2016年2月15日月曜日

「リーマン・ショック」じゃ通じない

皆さま、こんにちは。ねこです。
株価が急降下したと思ったら、
今度は急上昇してみたり、
世の中が何やら騒がしいですね。

そして、経済ニュースで最近よく耳にするのが
「リーマン・ショック以来の~」という表現。
この「リーマン・ショック」という言葉は、
英語でも、つい"Lehman Shock"と
言ってしまいそうになりますが、
実はそれでは通じません。
(※2013年8月にも書いた内容ですが、
ねこ自身も忘れていたので復習です)

この出来事を英語で表現するとしたら、
"Bankruptcy of Lehman Brothers"
【バンクラプスィー・オヴ・リーマン・ブラザーズ】
つまり、「リーマン・ブラザーズの倒産」という言い方になります。

もしくは、"Lehman Brothers' Collapse"
【リーマン・ブラザーズ・カラプス】
「リーマン・ブラザーズの破綻」という感じですね。

あるいは、一連の経済危機を指して、
"financial crisis【ファナンシャル・クライシス】"と
表現したりもするようです。
※【フィナンシャル】よりも、【ファナンシャル】の方が
より英語らしい発音になります。

「2008年のリーマン・ショック以来~」というのは
"~since the bankruptcy of Lehman Brothers in 2008"
という感じです。

外国人と経済の話をしていて、
「やばい、"Lehman Shock"じゃなくて、
何だっけ?」と思ったら、
すかさず、"bank"を思い浮かべて、
そこからどうにかして"bankruptcy"
引っ張り出してきてください。
どうしても出てこなかったら、
"financial crisis in 2008"で逃げ切りましょう(笑)。

って、こんなことを書いてみたものの、
ねこ自身、外国人と
リーマン・ショックの話をしたことなんて
一度もなかったような。。