
訳を書くのも難しいのですが
あえて訳すとしたら
「もし、あなたがそれが事実だという
確信を持っているなら」
というふうになるかしら。

「信じる者は救われる~」的な
ニュアンスで言うとしたら
"If you believe in it"なんですね。

"believe so"は客観的事実、
"believe in it"は主観。
そういえば、受験勉強の穴埋め問題で
"He believes (   ) Santa Clause."の
カッコの中に in を入れる
なんていうのをやったなぁ…。