皆さま、こんにちは。ねこです。
海外旅行に行く際、
通信手段をどうするかというのは
わりと重要な問題ですよね。
ねこは、ちょっと意外な方法で、
通信料金を格安に抑えています。
今日はその方法をご紹介しましょう。
使っているのは、なんとこちら、
iPod touch 4G(古っ!!)と
かなり古いドコモの携帯電話です。
実は日本での日常生活でも、
スマホは持たず、
この2つを併用しています。
WiFiさえあれば、iPod touchでも
iPhoneアプリがほぼすべて使えるため、
余計な通信料金がかからず、
パケ代を心配する必要もありません。
(※日本ではWiMAXで自宅インターネットと
外出時のモバイルWiFiをカバー)
まず、基本的なメールのやり取りは、
Gmailのアプリを使ってiPodでリアルタイムに
受信する設定にしています。
https://itunes.apple.com/jp/app/gmail-google-nomeru/id422689480?mt=8
日本の友人とのやり取りは
LINEが主流です。
通話や写真のやり取りもLINEです。
仕事の電話については、050PLUSという
NTTコミュニケーションズのアプリを利用しています。
登録をすると、050から始まる電話番号がもらえます。
ドコモの携帯にかかってきた電話も、
すべてこの050PLUSの番号に転送しています。
http://050plus.com/
月額利用料は324円(税込)で、
日本国内の一般回線への通話料は
3分8.64円、携帯にかけても1分17.28円です。
日本国内で使っても、
アメリカから日本の電話にかけても
この料金というのは魅力ですよね。
そして、アメリカでの通話とテキストには
Talkatoneというアプリを使っています。
http://www.talkatone.com/
このアプリに登録すると、
好きな市外局番から始まる
電話番号が1つもらえます。
そして、アメリカのどの電話番号へ
電話をしても
テキストメッセージを送っても
すべて無料!!
ちなみに、このアプリは、
アメリカ以外の国でも使えるので、
日本からでも、ヨーロッパからでも
WiFiがあるかぎり、
アメリカへの通話が
すべて無料となるわけです。
これは驚異的です!
アメリカにお友達のいる人は、
Talkatoneをインストールして、
テキストで連絡を取るようにすると
ググッと距離が縮まるかと思います。
ちなみに、テキストというのは、
アメリカでよく使われている
文字チャットのことで、
電話番号宛てに送るものです。
日本でいう携帯ショートメール(SMS)
というやつですね。
アメリカ人にとっては、
連絡手段としてテキストを使うのが
当たり前になっているので、
(大抵の人が、テキストの送受信が
無制限というプランに加入)
テキストを使えないと言うと、
ちょっと不便に思われてしまいます。
なので、現地のアメリカ人と
滞在中に連絡を取り合う予定がある人は
「WiFiがないとつながらないけど」
という前提でもいいので、
テキストを送受信できる番号を
用意しておくといいでしょう。
ちなみに、左が通話の画面、
右がテキストの画面です。
ニューヨークのような場所なら、
あちこちにスタバがあるので、
とりあえずスタバ入るか、
スタバの入り口付近に立つかして、
WiFiを拝借するという方法があります。
その他のカフェや美術館などでも
WiFiがつながる場所が増えています。
さて、問題はWiFiのないときに
どうするかです。
そんな時に活躍してくれるのが、
旧式の携帯です。
まず、事前にWORLD WINGという
国際利用のためのサービス(無料)に
申し込んでおきます。
https://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/about/contract/index.html
電話のかけ方、受け方はこちら。
https://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/content/voice/
基本的には、「0」を長押しして「+」を出して、
国番号、市外局番、電話番号を押します。
テキスト(ショートメッセージ)の
送り方と受け方はこちら。(1通50円程度)
https://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/content/sms/
通常のiモードメールについては、
「選択受信」という設定にして、
必要最低限のメールだけ見る設定にしています。
(1通50~100円程度)
https://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/content/imode_m/index.html?icid=CRP_SER_world_imode_m_from_top01
※これについては、@docomo.ne.jpのアドレスを
普段使いにはせずに、
GmailやLINEをメインの連絡手段にすることで
確認回数を減らすことができます。
というわけで、基本の連絡は
すべてiPod touchとWiFiで行い、
移動中などに連絡が必要な場合のみ
携帯で通話としたりテキストを送ったり
という方法を取っているわけですが、
なんとびっくりなことに、
12月分も、1月分も、2月分も、
ドコモの携帯の請求額は、たったの1,302円。
わりとちょこちょこと
メールやテキストを送ったり、
電話をかけたりしていたのですが、
基本料金やら無料通話分などで
うまく相殺されてしまったようです(笑)。
そしてWiFiのレンタルはせず、
友人宅や公共WiFiを利用したので
iPod touchの利用料は0円。
050PLUSの利用料を入れても
毎月の通信料は、なんと1,600~1,700円。
ちなみに、交通機関や地図などの情報は
事前にGoogleマップなどで確認し、
そのスクリーンショットをJPEGにして、
自分のiPod宛てに送るか、
待ち合わせの相手に送り、
そのJPEG画像をカメラロールに保存しておきます。
すると、オフラインでも
バッチリ地図を確認することができます。
こんな感じです。
これは、クイーンズというエリアから
マンハッタンのダウンタウンへ
移動する地図とタイムテーブルです。
そこからThink Cafeという
WiFiがつながるカフェへの地図です。
路上で地図を広げて
キョロキョロしていると、
いかにも観光客っぽく見えて
盗難などのターゲットにも
なりかねないので、
こうしてiPodなどにデータを入れておくと
非常にスムーズに移動ができます。
また、オフラインでも使える
NY地下鉄マップなどのアプリを
1つ用意しておくと、さらに便利かと思います。
ところで、実際のところ、今の世の中では
iPhone5やiPhone6を利用している人
その他のスマホを利用している人が
大半かと思います。
その場合、やるべき設定は、
「データローミングをオフ」
「機内モードをオン」
「WiFiをオン」です。
こちらのサイトに、わかりやすい説明が
載っていました。
http://www.nakutemo-hawaii.com/iphone-wifi/
パケ代を押さえるために
日本国内でもモバイルWiFiを併用して
こういう設定にしている人もいるかと思います。
あとはSIMフリー携帯を使う
という方法もあるようですが、
こちらは、まだ試したことがないので
いずれ、使うことがあったら、
あらためて記事を投稿しますね。