2017年1月10日火曜日

英語を続けるコツ

皆さま、こんにちは。ねこです。
新しい年が始まって、
今年こそ英語を頑張るぞと
燃えている人も
大勢いるのではないでしょうか。

でも、実はその気合いが
語学上達の最大の敵に
なり得ることをご存じですか?
例えば、こんなお話です。

とても几帳面で熱心なA子さん、
張り切って新しいノートを買い、
わからない単語を1日10個書き出し、
発音記号と意味も書き込み、
辞書の例文も書き込み、
カラーペンを使って、
見やすいノートを作ることにしました。

1日目、きれいに書けて大満足。

2日目、今日もバッチリ。

3日目、思いのほか、
     時間がかかるけれど、なんとか…。

4日目、とりあえず半分できたけど、
     疲れてしまったので、
     明日、今日の分も取り戻そう…。

5日目、残業で無理だったから週末に。

6日目、どうにか25個分書いたけど、
     何だか負担になってきた…。

7日目、外出しちゃって時間が取れず…。

8日目、なんだか無理な気がしてきた…。

9日目、そもそも、英語なんて、
     日常生活で使わないしなぁ…。

だいたい、こんな感じで、
いつの間にか、熱い想いは、
どこかへ消えてしまいます。

では、続けるコツって何でしょう?

それは、「シンプルであること」と
生活パターンに組み込むこと」です。

例えば、DVD教材を使って学ぶ
ということを考えてみましょう。
DVDデッキの電源を入れ、
ケースからDVDを取り出し、
冒頭の注意書きが
画面から消えるのを待ち、
それから、見るべき個所を探して…。

大した作業ではありませんが、
習慣になっていない人にとっては
案外、億劫なものです。

机の上を片づけて、
テキストを広げて、ノートを広げて、
辞書を広げて、ペンを持って…。

こういう作業も、習慣になっていないと
結構エネルギーが要ります。

日々、忙しくしている皆さんに
ねこが提案したいのは、
短時間でちょこっと練習する
という方法です。

<方法1>
短い会話文を
トイレの壁に貼っておいて、
入るたびに1回音読する。
(※日曜日に貼り替える)

<方法2>
会話文の写メを撮っておいて
食事の前に1回音読する。

どちらか1つだけで十分です。
重要なのは、日々の生活と
リンクさせることです。
他にもいくつかご紹介しましょう。

<方法3>
目が覚めてすぐ、布団の中で、
音読をしてから起き上がる。

<方法4>
通勤で家から駅まで歩く時に、
マスクをして口元を隠し、
口パクでシャドーイングをする。

<方法5>
行きの電車で英語を聞いて
帰りの電車で音楽を聞く。
(※常に英語だと負担になるので)

<方法6>
帰宅後、着替えながら、
シャドーイングをする。

<方法7>
電車でキクタンをやる。

全部やろうなんて、
思わないでくださいね。
決して、決して、決して
欲張らないでください!

今の気持ちだけではなく、
3日後、10日後、1か月後の
自分の行動を想像しながら、
どれなら続けられるかを
考えましょう。

語学は楽器やダンス、
スポーツと同じで、
体(耳と口)を使うものなので
毎日練習することが重要です。

週1回、まとめて勉強するよりも、
毎日、ちょっと練習する方が
はるかに上達します!

ちなみに、ねこが続けているのは、
「ラジオ英会話」と
「ニュースで英会話」です。

「ラジオ英会話」を好きな時に
ネットで聴く方法については、
以前、こちらで解説しました。
http://interesting-languages.blogspot.jp/2015/02/blog-post_10.html

でも、実はねこは、
いまだにラジオで聴いています。
朝の6時45分に
タイマー再生しているのです。

ちゃんと起き上がって、
電子テキストを見ながら、
声を出して練習する日もあれば、
布団の中でぼんやり聴く日もあります。

うっかり二度寝しちゃった時は、
そのままスルーです(笑)
再放送を聴くとか、
翌週にネットで聴くなどという
努力はしません。
それが続けるコツです。

「ニュースで英会話」は、
サイト上の英文を
1回オーバーラッピングするだけ。

こちらのサイトでログインして、
http://cgi2.nhk.or.jp/e-news/index.cgi
どれかニュースを選び、
「読み直し音声」の
「通常」という方を選んで、
英語音声と一緒に音読します。

「センテンスごとに学ぶ」
「キーワードで学ぶ」
「ボキャブラリー」などと
学べるコンテンツが
ものすごく充実しているのですが、
欲張ると続かないので、
1回読むだけで、「閉じる」をクリック。
この潔さが続けるコツです。

すでに壮大な目標を
立ててしまった人、
自分の行動パターンを
よく思い出して、続けられるか
自問自答してみてくださいね。


<今日のおまけ>
TOEICの部分は、一部改定が必要ですが、
他は今でも通用する内容なので、
よかったら、無料サンプル分だけでも
読んでみてくださいね♪