2013年12月13日金曜日

「腹巻き」

皆さま、こんにちは。ねこです。
今朝、新聞を見て、びっくりしました。
「中学校の英語の授業を基本的に英語で行う」
といった内容が盛り込まれた改革案が出されたそうですね。

「英語教育、小3から…文科相、改革プラン発表」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131213-OYT1T00540.htm

2020年度からの全面実施を目指すとのことですが、
う~ん…、どうなんでしょうね。
学校教育については、専門外なので、
軽率なコメントは控えようと思っていますが、
授業中、「何をしてるんだか、さっぱりわからない」という生徒さんが
出てこないことを祈るばかりです。
会話のクラスと文法のクラスを、別に作ったりすれば、
効果的な授業ができるんじゃないかしらね。


さて、そんな難しい話から一転して、今日は腹巻きのお話。
基本的に、体を温めるのは、よいことだという話をよく聞きます。
体温を上げると病気にもなりにくいのだとか。

そこで、腹巻きが大活躍!
最近では健康志向の女子向けに、
かわいい腹巻きなどもたくさん見かけます。

で、「腹巻き」って英語で何て言うんでしょう?
いくつかの辞書で調べてみたのですが、
どれもこれも、違う英単語を掲載しています。
う~ん、参っちゃいますね。

こういう場合は、その英単語をGoogleで検索し、
「画像」のページを見てみるのが一番です。

まずは、Weblioに掲載されている"stomach band"。
ひえ~~~っ!
胃の手術の写真が出てきちゃいました。
(見たくない人はクリックしないでね)

次にgoo辞書の"bellyband"。
わっ、今度は妊婦さんばっかり!!

そして、アルクの英辞郎では、"belly warmer (tie)"。
うん、これが無難な感じです。

でも、どうして、ちゃんとした定訳がないのでしょうか。
それは、おそらく、腹巻きをするという文化自体が、
他の国にはなかったということのようです。

ウィキペディアで「腹巻」を調べると、
体を温めるための「腹巻」と、
鎧(よろい)の一形式としての「腹巻」が出てきて、
体を温める方の腹巻の英語ページは、
なんと"Haramaki (clothing)"となっています。

とはいえ、"kimono"や"sushi"ほど、
浸透している単語とは思えないので、
「腹巻き」について話す時は、
とりあえず"belly warmer(お腹を温めるもの)"と
言っておけばよさそうですね。

ただし、本命の彼女以外の女性のことを、
"belly warmer"と呼ぶと、
スラング辞書のUrban Dictionaryに載っていたので、
文脈には気をつけて使ってください。(^^;

冷え込んできました。
皆さま、暖かくしてお過ごしくださいませ。