皆さま、こんにちは。ねこです。
毎日、暑いので引きこもっています。
銀行や郵便局の用事以外、
基本的に外に出るのは、
日が沈んでから。
ああ、翻訳者になってよかった(笑)。
さて、今日はちょっとだけ
音楽関係の用語について
お話ししましょう。
「ソロ(solo)」という言葉は
きっとどこかで聞いたことがありますよね。
単独の演奏者によって
演奏される楽曲、あるいは
楽曲のなかで単独の演奏者によって
演奏される部分を示す言葉です。
そして、この「ソロ」を演奏する人を
日本の音楽関係者は、
通常、「ソリスト」と呼んでいます。
この「ソリスト」という言葉、
英語でも、そのまま使えそうですが、
実は正しい単語は、soloist
発音は【ソゥロゥイスト】となります。
pianist【ピアニスト】や
guitarist【ギタァリスト】と同じで、
語尾に"-ist"をつけた表現です。
ちなみに、イタリア語では
男性形がsolo [solo]
女性形がsola [sola]
フランス語では、
男女ともにsoliste [sɔlistə]
ドイツ語では
男性形がsolist [zolist]
solistin [zolistin]という感じ。
どうやら日本での「ソリスト」という表現は、
フランス語が一番近いようですね。