なかなかブログを書く時間が取れなくて困ったものです。
今日は簡単に "fish" という単語についてお話しましょう。
はい、皆さん、お魚が1匹なら "fish" です。
では、たくさんいたら何と言うでしょうか。
つい、うっかり "fishes" と言ってしまいそうになりますが、
お魚はどんなにたくさんいても "fish" です。
ただ、何種類かのお魚がいて、
その種類の違いを強調したいときは "fishes" という表現も
使えなくはないようですが、
その場合でも、"two kinds of fish" という方が一般的です。
こういう例外的な文法って困っちゃいますよね。
でも、鳥ならたくさんいたら "birds" なのに、
どうして魚はたくさんいても "fish" なの?と考えても仕方がありません。
そういう研究は言語学者さんたちに任せておくことにしましょう。^^
どんな言語でも、最初にコミュニケーションのために言葉が存在して、
文法というものは、その言語の構造を説明するために
後から無理やり整理整頓して作り出されています。
だから、どう頑張っても整理しきれない“例外”もたくさん存在します。
結局のところ、そういう例外も含め、言葉にたくさん触れて、
感覚として丸ごと覚えてしまうのが、
結果的には語学上達の近道だったりするわけです。
というわけで、今日も音読とシャドウイングを頑張りましょう♪
ところで、"fish" から派生した単語に面白いものがあります。
"fishy" という形容詞です。
「魚の」「魚のような」「魚臭い」などの意味がありますが、
面白いのは、「胡散臭い」「疑わしい」「怪しい」
などの意味もあるということ。
「この魚、なんだか生臭い」→「ちょっとヤバイんじゃない」→「疑わしい」
というような流れで、こういう用法が生まれたのだとか。
ほんと、言葉って、案外いい加減にできてるものですね(笑)。