皆さま、こんにちは。ねこです。
今日はちょっとIT系のお話です。
実は先日からマウスの誤動作に
ずっと悩まされていました。
シングルクリックをしても、
ダブルクリックになってしまう時があり、
開く必要のないファイルを開いてしまったり
ということが続いていたのです。
最初は気のせいかと思っていたのですが、
あまりの頻度で起こるので、
原因と対策を調べてみました。
すると、どうやらこれは、
マウスの劣化による
「チャタリング」という現象のようです。
まあ、字幕翻訳者は、マウスを酷使するので
当然と言えば当然の結果とも言えます。
でも、ハコ切りとコピペ用に、
複雑な設定を仕込んだ8ボタンマウスなので
http://interesting-languages.blogspot.jp/2013/09/blog-post_30.html
(↑2013年に翻訳者向けに書いた記事)
そう簡単に諦めたくはありません。
というわけで、「マウスチャタリングキャンセラ」
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se455786.html
というフリーソフト(Windows用)をインストールして、
何とか延命措置(?)ができました。
もし、皆さんも、マウスが勝手に
ダブルクリックするという現象が起きたら、
この方法を試してみてくださいね。
ところで、「チャタリング」って
一体なんでしょう?
IT用語辞典にはこんな解説があります。
「チャタリングとは、スイッチ機構やリレー機構などにおいて、オン・オフの接点が切り替わる際に、オン・オフが細かく繰り返される現象のことである」
http://www.sophia-it.com/content/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0
英語では"chattering"と書きます。
もとの形は"chatter(チャター)"で、
「早口で喋る」「ぺちゃくちゃ喋る」
「(機械などが)ガタガタ音をたてる」
「(歯が)ガチガチいう」
「継電器の急速な開閉」などの
意味があるようです。
さらにもとを辿ると、
"chat(チャット)"という単語に行き着きます。
「気楽に話す」「雑談する」という意味で
最近では「ネットワーク上でお喋りする」
という意味も辞書に追加されています。
つまり、人間と同様、マウスも年を取ると、
カタカタとお喋りになるというわけですね(笑)