2017年8月5日土曜日

機械翻訳をどう使うか

皆さま、こんにちは。ねこです。
最近、「8か国語対応の
ホームページを作りましょう」
などという宣伝を見かけますが
実体を調べると
日本語の文字を機械翻訳して
形ばかりの「8か国語対応」
というサービスもあるようです。

機械翻訳を全面否定するわけでは
ありませんが、
それを読んだネイティブが
どんな印象を受けるかも
必ず考慮しましょう。

例えば、こちら。
某SNSのサイトに
障害が発生した時の
英語表示です。

Sorry, something went wrong.
We're working on it and we'll get it fixed as soon as we can.

日本語サイトでは、
こんな表示が出ていました。

申し訳ありませんが、何かが間違っていました。
私たちはそれに取り組んでおり、できるだけ早く修正する予定です。

瞬時に対応するため
仕方なく機械翻訳を
使ったのでしょう。

「ああ、何かのトラブルね」
というのはわかるので
とりあえず目的は果たしています。

しかし、こういった事態に備えて
ちゃんとした日本語の
翻訳を用意しておいても
いいのかなという気もします。

まあ、この表示が出ていたのは
数分から数十分程度だと思うので
とりあえず許容範囲でしょうか。

しかし、常にこういった
おかしな日本語が出るサイトを
閲覧したいかというと
それはちょっと違いますよね。

ホームページ制作の際は
この点に留意しましょう。
無理に8か国語対応にして
おかしな表現をばらまくよりは
とりあえず英語だけでも
充実させた方が好印象です。

そして、サイトを見る人が
その英語を自国の言語に
機械翻訳する方が
おそらくちゃんと理解できます。

例えば、日本語から直接、
フランス語やドイツ語に
機械翻訳するよりも、
英語から翻訳した方が
言語体系が近いので
まともな訳文になります。
(※逆もしかりで、例えば、
フランス語のサイトを
読まなくてはいけない時は、
ねこは、仏→日ではなく、
仏→英のGoogle翻訳をして
英文を読みます)

機械翻訳が活躍するのは
とりあえず何が書いてあるのか
手がかりがほしい時だと思います。

先日、ツアーのお客様が
電車の中で面白いものを
見せてくれました。

こちらは、東京メトロの車内。
この文字列にカメラをかざして
Google翻訳するというものです。


おおっ!!


英語の文章としては、
かなりイタイ感じではありますが
日本語の読めない外国人にとっては
内容を理解するための
とっかかりにはなります。

笑っちゃうことに
ふと、後ろを振り返ったら
反対側のドアに
ちゃんとした英文が
貼ってありましたが(笑)


東京メトロさん、
頑張ってますね。
拍手!!!

というわけで、
機械翻訳でもOKな状況について
まとめてみようと思います。

・即時性が求められる場合

・ユーザー自らが使用する場合

あくまでも、ねこの見解ですが、
この2つの状況においては
機械翻訳もアリだと思います。

サービスを提供する側が
恒常的に提示するもの
(看板やホームページ)に
機械翻訳を使うことは
絶対に避けるべきです。

以前、投稿した内容ですが、
ニューヨークでこんな案内表示を
見たことがあります。


"OPEN"という英語を
各国の言語に訳したようですが
開かれた」って…(汗)

店の入口の表示なので
おそらく「営業中」と
書くのが正解だったのでは
ないかと思います。

機械翻訳でOKな状況と
人間が訳すべき状況は
きちんと判断しましょうね。