皆さま、こんにちは。ねこです。
書きたいことだらけで、
ネタ帳がパンクしそうです。
(もっと、小まめに更新します、はい)
さて、今日は通訳ガイドの
料金についてのお話。
さまざまな団体がありますが
1日あたりの料金は
おおよそ25,000円から30,000円
といった感じのようです。
全日本通訳案内士連盟(JFG)
http://jfg.jp/
日本観光通訳協会(JGA)
http://www.jga21c.or.jp/guide_search.html
日本文化体験交流塾(IJCEE)
http://ijcee.com/taiken/walk/guide_service.html
実は少し前まで、この料金について、
自分の中で戸惑いがありました。
例えば、20人のツアーで、
ガイド料が30,000円なら
1人あたりの料金は1,500円。
まあ、かなり格安という印象です。
しかし、ご夫婦やご家族3~4人で、
30,000円以上の料金を払って
ガイドを雇う方たちもいらっしゃいます。
30,000円あったら、
松屋のネギ塩豚カルビ丼を66杯も
食べられるので(←オイッ)
私は最初、この金額に動揺していました。
しかし、ニューヨークの72丁目で暮らす
超富裕層の友人(旅好きのおばあちゃま)に
話を聞いたところ、
「自分に合った快適な旅をするためには
30,000円のガイド料は、決して高くないわ」とのこと。
そっか。
個人でガイドを雇うということは、
好きなタイミングで好きなものを見て
とても快適な一日を過ごせるということ。
つまり裏を返せば、私たちガイドが
FIT(foreign individual tourist)に
提供すべきは、ご希望に沿った
フレキシブルで快適な観光サービス
ということになります。
「今日のお客様は
何を求めていらっしゃるのか」
常にそれを敏感に察知し、
「本当にいい一日だった」
と言っていただけるガイディングを
目指していきたいと思います。
どういう気配りをしているかは、
4月に書いた「ガイドの持ち物」という記事を
ご参照くださいね。
http://interesting-languages.blogspot.jp/2017/04/blog-post_27.html
ちなみに、金額について
迷いがあったのには、
もう1つ理由がありまして、
それは、海外の友人の存在です。
ネギ塩豚カルビ丼を
大絶賛してくれるような
いわゆる一般庶民の友人たちに
この金額を見せたら
どう思われるだろう…
という不安がありました。
また、頻繁にガイドの仕事をするようになったら
友達が来日したときに
一緒に都内観光をしながら、内心、
「あーあ、今日はタダか…」と
思ってしまうようになるのではないか
という不安もありました。
なので、思い切って自分の中で
ルールを決めました。
「友達は無料でガイドする」
ただし、下見はしません。
電車は何両目に乗ると乗り換えがしやすいかとか
どちら側のドアが開くかとか
降りたら、どっち方向に歩きだすかなどの
入念なチェックも省きます。
行き慣れていない場所なら、
「ええと、ちょっと待ってね」と言って
地図をくるくる回すかもしれません(笑)
あくまでも「友達と遊ぶ」というスタンスで
リラックスした時間を共有します。
実はもっと難しいのは
友達の友達をどうするか
という問題なのですが、
それは追い追い考えていこうと思います。
仮に「50%オフ」にしたところで
1人とか2人で、15,000円は
庶民にとってはちょっと高いものね。
友達の友達の場合は、
無料で観光の相談に乗って、
あとは、タイミングが合えば、
都内で一緒に食事をするとか
そんな感じかしらねぇ…。
そうそう、月に1回、
ボランティアガイドをしようと
思っています。
(※暑いので7~9月を除く)
なので、友達の友達には
それを利用してもらえば
いいかもしれませんね。
業界の適正価格を維持しつつ、
庶民のお財布にも優しい、
そんなフレキシブルな通訳案内士を
目指していきたいと思います!
先日、通訳案内士として情報を発信する
Picturesque Japanという
ホームページを作りました!
http://pict-japan.com/
picturesque 〔形容詞〕
絵のように美しい
心地良い、魅力あふれる
生き生きした、目に浮かぶような
ツアー中、写真を撮るサービスも提供するので
pictureという単語のニュアンスも含めています。
庶民から富裕層まで、
それぞれに合った形で
みんなをハッピーにできるガイドに
なりたいなぁ。
<参考情報>
今回、ホームページ作成にあたり、
中津山経営コンサルティングの
中津山先生のお力をお借りしました。
https://www.nakatsuyama.biz/
個人の技術レベルに合ったサイト構築方法を
提案してくださいますし、
市や県などの中小企業支援制度を利用して
アドバイスを受ける方法なども
丁寧に教えてくださいます。
通訳案内士の方も、それ以外の業種の方も、
ホームページ制作を検討中でしたら
ぜひ、問い合わせをしてみてくださいね。