皆さま、こんにちは。ねこです。
英会話学校がお休みで、
ずっとパソコンに向かっているので、
体を動かすことの大切さを痛感しています。
ヒトとしてきちんと機能するためには、
ちゃんとストレッチをしたり、
歩いたり走ったりすることって、すごく重要なんですね。
昨日、ジムでアクアビクスに参加したら、
そのあと、かなり翻訳が捗りました。^^
村上春樹氏がせっせとジョギングする気持ちが
ちょっとわかったような気がします。
さて、今日取りあげる単語は"close"。
とても簡単な基本単語のようですが、
実は、こいつ、結構なクセモノです。
まず、発音はどうでしょう?
「クローズ」?
そうですね、動詞「閉じる」「閉める」ならそんな感じですが、
より英語らしく言うなら「クロウズ」になります。
「オウ」の発音が大事です。
Please close the door.(ドアを閉めてください)
The shop was closed.(店は閉まっていました)
でも、濁らない音で「クロウス」と発音されることもあります。
それは、形容詞で「近い」「親密な」「惜しい」など意味で
使われる場合です。
Which station is closer?(どっちの駅が近い?)
It's nice to have someone close to you.(親しい人がいてくれると助かる)
Oh, your answer was so close!(ああ、その答え、惜しいっ!)
そういれば、"Close To You"という
ステキな名曲もありますね。
あれも「クロウス・トゥー・ユウ」です。
さて、もう1つ、この単語について、
日本人が間違えてしまうことがあります。
それは、お店などの「営業中」「閉店しました」のサイン。
こちらは英語圏のサインです。
そして、こちらが日本でありがちなもの。
違いに気づきましたか?
"open"という単語には、動詞の「開ける」と
形容詞の「開いている」の両方の意味があります。
なので、"open"というサインはOKです。
でも、"close"には「閉じる」という意味はあっても、
「閉まっている」という意味はありません。
つまり、過去分詞"のclosed"にしないと、
「閉店中」の意味にはならないのです。
まあ、営業中ではなさそうなお店のドアに
"close"というサインが出ていれば、
ネイティブも「ああ、閉店中ね」と思うでしょうけど、
でも、語尾に"d"が付いていないのは、
まさに"close"「惜しいっ!!」ってとこですかね(笑)。