2013年6月4日火曜日

「うれしい! 楽しい! 大好き!」

皆さま、こんにちは。ねこです。
最近ほしいものは、ハリとツヤです。
頑張りますっ!(何のこっちゃ)

さて、昨日、生徒さんからとても素敵な質問をいただきました。
ドリカムの「うれしい! 楽しい! 大好き!」という曲の
英語の歌詞が、"This is it!  You are the one!  I knew it!"と
なっているのはなぜ?という質問です。

うん、確かに、これは直訳ではないですね。
直訳するとしたら、

「うれしい」=I'm happy!
「楽しい」=I'm having fun!
「大好き」=I love you! もしくは I like you a lot!

という感じになるでしょうか。
でも、それだと、なんだかこう…子どもの作文というか、
単調というか、イマイチかっこ良さとか勢いがないですよね。

しかも、ただの対訳ならまだしも、
音楽にのせて歌うとなると、
リズムとか、響きとかも考えなくてはいけません。

なので、言葉そのものの翻訳というよりも、
それを歌う人の気持ちとか、エネルギーみたいなものが
リスナーに伝わることを重視して、訳すことが重要なのです。

というわけで、この英語歌詞、
ちょっと検証してみましょう。

This is it!
直訳すると、「これが、それです」。
もうちょっと、気持ちまで訳すとすると、
「あ~、そうそう、これなのよ、これ! まさにこれっ!!」という感じ。
探してたものに出会えた感覚ですね。
(マイケル・ジャクソンが予定していたコンサートのタイトルも
これと同じ「THIS IS IT」でしたね)

You are the one!
「あなたは、その人」。
"one"という言葉は、人を表すときにもよく使います。
"the"がくっつくことで、「その人」。
この場合は、一歩踏み込んで、「あなたが運命の人」
ぐらいに捉えてもよさそうですね。

I knew it!
「私はそれを知っていた」。
つまり、「最初からわかってたのよ」っていう感じですね。

というわけで、このタイトル、ちょっと順番が違うけど
実はサビの部分の歌詞の訳になっていることがわかります。

やっぱりそうだ(I knew it)

めぐりあえたんだ(This is it)

ずっと探してた人に(You are the one)

ん~、いいですねぇ。(^^)
ねこは、翻訳してて、ぴったりくる日本語に出会うと
こういう気分になります(笑)

やっぱりそうだ(I knew it)

めぐりあえたんだ(This is it)

ずっと探してた文字に(You are the one)

それと、英会話のレッスンをしている時も、
「あ~、これが探し求めていた仕事だわっ!」と思います。

やっぱりそうだ(I knew it)

めぐりあえたんだ(This is it)

ずっと探してた職に(You are the one)

…と、思わず替え歌で遊んでしまいましたが、本当です。^^
レッスンは楽しすぎてヤバイです(笑)

こんな風に、「レッスンとは全然関係ないんだけど…」と
日常で出会った英語について、
質問を持ってきてもらうのも大好きです。
(ねこにとっても、いろんなことを学ぶきっかけになるのです)

そして、英語でつまづいたり、悩んだりする気持ちを
打ち明けてもらうのも大歓迎!
何しろ、ねこ自身が、もうそれはそれはそれは
とてつもなくたくさんの大きな挫折を繰り返してここまで来て、
そして、今も、時々ヘコんだり、しょんぼりしたりしながら、
どうにかこうにか頑張っているので、
「にゃあ~、一緒に頑張ろうぜぃ♪」という気持ちになるからです。

さっ、ドリカムみたいなハッピーオーラ全開で
今日も頑張りましょう!
いっぱいオーバーラッピングとシャドウイングしてね。^^


へへっ、貼っちゃった♪