2016年9月12日月曜日

パソコンの健康診断

皆さま、こんにちは。ねこです。
先日、パソコンが突然、青い画面になって
シャットダウンしてしまいました。
ドライブやメモリ、キーボードを
自分で交換してしまっているだけに
http://interesting-languages.blogspot.com/2014/11/blog-post_27.html
メーカーのサポートを受けられないし、
どうしたものか…。

新しいものを買うべきか、
それとも再度、ドライブ交換すべきか、
新品ノートPCの値段をチェックし、
ドライブの値段をチェックしていたら、
翌日再び、ブルースクリーンでシャットダウン。

仕事は立て込んでいるし、
渡米の日は迫っているし、
どうしたものかと、FBに投稿をしたら、
パソコンに詳しい友人が
いろいろアドバイスをくれました。

まずは、原因を特定すること。
ネットで調べると、
パソコンのトラブルを確認する方法が
いろいろ載っています。

CrystalDiskInfoという無料&優秀なソフトで、
まずは、ドライブのチェック。
こちらのサイトに、使い方が
詳しく解説されていました。
http://pc-karuma.net/windows-crystaldiskinfo-hdd-ssd-diagnostic-app/

起動するだけで、こんな感じで、
ドライブに異常がないかを
一瞬で表示してくれます。


外付けHDDの方は、「注意」と出たのですが、
ノートPC自体には問題なし。


次にメモリのチェックです。
こちらのサイトを参照して
http://freesoft.tvbok.com/windows7/tool/memcheck.html
Windows標準のメモリ診断
やってみました。

こんな画面が出て、ちょっとドキドキしましたが、
4GBのメモリで10分程度だったかと思います。



こちらも異常ありません。

さて、じゃあ、チェックディスクでも
やってみましょうか。
と、軽い気持ちで始めたのが大失敗。

正確には覚えていませんが、
4~5時間にわたり、こんな画面が出て、


本当に懇切丁寧にチェックしてくれます。
「あのお、今、時間ないんですよぉ」
とパソコンに声を掛けたところで、
チェックディスクは止まりません。

そういえば、以前も、ついうっかり出来心で、
「次回の起動時にチェックディスクをする」
というのを設定してしまい、
朝、パソコンを起動したら、
いきなりチェックドライブ開始。

「あのお、最後の見直しして、
10時に納品なんですよぉ。
やっぱり、チェックは後日に…」
とお願いしてみたものの
この時も、パソコンさんは、
懇切丁寧にチェックをしてくれました。
(この時は、慌てて翻訳会社に連絡し、
結局、30分ほど遅れて納品。
クラウドに直前のバックアップを取ってあれば、
サブ機で対応もできたのですが、
バックアップを取ったのは丸一日前でした…)

ここで1つ教訓。

「チェックディスクは、気軽に始めてはいけない」

また何年かして、うっかり忘れてしまわないように、
ここに明記しておきます。
ちなみに、チェックディスクのやり方は
こんな感じです。
http://www.lifeboat.jp/support/db/011070417004.html

さて、チェックディスクの結果も良好でした。

ここまでのチェック結果を友人の報告し、
ふと思い出して、
ブルースクリーンになった時に
外付けを使っていて、
その外付けは「注意」ってなってた
ということを伝えると、
「えっ、それ、ほぼ間違いなく外付けのせいだよ」と。

へっ!?

外付けをつけてない状態で、
ブルースクリーンが起きないか、
何日か使い続けてみて、
それで大丈夫だったら、
ほぼ問題はないと考えてOKとのこと。

渡米直前で、PCを買い替える方が、
各種トラブルが発生するリスクがあるので、
最低2週間、様子を見られる状態でないなら、
買い替えないほうがいいというアドバイスでした。
それと、パソコンの修理屋さんに持ち込んで、
チェックをしてもらうよう勧められました。

修理屋さん? ふむ…。
ネットで検索してみたら、
近所でもいくつか見つかりました。
何となく直感で、大手フランチャイズではなく、
小規模でマニアックに営業してそうな会社へ。

ブルースクリーンの発生状況と
これまでのチェック結果を持ち込んで
相談してみたところ、
「毎回、決まった問題が起きている状態なら、
すぐに原因を割り出すことができるけれど、
今、問題なく動いているとなると、
問題が起きるかどうかを延々とテストするため
数日、パソコンをお預かりすることになります」と。

「すっ、数日!?」

サブ機を使って作業は、数時間ならいいけれど、
スペックが低くて、動きが遅いので
メインマシンを数日預けるのは厳しい…。

当惑していたら、
「これまで伺った状況から判断すると、
十中八九、外付けの問題だと思います。
絶対と言い切ることはできないけれど、
使い続けて大丈夫かと」とのこと。

そして、バックアップのことや、
メモリのテストのことなど、
いくつかアドバイスをもらいました。
いろいろお話を聞いていただいて、
相談料は無料!(驚)

実際に、パソコンのチェックをするとか、
データを復旧するとか、
ハードの換装をするなどの作業が
発生しない限りは、
無料で相談にのってくださるとのこと。

神だ!!

「出発までの数日で、もし何か起きたら、
遠慮なく、すぐに来てください」
というありがたいお言葉もいただきました。

地元にこういう駆け込み寺のような場所があるのは
本当に心強いですね。
これまでは、メーカーのサポートしか
利用したことがありませんでしたが、
SOHOで仕事をする者としては、
こういうつながりを築いておくことも
すごく重要だと感じました。

帰宅後、Memtest86+という無料ソフトで
メモリのチェックをしました。
https://pctrouble.net/software/memtest86plus.html

これは、CDやUSBに起動ディスクを作り、
BIOSでドライブの設定順位の変更をして
http://www.pc-master.jp/jisaku/boot.html
といった作業が必要なので、
「BIOSって何?」という方は、
詳しい人にお任せしちゃった方が
安心かもしれませんね。
(実際にやってみれば、
決して難しくはないのですが)

さて、Memtest86+でも、
メモリの異常は検出されませんでした。


画面中央あたりに「Pass 1」とありますよね。
これは、メモリの動作テストで
1回合格(パス)したということです。
放っておくと、何度でもテストを続けてくれるようですが、
とりあえず、2回パスしたところで終了しました。

ハードディスクのバックアップは、
Windows標準の機能を使う方法もありますが、
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2666277
市販のソフトを使った方が、短時間で済むし、
いろいろ融通が利くとのことだったので、
Acronis True Imageを使いました。
http://www.pc-master.jp/backup/acronis.html

1TBのハードに約500GBの
データが入っている状態で、
4~5時間程度です。

今回のトラブルを機に実施した
テストやバックアップは以上です。

こんなの誰が読むんだ?という感じですが、
自分自身の覚書として、
また、これらの情報が必要な人のために、
一応、まとめておきました。

その後、無事、9月8日に渡米。
パソコンは順調に動いています。

ここから数か月は、
日々の生活で「おっ!」と思った
文化や言語についての発見を中心に、
いろいろ書いていけたらいいなぁ…
と思っています。

翻訳者向けのマニアックな情報も
引き続き書いていきますよ。


2016年9月11日、
エネルギー溢れるニューヨークにて。