2011年5月2日月曜日

コミュニケーションについて大いに語る

5月に入りましたね。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

さて、今日はコミュニケーションのための言葉
というものについて、大いに語ってみたいと思います。

このブログを読んでくださっている皆さんの大半は
おそらく何らかの形で言葉に興味を持ち、
英会話などを勉強されている方かと思います。

では、皆さんが言葉を勉強する目的は何ですか。
具体的にはどんなスキルの向上を目指していますか。

英会話学校の生徒さんにこの質問をすると、
答えは大きく分けて3つになります。

・仕事で必要だから
・海外旅行で話せるようになりたい
・趣味として英会話の勉強を楽しみたい

どれも素敵な回答ですね。^^

一番目的がはっきりしていて勉強しやすいのは、
仕事のために学ぶ人。
出張や電話会議、メールなどで必要な表現を
とにかく頭に叩き込んでいけば、
案外なんとかなってしまいます。
もちろん、相当な努力は必要ですけどね。(^^;

海外旅行で話せるようになりたい人は、
まず、旅先で想定される会話のフレーズを
どんどん覚えていくと、
電車の利用やレストランでの注文などが
楽にできるようになるでしょう。
ねこは旅行用のイタリア語とドイツ語ができます。
話題が他に逸れるとアウトですが(笑)

趣味として学ぶというのは、一番素敵な動機ですね。^^
“英語自体が面白くてたまらない”
“学んでいる自分が好き”
その気持ちを本当にずっとずっと大切にしてください。

さて、すべての目的に共通して言えること。
それは“目的を遂げることを最優先しましょう”
ということです。

例えば英語で会話をする場面。
大切なのは相手の言っていることを把握し、
自分の伝えたいことを伝えること。

もちろん正確な文法ときれいな発音で話せたら
それは素晴らしいことです。
でも、大事なのはそこじゃない!

例えば、外国人に近くの郵便局への
道を聞かれたとしましょう。
いろいろな伝え方があるはずです。
単語を並べる。指をさす。
時間に余裕があるのなら、
「こっちですよ」と言って、
見えるところまで連れていったっていい。

他の言語で話す必要があるときも、
本来の目的は“理解すること”
“伝えること”だというのを
決して忘れないでほしいのです。

英会話の講師をしていると、
みんな、もっともっと“伝える”ための
努力をしようねと思うことがたくさんあります。

単語力、文法力、発音の正確さなどとは別に
“伝える力”というものもあります。
初心者の生徒さんでも、
コミュニケーションに長けている人は
簡単な単語を並べてとても器用に気持ちを伝えます。
逆にとてもハイレベルな力を持っているにもかかわらず
難しい単語で立派な文章を作ろうとして、
頭の中で悶々としてしまう人もいます。

とにかく声を出して、表情も身振りもつけて、
全身で伝える練習をしましょう。
それが何よりも重要なことです。^^

もちろん、伝えるときのストレスを減らすために
単語、文法、発音にしっかり取り組むことは大切ですよん♪
ねこ自身も、まだまだです。
ぜひ一緒に頑張りましょう!