2016年7月22日金曜日

携帯用神社!?

皆さま、こんにちは。ねこです。
夏祭りの季節ですね。


御神輿【おみこし】」って、
英語で何て呼ぶと思いますか?

いくつか表現はあるようですが、
今、世の中で最も使われている言葉が
portable shrineです。

portable
携帯用の、運搬できる、ポータブルな

shrine
祭壇、神殿、神社

う~む…。
「携帯用神社」ねぇ。
まあ、間違いではないけれど、
何だか神々しさが、
3割引ぐらいになってる感じ(笑)

mikoshiという言葉が、
kimonosushiと同じように
日本語のまま有名になるといいなぁと
思ってみたり。

NHKのゴガクルで、
「神輿」をチェックしてみたところ…
「トラッドジャパン」の例文が
いくつか出てきました。

The focal point of the festival is this mikoshi portable shrine, which is brought out from the main shrine building and paraded through the city streets.
(祭りの見ものは、神の御霊を乗せて移動させる乗り物であるこの神輿です。神社の本殿から出てきて、町を練り歩きます)

mikoshiと言ってから、portable shrineという
説明を補足しています。

「トラッドジャパン」の例文は、
こんなふうに続いていきます。

This is where the deity resides during festivals, so it's the most important component of the mikoshi.
(祭りの間、この場所(=神輿の胴)に神がいるとされており、神輿の構成要素の中で最も重要な部分です)

一旦、説明したあとは、portable shrineではなく
mikoshiという表現だけを使っているのが
いいですね。
こんなふうに、スラスラと説明できたら、
神々しさも3割引にはならないかも。

ちなみに、「鳳凰」は、phoenix【フェニックス】。
これはカッコいいから、
英語のままでもいっか(笑)