2015年7月12日日曜日

「はっぴ」と「はんてん」の違い

皆さま、こんにちは。ねこです。
昨夜、地元のお祭りで、
同級生たちと一緒に、
お神輿を担いできました。


前髪を上げたのは小学2年生以来で、
しかも、眉をつり上げて描いて、
アイライナーとマスカラも
ばっちり使っているので、
完全に別人になってしまい、
毎日会っているご近所さんにも
「知らない人かと思った」と言われました(汗)。
ま、和風コスプレだと思ってください(笑)。

ところで、私たちがお揃いで
着ているものの名前は
「法被(はっぴ)」と「絆纏(はんてん)」の
どちらだと思いますか?

実はお神輿を担ぐ人が着るものは
「半纏(はんてん)」と言います。
半纏は、庶民の仕事着、作業着として
使用されていました。
江戸時代後期から
職人の間で流行したのだそうです。
(※さらに厳密に言うなら、これは、
「印半纏(しるしばんてん)」と呼ばれるものです)

「半纏」や「半天」、「袢天」と書く場合もありますが、
もとは、職人のユニフォームのようなものだったので、
「絆(きずな)を纏める(まとめる)」という意味で
「絆纏」と言っていたのが語源だとか。

一方、「法被(はっぴ)は、
お神輿を担ぐ人が着るものではなく、
むしろ担ぎ手の世話をしたり、
神社側の代理人的立場の人のみが
着られる清廉な装束なのだそうです。

見た目の違いとしては、
法被は襟の折り返しがあり、
半纏は襟の折り返しがありません。
また、法被には胸紐があり、
半纏には胸紐がありません。

「半纏が作業着やスーツ、
法被は燕尾服やモーニングなどの
礼服のようなもの」と説明しているサイトもありました。

実際のところ、この言葉の使い分けは
現代では、どんどん曖昧に
なってしまっているようで、
コトバンクで検索してみると、
https://kotobank.jp/
辞書によっては、法被についても、
「職人などが用いる」という
説明をしているものがありました。

今回の記事は、和服や染め物を扱う
お店のホームページを参考にしています。

滝本織布有限会社の説明
http://www.taki-hanten.com/tigai.html

株式会社水野染工場による説明
http://www.hanten.co.jp/koeblog/diary/honzome/happihanten/

京屋染物店の説明
http://www.kyo-ya.net/kobanashi/kobanashi.html

とりあえず、細かい内容はさておき、
「お神輿を担ぐ人が着るのは
半纏(はんてん)」ということだけ
覚えておけば、バッチリです!

ちなみに、英語の訳語を
いくつかの辞書で調べたところ、
どちらも、(workman's) livery coatや
short coatなどと書かれており、
明確な違いは表現されていませんでした。

なので、むしろこういう言葉は、
kimonoやsushiと同じように、
hantenやhappiという日本語を使い、
「昔、職人さんが着ていたものです」とか
「法被は、半纏より格上です」のような
説明をするといいかもしれませんね。

2015年7月10日金曜日

「つましい」と「つつましい」

皆さま、こんにちは。ねこです。
ずっと数十年、外国かぶれの
人生を送ってきましたが、
実は古めかしい日本語や
難しい漢字も大好きです。

しかし、字幕翻訳では使える漢字に
かなり制限があるので、
メールやブログなどでは、
のびのびと(?)難しい漢字を使ったりします。

こちらをご覧ください。

神輿(みこし)
提灯(ちょうちん)
半纏(はんてん)
反芻(はんすう)
跪く(ひざまずく)
蛸、鮹(たこ)
烏賊(いか)
陽炎(かげろう)
紫陽花(あじさい)
迂回(うかい)
軋轢(あつれき)
狡い(ずるい)
狡猾な(こうかつな)
瀟洒な(しょうしゃな)
普段(ふだん)

これらは、基本的に
新聞やテレビなどでは使えない漢字です。
(※書籍や企業ビデオなどの場合は、
出版社や著者、企業の判断に委ねられます)

人の目に触れることが減れば、
それを読める人がどんどん減り、
読める人が少ないから、
ますます使われなくなってしまう。

「紫陽花」みたいな美しい漢字表現が
どんどん使われなくなってしまうのは
本当に残念なことだと思います。

それに、「う回」よりも「迂回」のほうが
絶対に読みやすい気がするんですけどね。

漢字で書くからこそ
意味が伝わりやすいということって
たくさんある気がします。

ところで、「つましい」と「つつましい」。
この違い、分かりますか?

漢字と意味、そして、
対応する英単語を見てみましょう。

倹しい(つましい)
1.生活ぶりなどがぜいたくでない。
地味で質素である。
thrifty, frugal, economical

慎ましい(つつましい)
1. 遠慮深い態度である。
控えめで、しとやかだ。
modest, reserved
2. ぜいたくでないさま。
質素なさま。つましい。
humble, frugal, simple

「慎ましい」には、2種類の意味があり、
実際は「倹しい」の意味も含みますが、
こういうのも漢字のほうが
意味をイメージしやすいですよね。

日本語表現と漢字の話題でもう1つ。
ビジネスメールなどで、
時々、間違った表現を見かけるのが
「教授」と「教示」です。

「教えてください」というのを
ちょっとかしこまって言う場合に使うのは
「ご教示ください」。
これを「ご教授ください」と
書いてしまう人を時々見かけます。
気をつけましょう。
教授はあげられませんから(笑)


さて、ここのところ、
日本語と日本文化への興味が
高まっているねこは、
先日もお話ししたとおり、
明日、地元のお祭りで
お神輿を担ぎます。

第43回春日部夏まつり
http://www.kasukabe-cci.or.jp/sightseeing/natumaturi.html

土曜日と日曜日の2日間ありますが、
ねこは土曜の18時からの
大人神輿パレードに参加します。

ねこが担ぐのは「八丁目」のお神輿で、
提灯や半纏には
「八友会(はちゆうかい)」という
文字が書いてあるかと思います。
とにかく「八」という文字を目印に
探してみてください。

パレードは西武デパート前をスタートして
駅のほうに向かっていきます。
八丁目のお神輿は、
前から3番目ぐらいでしょうか。

それにしても、お神輿は完全に初心者なので
中学時代の同級生にいろいろ教わりつつ、
こんなホームページもチェックしつつ
http://www.rakuten.ne.jp/gold/sumitaya/hajimete/hajimete_jikatabierabikata.html
せっせと準備を進めています。

お祭りに来られる人も、
来られない人も、
ぜひ、応援していてくださいね♪

2015年7月8日水曜日

自動文字起こし

皆さま、こんにちは。ねこです。
今日は自動文字起こしの
裏ワザについてお話ししたいと思います。

その前に、「文字起こし」という
英語について。

カタカナ英語で「ディクテーション」という
言葉を聞いたことがあるかと思いますが、
文字起こしを意味する単語としては、
"transcribe(文字に起こす)"
"transcription(転写)"という表現を
使うのが一般的です。
主体は書き写す側です。

"dictate"というのは、
「口述して書き取らせる」という意味です。
"dictation"は「口述」「書き取り」です。
主体は口述する側です。

"take dictation"と言うと、
「口述を書き取る」という意味になり、
主体は書き取る側になります。

さて、前置きはここまでにして、
具体的な文字起こしの裏ワザについて
お話ししましょう。
ただし、録音状態によって、
うまくできるものと、そうでないものがある
ということだけはご了承くださいね。

この裏ワザで使うのは
YouTubeの音声認識技術です。

まず、文字起こしをしたい音源を用意します。
それに何らかの写真を付け、動画を作ります。
YouTube上でスライドショーを作ることも可能ですし、
Windows Live ムービーメーカーや
iMovieなどを使って、動画を作って
アップロードする方法もあります。

詳しい手順はこちら:
https://support.google.com/youtube/answer/1696878?hl=ja

会議などの動画(音声)をアップする時は、
必ずプライバシー設定を
「Private」にしておきましょう。
また、アップロードするファイル名や写真なども
「vol1」など、内容を特定できないものに
しておくほうが無難かと思います。

今回は、内容とはまったく無関係な
半纏の写真1枚とインタビュー音声で動画を作り、
YouTubeにアップしました。
こんな感じです。


(※今回は英語のインタビューなので
アップする際に、動画の言語を指定する部分で
「英語」を選択しています)

アップロードが完了して数分経つと、
画面の右下に「CC」という表示が出てきます。
これはClosed Caption(いわゆる字幕)を
「表示する/表示しない」のボタンです。

音声自動認識の英語字幕を表示して、
どのくらい正確に文字起こしが
行われているかを確認してみましょう。

・ネイティブが1人ずつ明瞭に話している
・音声状態がいい

という条件下では、
驚くほど見事な英語字幕が
表示されます。

例えば、こんな動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=PUnSCgJajIE
(※これは、ねこがアップしたものではなく、
ランダムに検索して見つけたものです)

ところどころ、誤認識はありますが、
自動音声認識とは思えないほど
かなり正確に文字を拾っています。

・話者が数人いて声が重なる
・音声状態が悪い

という音源の場合は、
字幕なんてないほうがマシ
というような崩壊的な英文が出ます(汗)。

なので、最初の3分~5分で試してみて、
うまく音声を認識しそうなら、
この方法を活用してください。
音声状態が悪い場合は、
自力で書き起こしたほうが
早いかと思います。

うまく音声が拾えた場合、
この字幕データを丸ごと拾い集めましょう。
動画の左下にある
「More」というところをクリックします。
(※日本語設定なら「その他」)

そして、「Transcript」をクリックします。
(※日本語設定なら「文字起こし」)


はい、こんなふうに字幕一覧が出ます!
(※一部、白のマーカーで隠しています)


これをドラッグで選択して、
メモ帳やワードファイルなどに
コピペします。
そして、音声を聞きながら、
違っている部分を修正してください。

その後、利用した動画は、
ネット上に置いておかず、
速やかに削除しましょう。

ちなみに、映像翻訳者が作業に使うような
タイムコード入りの動画をアップすると、
著作権の問題に引っかかって、
Googleさんに一方的に削除されます。

くれぐれも著作権問題や、
秘密保持問題にはご注意ください。
情報の漏洩などについて、
ねこは責任を取れませんので
そのあたりは自己責任でお願いします。

それにしても、
自動音声認識の技術は発達してほしいけれど
自動翻訳の技術は発達しないでほしいなぁ…
と思うのは、翻訳者のエゴですかね(笑)

2015年7月5日日曜日

アイルランドが浦和に!?

皆さま、こんにちは。ねこです。
いつもよく思うのですが、
何かに対してアンテナを立てると、
急に情報の入り方が変わってきますよね。

例えば、「アボカド、アボカド」と思っていると、
新聞やテレビを見ても、街を歩いていても、
アボカド関連の情報が、次々と飛び込んできます。
(ちょっと例えがヘンかしら?)(笑)

今日はアイルランド人の友人に会って、
いろいろとお話を聞いたので、
ちょっとアイルランドに
アンテナを向けてみたいと思います。

そもそも、アイルランドってどこ?
と思った人は、こちらの地図をご覧ください。


オレンジがイギリスで、
緑色がアイルランドです。

もう少し詳細な地図を見てみましょう。
薄い肌色の部分がアイルランドで、
ちょっと濃い右上の部分は、
イギリス領の北アイルランドです。


正式名称はアイルランド共和国。
面積は北海道とほぼ同じ。
首都はダブリンです。

公用語はアイルランド語と英語ですが、
ほとんどの地域では
英語が使われています。

しかし、近年、アイルランド語を
守る運動が盛んになり、
政府による文書や街中の標識なども
アイルランド語と英語で表示されているのだとか。

さて、アイルランドで有名なものって
何があるでしょう?

まず、お酒が好きな人なら、
ギネスビールと
アイリッシュ・ウイスキーが
一番ピンと来るかもしれませんね。

また近年では、
「リバーダンス」が有名になりました。
http://riverdance.com/japan/

十数年前に大流行したエンヤも
アイルランド出身です。

Enya - Wild Child
https://www.youtube.com/watch?v=_wM7A6Eht7s

もう少し最近だと、
ケルティック・ウーマンもいますね。

Celtic Woman - Amazing Grace
https://www.youtube.com/watch?v=HsCp5LG_zNE

無印良品でも、
アイルランド音楽がかかっていたりします。

MUJI BGM 17 Ireland
https://www.youtube.com/watch?v=5GxVRYLVyHU
(↑これ、映像もとても素敵です)

あ~、何となくアイルランドって
そんな感じかぁ…って気がしてきましたか。

「ガリヴァー旅行記」の作家、
ジョナサン・スウィフトもアイルランド人です。

旅情報を詳しく知りたい人は
地球の歩き方のサイトへどうぞ。
http://www.arukikata.co.jp/country/europe/IE/

英語で情報収集したい人は、
アイルランドの公式観光サイトへ。
http://www.ireland.com/
Itinerariesというところをクリックすると
オススメ観光地を
写真付きで楽しめます。

そして、Facebookを使って
英語を勉強したいな~と思っている人は、
ぜひ、アイルランド大使館のページに
「いいね!」をしてみてください。

Embassy of Ireland, Japan
https://www.facebook.com/irelandinjapan

↑実はこのページ、ねこの友人が
せっせと情報をアップしています。

このFacebookページに、
アイルランドを代表する7人の画家の
作品を展示するAIRMAIL展が
なんと埼玉県の浦和市で
開催中という情報が載っていました。
7月18日までだそうです。

案外、身近なところで
アイルランドを味わえることが分かり、
ちょっと感激!
近日中に訪れてみたいと思います。

AIRMAIL展
2015年7月4日(土)ー18日(土)
11:00a.m.-6:30p.m.(水曜休廊、最終日5:00P.M.まで)
柳沢画廊
〒330-0063 さいたま市浦和区高砂2-14-16
TEL.048-822-2712
http://www.yanagisawagallery.com/

2015年7月4日土曜日

日本で独立記念日を楽しむには

皆さま、こんにちは。ねこです。
今日は7月4日。
アメリカ合衆国の独立記念日です。

「独立記念日」は、英語で
"Independence Day"
あるいは
"The Fourth of July"
といいます。

通常、アメリカ英語では日付を、
"July 4"と書いて
【ジュライ・フォース】と発音するのに、
独立記念日については、
イギリス英語の語順というのが
なかなか面白いですね。

さて、1776年7月4日に独立が宣言され、
翌年の1777年には、一周年のお祝いが
盛大に行われたそうです。
そして、ニューヨークでは、1776年からずっと、
お祝いの花火大会が催されているとのこと。
(事実確認はしていませんが、
コトバンクには、そう書いてありました)

アメリカの独立記念日なんて、
日本人には関係ないじゃん
と言ってしまえば、それまでなんですが、
でも、これだけネットが発達した時代、
せっかくなので、独立記念日の様子を
ちょっと味わってみたくないですか♪

まずは、こちら。
http://social.macys.com/fireworks/?cm_sp=us_gna-_-Macy%27s-4th-of-July-Fireworks%2C-live-in-NYC-and-on-NBC-July-4-at-8pm-EST!-learn-more-_-n#/about

ニューヨークでの大イベントを主催する
Macy's(メイシーズ)のホームページです。

花火大会を紹介する
こんなページが出てきます。


THE PERFORMERSというのは
このショーに出演する人たちの紹介。

下にスクロールしていくと、
THE MUSICAL SCORE
というところで音楽の紹介。

GET EXCLUSIVE DOWNLOADS
というコーナーでは、
このショー関連の音楽が
無料ダウンロードできます。
(太っ腹!)
"exclusive"というのは、
「排他的な」「独占の」という意味もありますが、
この場合は、「ここでしか手に入らない」
と訳したほうが自然ですね。

さらにスクロールすると、
BEHIND THE SCENES
という動画コーナーがあります。
"behind the scenes"というのは
「舞台裏」という意味です。

このイベントの成功に向け、
音楽の準備を頑張っているいろいろな人の姿が
収められています。
動画はすべて英語ですが、
たとえ英語が聞き取れなくても、
おそらくその熱意は十分に
感じ取れるのではないでしょうか。

また、CBS New YorkのYouTubeサイトには
今年の花火大会の予告編のような
3分19秒の動画がアップされています。
https://www.youtube.com/watch?v=fvO8fLagJNY

そして、リアルタイムでの視聴が
可能かどうかは分かりませんが、
CBS NYのホームページ上で、
次々とニュース動画がアップされるので、
いずれは、この花火大会のニュースも
こちらのページで見られるかと思います。
http://newyork.cbslocal.com/

GoogleやYouTubeで
"July 4th Macy's"と検索すると、
いろいろなページや動画が
見つかるかと思うので、
ぜひ、検索を楽しんでみてくださいね。

ちなみに、今年、花火が上がる場所は、
マンハッタンの東側を流れるイーストリバー。
23丁目から34丁目のあたりと、
そこから、かなり下流の、
ウォール街のあたりだそうです。

ブルックリン在住の人はラッキーですね。
ニュージャージーの人は、
テレビで楽しみましょう。

ねこは、この独立記念日の花火、
2010年にリアルタイムで音を聞きました。
何だかその時、
「そのうち、ニューヨークに
行くことになる気がするなぁ…」と
漠然と感じたわけですが、
まさか、こんなに頻繁に
往復することになるとはね(笑)。

<今日のおまけ>
2014年7月4日のテレビ放送が
YouTubeにアップされていました。
https://www.youtube.com/watch?v=-fUAGx_xEsA

2015年7月3日金曜日

"get your feet wet"

皆さま、こんにちは。ねこです。
午前10時に字幕の納品を終え、
今は某CDの歌詞を訳しています。

歌詞を訳す作業は、普通の翻訳作業とは
ちょっと手順が違います。
まず、曲を聴きます。
歌詞を見て聴き、歌詞を見ずに聴き、
また歌詞を見て聴き…というのを繰り返します。

すると、日本語がちらほらと見えてきます。
それをちょっとずつ、つかまえて、
パソコンの画面に書き込んでいきます。
感情移入しやすいものは、
比較的スラスラと言葉が出てくるし、
歌い手の気持ちになるまでに
ちょっと時間がかかるものもあります。

そして、これは毎回のことですが、
慣用表現に、すごく悩まされます。
でも、大事なのは慣用表現を
知っていることではなくて、
“これはひょっとして慣用表現では?”
と疑う気持ちです。

今回、こんな表現が出てきました。

"get your feet wet"

直訳すると、「あなたの足を濡らしなさい」です。
でも、何だか前後の文脈に合いません。

こういう場合、yourの部分は
いろいろ変化する可能性があるので、
get feet wetの3つの単語で検索してみます。

すると、やはり出てきました。

get one's feet wet
(新しいことを)始める、手始めにやってみる

泳ぐのを怖がっている子供に
「とにかく足だけでもいいから
水につけてごらん」と言うところから、
他のことへの挑戦を促す場合でも、
この表現を使うそうです。

皆さま、挑戦しようか
迷っていることはありませんか?
人生は一度きり。
思い切って、足を踏み入れてみましょう!

Get your feet wet!

ねこは、来週末、
ちょっと新しいことに挑戦します。
地元の夏祭りで、お神輿を担ぎます。
お近くの方、ぜひ応援に来てくださいね。
時間などの詳細が分かったら、
あらためてこちらに掲載します。

2015年7月1日水曜日

「うるう秒」

皆さま、こんにちは。ねこです。
今日の話題は「うるう秒」と
「うるう年」という言葉について。

具体的な計算などについては、
あまりにも込み入った説明になるので、
とりあえず、「ずれの補正」ということで、
そこはスルーさせてくださいね(笑)。

さて、この「うるう」という言葉、
漢字では「閏」と書きます。
これは、王様が門の中に居る
というのを表す文字で、
中国では、暦からはみ出した閏日には、
王様が門の中に閉じこもり
政務を執らなかったというのが由来です。

本来は【じゅんねん】というのが
正しい読みなのですが、
日本では「潤」という字を
【うるう】【うるむ】と読むことから、
【うるうどし】と言うようになったのだとか。

この「閏」という1文字だけを、
和英辞典で調べると、
"intercalation"という、
聞き慣れない単語が出てきます。
(覚えなくてもOK)

この"intercalation"という単語を
英和辞典で調べると、
「(連続しているものの中への)挿入」
という訳語が出てきました。

なので1秒を挿入する場合にも、
「閏秒【うるうびょう】」という言葉が
使われるのですね。

英語で「うるう年」と言う場合には、
"leap year"という表現が一般的です。
(※"intercalary year"という表現もあります)

でも、なぜleap(跳ねる)year(年)なのでしょう?
365日は52週プラス1日なので、
閏年でない場合は、
翌年の同じ日は、次の曜日になります。
例えば2013年7月1日は月曜日なので、
翌年の2014年7月1日は火曜日となります。
そして、2015年7月1日は水曜日という形で、
毎年曜日が1つずつズレていきます。

ところが、閏年の2016年7月1日は、
木曜日を飛ばして、金曜日になります。
なので、曜日が1つ「跳ねる、飛ぶ」ので
"leap year"と呼ぶというのが有力な説です。

そして、「うるう秒」は、
「うるう年」の表現をそのまま使う形で
"leap second"と呼ばれています。
こちらは、別に跳ねたり飛んだりは
しないと思うんですけどね(笑)。

うるう秒の瞬間を見逃しちゃった人は、
こちらのニュース映像をご覧ください。

「うるう秒」3年ぶり実施、普段より「1秒」長い日
https://www.youtube.com/watch?v=xDi2SLQM5dQ


ちなみに、なぜ午前9時なのかというと、
協定世界時との時差が+9時間だからです。

ところで、うるう秒は、
地球回転の各種計測データを基に
将来の予測をして
実施が決定されるとのことで、
次がいつというのは、
まだ誰にも分からないそうです。


<本日のおまけ>
"Leap Years"というタイトルの曲が入った
フュージョンのアルバムがあります。
これがなかなかいいんだな♪