2014年5月7日水曜日

"would you"と"could you"

皆さま、こんにちは。ねこです。
TOEICの結果がネット上で表示されましたね。
受験した皆さん、いかがでしたか。
ねこは…

う~ん…

決して悪くはない、
いや、いいスコアではあるのですが、
990点満点を目指していただけに、
やや複雑な心境です。

でも、満点獲得の参考書には、
こんなことが書いてありました。

 990点を何度も取る人は、
 テストにおいて「上限」に達しているだけであり、
 実力は1200点レベルなのです。
 TOEICが測定できないほどの高い力を
 持っているからこそ、満点が出ているのです。

つまり、ねこはまだ、時の運で、
990点付近をウロウロする程度の実力
ということなんですよね。(^^;

というわけで、TOEICについて、
もっと自信を持って語れるように、
引き続き頑張ります!


さて、前置きが長くなりましたが、
今日の話題は"would you"と"could you"の違い。
知っている人は、
余裕で使いこなしているかもしれませんが、
「この2つ、どっちが、より丁寧なんですか?」と尋ねられ、
一瞬、しどろもどろになりました。
あれれ? どうなんだろ?

そして、リサーチしてみたところ、
あまりにも当たり前すぎる事実が…。

"would you"は"will you"を丁寧にしたもの、
"could you"は"can you"を丁寧にしたもの。
つまり、どちらが丁寧かという問題ではなく、
ニュアンス自体が違います。
前者は相手の意思を尋ね、
後者は可能かどうかを尋ねているのです。

2つの文例で比べてみましょう。

"Would you show me the photo?"

こちらは、写真を見せてくれる気があるか
という質問のニュアンスも含めつつ
お願いしている表現です。
つまり、写真があることは分かっていて、
それを見せてもらえるかどうかは、
相手次第という状況です。

"Could you show me the photo?"

こちらは相手の意思を尋ねるというよりも、
物理的に、写真を見せることが可能かどうかを
尋ねるニュアンスを出しつつお願いしています。
例えば、企業秘密で見せられない状態かもしれない、
あるいは、写真を紛失しているかもしれない、
などの可能性を案じつつ尋ねているわけです。。

このリサーチをしていたら、もう1つ
面白くて分かりやすい文例に出会いました。

○ "Would you marry me?"

× "Could you marry me?"

この場合、通常は"would you"しか使いません。
なぜでしょう?

"would you"で尋ねた場合は、
相手に結婚の意思があるかどうかを
尋ねていることになります。

しかし、"could you"を使ってしまうと、
相手が結婚が可能な状態かどうかを
尋ねる質問になってしまうのです。

つまり、こんな会話になってしまうことも。

男性:Could you marry me?
(僕と結婚できますか?)

女性:Yes, I could, but I wouldn't.
(ええ、できますけど、したくないわ)

英語でプロポーズをする予定のある人は、
ぜひ、しっかり覚えておいてくださいね(笑)