アシアナ航空に乗って、
ソウルの仁川(インチョン)空港経由で
ニューヨークにやってきました。
今回はその移動の模様を、
お伝えしましょう。
一緒に旅のドキドキ感を
味わっていただければ幸いです。
今回、ねこが選んだのはアシアナ航空。
決め手は、ソウルの仁川空港から
ニューヨークのJFK空港までの便が
A380という総二階建ての
新型飛行機だからです♪
まずは、3月18日の夜の便で、
ソウルに向かいます。
この段階で、ちょっとやらかしました(笑)
成田空港で搭乗券を受け取り、
パッと見て、「よし、16番ゲートか」と
てくてくてくてく歩いていきます。
こちらが第1ターミナル3階の案内図。
http://www.narita-airport.jp/jp/guide/map/index.html
“南ウイングで搭乗手続きと
出国審査をしたのに、
16番ゲートって、北ウイングの
う~んと端ほうじゃないの!
まったく、もう!”と思いながら、
てくてくてくてく…。
(※案内図の一番右の飛び出しているところ)
到着したら、16番ゲートには、
「台北行き」の文字が。
“あら、まだ前の便が出てないのね。
随分、早く着いちゃったみたい”と思い
とりあえず、PCを広げ、
出発前に送っておきたいメールなどを
送り始めました。
でも、ふと嫌な予感が…。
空港職員が近くを通りがかったので、
搭乗券を見せて、
「ソウル行きのこの便って、
ここでいいんですよね?」と聞くと、
「16Aは座席番号ですから、
ゲートは…37番ですね」と。
ぎゃーーーーーっ!!!!!!
「搭乗開始まで、まだ20分あるから
大丈夫ですよ。
37番ゲートまでは、10分で行けます」
という神の声のようなお言葉をいただき、
慌ててPCをしまって、
37番ゲートに向かいました。
ぜーぜーはーはー。
すると、搭乗開始時刻より前なのに
なぜか放送で名前が呼ばれています。
びっくりして、名乗り出ると、
「こちらは、お客様のスーツケースですか?」と。
何か中身に問題があったのかと思ったら、
「行き先のタグが剥がれてしまっていたので
確認が必要で…」とのこと。
オイオイオイオイ!
そういえば、荷物を預けた時、
スーツケースの側面に、
荷物タグが軽く貼られただけで
取っ手のところを通して
きっちり貼るという作業をしないまま
荷物が流れていってしまったんでしょうね。
いやはや、二重のびっくりです(汗)
というわけで今回の教訓は2つ。
行き先タグがきちんと貼られるまで
しっかり見届けること。
そして、ゲートの確認は入念に。
さて、成田から飛び立ち、
米子のあたりをかすめて、
飛行機は韓国の仁川空港へ。
予想外だったのは、
入国審査にすごく時間が
かかったことです。
ここはディズニーランドですか?
と言いたくなるような長蛇の列に
しば~らく並びました。
でも、審査自体にかかる時間はわずか。
特に質問などもなく、
ポンとスタンプを押され、無事入国。
預けたスーツケースは、
わりとすんなり出てきました。
(入国審査が長かったから当然か)
ありがたいことに、
仁川空港では無料WiFiが入ります。
予約していたホテルに電話をして
迎えの車を呼ぶと、
わりとすぐに来てくれました。
送迎担当の韓国人のおじさまは
とても感じのいい人で、
なんと日本語を話します。
かつて、いろんなビジネスをやっていて
今は定年退職して、ちょっとしたバイトとして
この送迎をやっているのだとか。
今後は発展途上国を訪れて、
国際協力のボランティアをしたいと
夢を語ってくれました。
国際協力。
何だか最近、この言葉によく出会います。
ねこ自身、これから先、
何か始めることになるのかなぁ…。
ホテルは空港から10分ほどの場所にある、
Hotel Parkwood Incheon Airport
というところです。
宿泊料金は5,000円ちょっと。
深夜に着いて朝には出発なので、
これで十分です。
ホテルの目の前にセブンイレブンがありました。
さて、翌朝。
10:00の飛行機なので、
7:45にホテルを出て、8:00には空港に。
空港でのんびり朝食でも
と思っていたわけなのですが、
なんと、搭乗にもえらく時間がかかりました。
まずは、Bag Dropという列に並び、
スーツケースを預けます。
成田から直接JFKまで
届けてもらうこともできたのですが、
ロストバゲッジを防ぐためには、
一旦、受け取って預け直す方が安心。
「バックドロップ」ではありませんよ。
「バッグドロップ」です(笑)
さて、荷物を預け、搭乗ゲートを
教えてもらいました。
今回は43番ゲートです。
搭乗案内ボードでも…
うはっ、読めね(笑)
日本に来る外国人にとっては、
日本語もこんな風に見えるんでしょうね。
もちろん、この案内ボードには、
韓国語と英語が交互に表示されます。
ねこが乗るのは、OZ222。
ニイニイニイ。
ふふっ、いい感じ♪
そして、総2階建てのA380へ。
まず、1階部分がファースト&ビジネスと
エコノミーで分かれています。
そして、2階部分は、
ビジネスとエコノミーの後半の番号。
ねこは73Kなので2階へ。
ビジネスクラスを横目に…
エコノミーの席に到着。
なんと、フットレストがありました!
(椅子に取り付けるフットレスト、
今回わざわざ買ったのに:笑)
座席は何となく広い印象。
USBや普通のACのコンセントもあります。
そして、飛行機は、
北朝鮮上空を避けるように
まずは東へ…。
(実はちょっとドキドキでした)
そして、能登半島や佐渡島の
上空を横切って飛んでいきます。
機内食が激ウマ!!!
本当に感激しました!!
これは、ポイント高いですね。
途中で出てきた
韓国風ブリトーも
まあ、美味しいこと美味しいこと♪
到着の2時間ほど前の機内食では
お魚を選んでみました。
こちらはA380の仕様。
1階と2階の間は、
自由に行き来はできません。
2階最後方からの眺め。
そして、トイレでちょっとした発見。
Please do not discard
foreign material in toilet.
と書いてあります。
foreignという文字を見ると、
反射的に「外国の」と訳してしまいがちですが、
実はforeignという単語には、
「異物の」「異質な」という意味もあるんですね。
他の飛行機にも、
こんな風に書いてあったのかなぁ。
とりあえず新発見でした。
これが自然な表現なのか、
あとでネイティブに確認してみましょう。
さて、約14時間のフライトで、
無事、JFK空港に到着です。
1年前ぐらいから、入国審査のシステムが変わり、
すごくスムーズになりました。
前は入管で2時間以上待たされることもあったのに、
今回はほぼ待ち時間ゼロ。
KIOSKという機械を自分で操作して、
指紋や写真などの手続きが済むと、
レシートが発券されます。
それを持って、入国係官のもとへ。
すると、無言でスタンプをポン!
えー??
"No questions!?"と聞いたら、
"I trust you.(あなたを信用します)"だって。
どうもありがとう(笑)
JFKからマンハッタンの中心部までは、
バス利用が便利です。
目印はこの会社。
到着ロビーにチケット売り場の
ブースが出ているので
すぐに分かります。
片道17ドル。
1か月以内の滞在で帰りも利用するなら
往復を買っておきましょう。
往復だと割引で30ドルです。
というわけで、無事、
マンハッタンに到着しました。
これが土曜日のお昼。
その後、とにかくひたすら、
眠って眠って眠りまくり、
そして、引きこもり状態で翻訳をし、
昨日、月曜の夜に、
ようやく友人たちと外食に出かけました。
また、時間を見つけて、
こちらでの暮らしについて、
ちょこちょこアップしますね。