今朝の読売新聞1面に、
「英語授業は小3から、5年生から正式教科に」
というニュースが出ていました。
う~ん、どうなんだろ?
う~~ん、どうなんだろ?
う~~~ん…と、新聞をしばらく眺め、しばし思案。
とりあえず、言語学的観点から言えば、
少しでも早い段階で外国語を習得するというのは
非常に効果的ではあります。
こういった一連の動きで、
「日本人の英語力アップ」につながるかは、
本当に、やり方次第なんでしょうね。
実は「うちの子、英語がほんとダメで、
どうしたらいいのかしら?」という相談を
受けることがあります。
う~ん…。
実は、この相談に対する答えが、
いまだに見つかっていません。
ただ、いつも思うのは、
大事なことは教え方というよりも、
興味を持たせることだということ。
例えば、大好きなアイドル歌手が海外公演をし、
そのことが外国の新聞に掲載されたとしたら、
一生懸命、辞書を引きながらでも、
その内容を理解したい!という気持ちに
なるんじゃないかなと思ったり…。
(そういうのは、中学生とか高校生ぐらいかな。
でも、英語だった時点で投げ出しちゃう?)
あるいは、運良くご近所に
カッコいい外国人ファミリーが引っ越してきて、
どうしても仲良くなりたいから、
ちょっとずつ単語を覚えてコミュニケーションしていくとか。
う~ん、理想論ですかねぇ…。
でも、勉強でも仕事でも、
すべてに共通することだけれど、
人を動かすには、できるだけ
内側に働きかけたいものだなと、よく感じます。
先日、英会話学校に新しい生徒さんがやってきました。
「これまで、とにかく英語に挫折し続けてきて、
今度こそ、なんとかしたいんです」と彼女。
そう言われて、絶対になんとかしてあげたい私。
でも、彼女の苦手意識は、なかなかの筋金入りです。
そんな時こそ、内側に働きかけなくては!
なので、まずは、「先生に褒められたい」という気持ちを
持ってもらえるようにしようかなと思っています。
最初から大きな目標を持つのではなく、
小刻みに小さな目標を作り、
「よし、できた!」という達成感を味わってもらう。
それと同時に、ネット上で、
英語に触れてもらうことを
オススメしようかなと思っています。
例えば、ガーデニングが趣味だったら、
ガーデニングのサイト。
グーグルで"gardening"と検索したら、
こんなページが出てきました。
http://www.organicgardening.com/
"tea"を検索したら、リプトンのサイトが。
http://www.liptontea.com/
まずは、眺めてるだけでもいいんです。
とにかく、アルファベットに対して、
抵抗感をなくすこと。
そして、カラフルな写真を眺めながら、
これを読む人の暮らしを想像してみる。
それだけでも、英語への抵抗感は、
ちょっぴり解消できるのではないかと思います。
そして、もし、気になった単語があったら、
まずは、オンライン辞書で、
ちゃちゃっと調べちゃうのがいいでしょう。^^
weblio英和和英
http://ejje.weblio.jp/
アルク英辞郎
http://www.alc.co.jp/
ねこは、小学校5年生の時に、
初めて成田空港に行き、
そこで感じる異国の気配と謎の言葉に
すっかり魅了されました。
まあ、それで、次の日に、
おこづかいで辞書を買いに行っちゃったという
ちょっとヘンな子だったわけではありますが、
とにかく、少しでも多くの人に、
英語の魅力をお伝えできたら幸せです。
さて、今日は、その始まりの場所、
成田空港へ行ってきます♪