皆さま、こんにちは。ねこです。
昨日のWBSで食の国際化について、
面白い情報が紹介されていました。
1つは食材ピクトグラムというもの。
http://foodpicto.sakura.ne.jp/foodpicto/concept.html
アレルギーや宗教上の理由で
食べられない食材がある人でも、
安心して注文ができるように、
使われている食材を絵にしてメニューに載せる
という試みが始まっているそうです。
そう考えると、絵というのは、
言語よりもシンプルに
物事を伝えることができるんですよね。
当たり前のことなのですが、
これは、なかなか新鮮な驚きでした。
また、東京都は
外国語メニュー作成支援WEBサイト
というものを提供しているとのこと。
http://www.menu-tokyo.jp/umc/index.php/user/top
これも名案ですね。
あちこちの店に同じようなメニューがあるわけですから、
個々のレストランが、必死で辞書やGoogle翻訳を使いながら
英語版メニューを作成するよりは、はるかに効率的です。
ただ、気になる点が2つ。
万が一、このサイトの翻訳に間違いがあった場合、
このサイトで作成したメニューは
皆そろって間違い英語を掲載してしまうということ。
(わりとありがちなお話です…)
もう1つは、その店らしいネーミングのメニューがあっても
「訳せない」という理由で、画一化された名前になり、
どこの店に入っても、似たようなメニューに
なってしまうのではないかという懸念です。
とはいえ、やはり英語やその他の言語のメニューがあれば、
日本を訪れる外国人にとっては、すごく安心ですよね。
そういう意味では、メニューや標識などの国際化を進めつつ、
サービスを提供する人間の国際化も
併せて進めていけるのが理想ですかね。^^
<今日のおまけ>
先日、「サラダ油」って英語で何て言うんですかと
聞かれました。
はて、サラダ油…。どうなんでしょ?
調べてみたところ、"salad oil"という表現や
"cooking oil"という表現が見つかりました。
ただし、実際のところ、ネイティブ自身も、
料理の本に"salad oil"と書いてあるのを見ると、
じゃあ、いったい何を使えばいいの?と迷う人もいる様子。
もう少し詳しく調べてみたところ、
"salad oil"というのは、簡単に言ってしまえば、
ドレッシングを作る際に使う食用油全般を指すもので、
corn oil, soybean oil, sunflower oil,
safflower oil, canola oil, peanut oil, a light olive oilなどの
野菜系のオイル全般を指すようです。
http://www.tarladalal.com/glossary-salad-oil-673i