2013年7月3日水曜日

"for you" と "to you" の違い

皆さま、こんにちは。ねこです。
なんとなく疑問に思いながら、
うやむやにしてきたことってないですか?
今日はそんな疑問の1つを解消します。

"for you"と"to you"
なんだかどっちでも使えそうな気がして、
どっちがいいのかな~と思いつつ、
ねこは、ずっとモヤモヤしていました。

それを生徒さんから質問され、
「にゃ~っ!!! ヤバイ!!」と思い、
ネイティブに確認した結果がこちらです。

"for you"
意味としては、「あなたのために」となります。
「あなたの代わりに」というニュアンスもあります。

"to you"
「あなたに向けて」という方向性を表します。
モノや言葉などの届け先というニュアンスです。

例えば、次のような文章なら、どちらの表現も可能です。

She brought a pen for me.
(本当は私が取りに行くべきなんだけど)
彼女が私のために/代わりにペンを持ってきてくれた。

She brought a pen to me.
彼女が私のところへペンを持ってきてくれた。

でも、気をつけなくてはいけないのは、
次のような文章です。

She wrote a letter for me.
(本当は私が書くべきなんだけど)
彼女が私の代わりに手紙を書いてくれた。

She wrote a letter to me.
彼女は私に向けて手紙を書いてくれた。

こちらのパターンでは、前者の受取人は別の人、
後者の受取人は「私」になります。


英語の前置詞の感覚というのは、
日本人にとっては、本当に難しいものですよね。
これは、勉強して覚えるというよりは、
練習して、口に覚えさせちゃうほうがよさそうです。

私たちは、日本語を話すときに、
「私が」がいいかな? 「私に」かな?
それとも「私を」かな?などと
「てにをは」を迷うことはありません。
口が勝手に助詞を選んで喋ってくれます。

英語もたくさん練習していくと、
口が勝手に前置詞を選んでくれるようになります。
なので、とにかく、いっぱいオーバーラッピングをしましょうね♪


P.S.
昨日、ミニブーケを買いました。
いつも、315円でミニブーケを売っているお花屋さんがあるので、
お花は常に飾るようにしています。
315円のプチ贅沢。
お花屋さん、いつもありがとう!