空港の到着ロビーに行くたびに
思い出す映画があります。
「ラブ・アクチュアリー」(2003年)
監督:リチャード・カーティス
まずは、冒頭のシーンをご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=bAD2_MVMUlE
実際のセリフと字幕はこんな感じです。
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Whenever I get gloomy with the state of the world,
I think about the arrivals gate at Heathrow airport.
世の中に嫌気がさしたら
ヒースロー空港の到着ゲートへ
General opinion makes out that we live in a world of hatred and greed
but I don't see that.
人は言う
“現代は憎しみと欲だけ”と
そうだろうか?
Seems to me that love is everywhere.
Often it's not particularly dignified or newsworthy
but it's always there.
ここには“愛”の光景がある
崇高な“愛”ではなく
ニュース性もない
Fathers and sons, mothers and daughters,
husbands and wives,
boyfriends, girlfriends, old friends.
父と子 母と子
夫と妻 恋人同士
懐かしい友人
When the planes hit the Twin Towers,
none of the phone calls from people on board were messages of hate or revenge,
they were all messages of love.
“9月11日”の犠牲者が
あの時 かけた電話も―
“憎しみ”や“復讐”ではなく
“愛”のメッセージだった
If you look for it, I've got a sneaky feeling you'll find that
love actually is all around.
見渡すと 実際のところ
この世には―
愛が満ちあふれている
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ん~、何とも心に沁みますね。
ねこは今、某空港の到着ロビーで、
出迎えの人々を眺めています。
到着した人が、待ってくれている人を
見つけたときの表情っていうのは
本当に最高です。
すごく笑ってしまったのは、
外国人の中年のおじさんが、
自分の名前の紙を持ったタクシーの運転手さんを
見つけた瞬間に、満面の笑みになったこと。
初めての日本で、すごく不安だったのかしら。
あまりの素敵な笑顔に、
タクシーの運転手さんも
まるで恋人でも出迎えるような顔に
なっていました(笑)
ところで、「ラブ・アクチュアリー」の監督は、
「Mr.ビーン」(テレビと映画)
「フォー・ウェディング」
「ノッティングヒルの恋人」
「ブリジット・ジョーンズの日記」
などの脚本も書いています。
ちょっと最近、心が疲れてるなという人、
ぜひ、リチャード・カーティスの
愛が溢れる作品に触れてみてくださいね。
あっ、「Mr.ビーン」は
ちょっと異色のコメディですが(笑)
ちなみに、脚本の全文は、
こちらのサイトで見られます。
http://www.springfieldspringfield.co.uk/movie_script.php?movie=love-actually
<今日のおまけ>
今日撮影したわけではありませんが、
これまでに撮った飛行機コレクションです。
そして、とっておきの2枚!!
2012年の年末、アトランタで
着陸後にコックピットに
入れてもらっちゃいました♪
さあ、次はどこに行こう?
なんかイタリアが呼んでるんだけど。